ドイツ・ブンデスリーガ

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「清武も長谷部も自分の仕事をこなす」ドイツ・ブンデスリーガ第27節 ヴォルフスブルク-ニュルンベルク

シーズン途中でいきなりヴォルフスブルクへと移籍してしまったヘッキング監督に対する、復讐戦という格好になった試合は、ホームのヴォルフスブルクが前半に2点をリードするものの、後半を守りきれず同点に追いつかれてのドローに終わった。 ニュルンベルクは、3-0で勝利したシャルケ戦の後半そのままの布陣、つまり1トップにエスヴァインを置いて、清武とフォイルナーをインサイドハーフに並べた4-1-4-1というカウン […]

「調子に乗れない同士の調子が出ない試合」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 フランクフルト-シュツットガルト

かたやリーグ戦5試合未勝利、かたや公式戦4連敗中という不調同士の対戦は、アウェイのシュツットガルトが連敗を止める勝利を手にしたが、どちらも最近の成績を反映してパッとしない内容だったと言える。 なかなか試合で勝てないとなると、選手やフォーメーションをいじってしまいたくなるのは世界共通の現象で、フランクフルトは乾とアイグナーの2トップにマイヤーがトップ下に入るという、0トップに近い4-3-1-2。これ […]

「これで満足してはそれまでよ」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 ニュルンベルク-シャルケ

しぶとく勝ち点を拾う試合を続けて、気がついてみればヨーロッパリーグが手に届きそうなところまで来ているニュルンベルク。この試合も、大黒柱のフンテラールを失ってチャンピオンズリーグを落としたシャルケを3-0で破り、7試合負けなしの2連勝を飾った。 前半のニュルンベルクは、シモンズをアンカーに置いて、前目のセンターにフォイルナーと清武、2列目のワイドにエスヴァインとチャンドラーを配した4-1-4-1で臨 […]

「やっとこさ理解者が見つかったか?」ドイツ・ブンデスリーガ第25節 アウグスブルク-ニュルンベルク

後ろからのビルドアップとパスワークがさっぱりダメで、攻撃はひたすら頭で競るだけが能の電柱に向かってロングボールを蹴るだけ、たまたまファールをゲットしたらようやく清武が画面に出てきてFKを蹴る、という悲惨なイメージしか無いニュルンベルクなのだが、いつの間にやら降格圏を抜け出し、残留争いのライバルであるアウグスブルクにアウェイで勝つのだからサッカーとは不思議なものである。 まあ、一応守備はシーズン当初 […]

「ルールダービーで2アシスト!」ドイツ・ブンデスリーガ第25節 シャルケ-ドルトムント

二度の肉離れからようやく復帰、しかもドルトムント相手のルールダービーという事でプレイの出来が心配された内田だったが、何とシャルケの全得点に絡む2アシストを決めるMOM級の働きという素晴らしい結果を叩きだした。 CLシャフタール戦をこなして疲労が見えるドルトムントに対し、シャルケはフンテラールら前線にボールが入ると各選手が思い切って攻め上がり、縦へとつなぐパスワークで前半を圧倒。内田も持ち前のフィー […]

「耐えても出口はあるのかどうか」ドイツ・ブンデスリーガ第24節 ニュルンベルク-フライブルク

今節のニュルンベルクは、チャンピオンズリーグ予備選枠を視野に捉えた5位にまで躍進を続けているフライブルクが相手のホーム戦だったが、フライブルクの守備力に圧倒されつつも何とか勝ち点1をタナボタでいただいた、という実にしょっぱい試合だった。 フライブルクの守備は4-4-2の3ラインを極めてコンパクトにして、相手の選手にコンマ1秒たりともフリーにさせない絶え間ないプレッシャーをかけ続けるというもので、ビ […]

「香川と比べると酷だけど・・・」ドイツ・ブンデスリーガ第24節 フランクフルト-ボルシアMG

今朝はマンUがレアルに敗退したニュースで日本サッカー界は持ちきりだけど、香川は出ないだろうと思っていたので昨晩はフランクフルトの試合を録画観戦。 ここまで3試合連続の無得点試合を続けているフランクフルトは、ホームのボルシアMG相手の試合でもやはり得点を決められず0-1で敗戦というしょっぱい結果となったが、この試合はフランクフルト攻撃陣の不甲斐なさよりもボルシアMGの守備を褒めるべきだろう。 ボルシ […]

「これぞ心を整える」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 マインツ-ヴォルフスブルク

今日と明日は大人の遠足に行くので、長谷部のプレイについての雑感のみで。 事もあろうにGKベナーリオが最前線にいる相手のFWにパスしてしまうという、前半5分の超絶ボーンヘッドで不幸な先制点を許してしまったヴォルフスブルクだが、その後はアウェイにも関わらずほとんどチームは慌てず、1点を取って追いついた後は終始試合をコントロールして勝ち点1を確保した。 その中でも長谷部の落ち着きは群を抜いており、右SB […]

「日本人対決は酒井高徳の勝ち?」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 シュツットガルト-ニュルンベルク

ブンデスリーガ史上初となる日本人選手4人同時出場の可能性があった試合だったが、金崎は先発だったものの前半のみで退き、岡崎は74分からの出場だったために夢はかなわなかった。おまけに、試合内容もかなりショボショボでの1-1ドローと、ちょっと残念な試合になってしまった。 初先発となった金崎については、まず対面が同じ日本人の酒井高徳だったのが不運だった。ドイツ人DFの場合は、比較的間合いを詰めて1対1で抑 […]

「合格点だった酒井と金崎」ドイツ・ブンデスリーガ第22節 ニュルンベルク-ハノーファー96

今や日本人が3人出場という試合が珍しくも何とも無くなったブンデスリーガだが、この試合では金崎がブンデスリーガデビューを果たし、酒井宏樹もフル出場という意義のある試合であった。 ただ、内容的にはあまりどちらも感心できないものであって、両チームともにしっかりとパスがつながらずにミスが多く、ハノーファーの先制点はDFが揃っていながらもマークに誰も行けずど真ん中から破られてしまったものだし、清武は代表から […]

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