戯言2013

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ピンチの香川が取るべき進路とは?

昨日はサッカー観戦はお休みで、自転車のジロ・デ・ロンバルディアを見ておりました。 自転車レース界は、ランス・アームストロングを始めとするドーピングスキャンダルで揺れ続けておりましたが、そのランスのドーピング陽性反応をもみ消すなど利権がらみで数々の疑惑が持たれている、国際自転車競技連合UCIのマックエイドがようやく会長選挙で敗れ、これでやっと再スタートとなった事でホッとしてます。新会長のクックソン氏 […]

日本人選手のポジショニングは何故悪いのか

ACLで柏が広州恒大に1-4で負けた試合の後に、日本人選手はもっと個人守備能力を上げなければならない、という内容のツイートをして、その中でも特にポジショニングが問題であることを書きました。その事について、何がどう問題なのかをこちらのほうで改めて整理して書いてみます。 まず第1は、ゾーンプレスの創始者であるアリーゴ・サッキが語っているように、欧州の選手には常識であっても、日本人選手には基本的な守備戦 […]

2020年東京オリンピックの開催決定

福島原発の汚染水漏れが発覚し、外国のメディアからのツッコミが殺到するなど形勢悪化が伝えられていた東京五輪の招致活動ですが、結局は最終投票では60対36という意外な大差で開催を勝ち取りました。 個人的には、どこで五輪が開かれようがあまり興味が無いのですが(笑)、今年に限って言えば、招致失敗で株価下落>景気後退で消費税増税先延ばし>日本の信用が悪化して国債・株価暴落という流れになるのは困るので、まずは […]

スペインの勝負強さはいつ培われたか

昨日、スペイン対ナイジェリアについての戦評を書いたのですが、その後お久しぶりのZEROさんから極めて丁寧なスペインの勝負強さについての解説をいただきましたので、転載させていただきます。 スペインについてはサポーターである私の方が多少は背景知識があるかと思いましてご連絡差し上げます。 ガゼッタ様がご指摘されている勝負強さですが、スペインが今までずっとそうだったかのようにマスメディアで、あろうことか解 […]

イタリアと日本の友好のために

今日2度目のエントリーですが、久々に(?)とある読者の方から良いご指摘をいただいたので、この場で回答させていただきます。 お聞きしたいのですが、6/20の記事ではカウンターサッカーにするべきと書いてあるのに、6/21ではそのことについては言及していませんが、今後日本はカウンター+パスサッカーの二つを極めてW杯で戦うのが良いということですか? 本当は、得意とするサッカースタイルを2つ以上持つのが強国 […]

2012-2013シーズン海外組通信簿 オランダ・ロシア編

チャンピオンズリーグ決勝のレポートはとりあえず後回しにして、まずはこっちを終わらせることにする。   本田圭佑 60点 半月板損傷の怪我に泣かされた昨シーズンを経て、今期は前半戦だけで7ゴールを挙げるなど文字通りのCSKAモスクワの大黒柱として優勝の立役者になったが、後半戦は足首の怪我からインフルエンザの後遺症(?)などと言われた謎の体調不良でほとんど試合への出場ができずに終わった。 CSKAとの […]

2012-2013シーズン海外組通信簿 ドイツ編その2

先週末はイベントごとが重なり、夜はガッツリ寝落ちしてしまってサッカーを見ておりません。なので、通信簿の続きをやります。   岡崎慎司 40点 昨シーズンはリーグで7得点を挙げ、今期は飛躍が期待されたにも関わらずリーグ1得点という残念な結果に。 怪我の影響もあって出場機会が少なく、動き出しにパスを合わせてくれる選手がいないと持ち味が半減する岡崎にとっては負のスパイラルに嵌ってしまったと言えるが、それ […]

2012-2013シーズン海外組通信簿 ドイツ編その1

海外組通信簿第2弾はドイツ組~。人数が多いので2回に分けて。   内田篤人 60点 扁桃腺炎、2度の肉離れといったアクシデントで戦列から離れがちで、今期はコンスタントに力を発揮できなかった。チーム自体もエースのフンテラールやクラックのファルファンを欠く試合が多くて中盤に失速。ケラー監督に代わってからは持ち直し、内田もようやく本調子に戻って何とかCL出場権をゲット。終わり良ければ・・・に尽きるシーズ […]

2012-2013シーズン海外組通信簿 イングランド、イタリア編

もう欧州のシーズンもほぼ終了という事で、ちょっと今期の海外組についての採点と簡単な総括を書いてみる事にする。点数は日本式に100点満点で(笑)。   香川真司 60点 ドルトムントでの活躍ぶりから日本のファンの期待を一身に集めてのマンU移籍だったが、怪我やファギーの気まぐれフォーメーションとターンオーバーの影響で得点は6に留まり、その真価を最大限に発揮するところまでには至らず。 ただ、怪我の功名で […]

日本のセットプレイの弱さは欧州組のせい?

ちょっと小ネタ的な更新ですが、日本のセットプレイに対する弱さについて。 ザックは、ヨルダン戦の後に「CKさえ与えてはいけないのか」と語っていましたが、その失点シーンに限らず以前から相手の選手にボールを先に触られる場面が多くて、全くセットプレイ対策が進んでいる様子がありません。これでは本大会が思いやられてしまいます。 確かに日本選手はアングロサクソン系やゲルマン系の人たちに比べると身長は低いですが、 […]