自転車

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「何と意外なバルベルデの初優勝、そしてジュニアではベルギーの超新星が!」自転車世界選手権2018 男子エリートロード

昨日、一昨日と所要で京都や大阪を駆けずり回り、帰った時にはヘトヘトだったので、見るのに2時間かかるチャンピオンズリーグの試合は諦め、今年はスカパーでやってくれていた自転車ロード世界選手権の録画を見ることにした。 今年はオーストリアのインスブルック周辺がコースになっていて、最大勾配10%のイグルスの丘を含む周回コースを7週、最後は「ヘッレ(地獄)」と呼ばれる最大28%という、人がまともに立ってられな […]

「イギリス国旗がはためく中、勝者ゲラント・トーマスはウェールズ国旗に身を包んだ」ツール・ド・フランス2018 第21ステージ

今年は序盤がワールドカップと重なったせいか、あまり長さを感じずに最終日まで来てしまった感があるツール・ド・フランス。 いつものように、シャンゼリゼ周回コースに入るまでは全編パレードラン状態で、例年だと結構もったいぶってから始まる、マイヨ・ジョーヌチームが走っている選手に振る舞うシャンパンもスタートからすぐに行われ、総合優勝を決めたゲラント・トーマスはあっという間に飲み干してしまい、カメラマンが集ま […]

「”遅れない男”ゲラント・トーマス優勝を決め、フルームは意地の表彰台」ツール・ド・フランス2018 第20ステージ

パリ・シャンゼリゼでゴールする今日の最終ステージは、総合争いは行わないという不文律があるため、この第20ステージの個人タイムトライアルが事実上の最終決戦。 距離は31kmと短いながらバスク地方特有のアップダウンがあるコース設定だったが、レース自体にそれほど大きな波乱は生まれなかった。 序盤にヘップバーンが44分強という好タイムを叩き出して長くトップの座をキープしていたが、徐々に濡れたコースが乾き始 […]

「元スキージャンパーはピレネーの下りでもジャンプする」ツール・ド・フランス2018 第19ステージ

第20ステージが個人タイムトライアルであるため、チームとして戦える最後の決戦となった第19ステージは、ピレネー山脈伝統の峠がすし詰めで、1級山岳のアスパン、超級山岳のトゥールマレー、2級のボルデレ峠を超えてすぐ超級のオービスク、そこから20kmの下りをこなしてのゴールというスーパーハードなコース。 いつものように、スタートから山岳賞のアラフィリップ、デヘント、アダム・イェーツ、モレマなど18人の逃 […]

「とうとうクリス・フルームがエースの座から滑り落ちる」ツール・ド・フランス2018 第17ステージ

たったの65kmという短いコースの中に、1級山岳が2つ、そして最後は超級山岳サン=ラリー=スラン峠の頂上ゴールが待ち受ける異例のコース設定となった第17ステージ。 しかもスタートはMotoGPのように総合1位の選手からグリッドに並んで一斉スタートという初めて見る光景だったが、これは案の定企画倒れで、すぐにいつもどおりに逃げを図る選手が前に出るおなじみの形になってしまったけどね(笑)。 スタート直後 […]

「ショッキングな崖下転落はあったが、嵐の前の静けさとなった3日間」ツール・ド・フランス2018 第15・16ステージ

月曜の休息日を挟んだ、第15・16ステージは中央山塊とピレネー山脈という違いはあるものの、どちらも1級山岳を登ってからの下りゴールステージ。 第15ステージは、予想通り逃げが序盤から活発に動き、スタートから40km地点でようやく落ち着きサガンやヴァンアーヴェルマートを含んだ28人ほどの逃げ集団が決まり、そこからメイン集団とは10分以上の差がついてステージ優勝は逃げ集団の中から決まる事が濃厚に。 残 […]

「盤石のように見えるチームスカイにわずかなヒビ?」ツール・ド・フランス2018 第14ステージ

ラスト1.5kmが平坦とは言え、最後に平均勾配10%を超える2級峠、クロワヌーヴが控える勝負どころの第14ステージ。 序盤は強風による集団の中切れで、有力候補が後ろに取り残されたりしたが途中でまとまり、そんな混乱の中で総勢32人もの逃げが決まってしまう。その中で最も総合成績が良い選手がトップとは40分近い差があるため、メイン集団は完全に逃げを容認、最大20分もの差がついてステージ優勝は逃げ集団の中 […]

「フランスのデマールへの運営アシストも残念な結果に」ツール・ド・フランス2018 第13ステージ

ラルプ・デュエズ頂上ゴールを含む超級山岳3連発の翌日は、麓のブールドワザンからヴァランスまで、次の山場である中央山塊への繋ぎとなる平坦ステージ、 当然、総合争いをしているチームは休息日で、ルーラーと呼ばれる逃げが得意な選手と、スプリンターを含むチームとの争いになった。 今回の逃げ集団は、いつものトーマス・デヘントとシェアー、スクーリー、クレイスの4人で、一時は3分以上の差を付けるも、ピュアスプリン […]

「またもライバルの敵失で高笑いのチームスカイ、しかしイノー対レモンのチーム内確執が勃発?」ツール・ド・フランス第12ステージ

マドレーヌ、クロワドフェール、そしてラストのラルプ・デュエズとアルプスの超級山岳3連発、総登坂距離が5kmにも及ぶ過酷な第12ステージ。 序盤からアタックが繰り返された後、山岳賞を狙うアラフィリップとバルギルのフランス人クライマー、バルベルデを含む集団が逃げに成功。しかしその中に総合6位のクライスヴァイクが入っていたため、メイン集団もハイペースを続けたため、ガビリア、グライペル、フルーネウェーヘン […]

「今年もチームスカイの牙城は1mmも揺るがず」ツール・ド・フランス第10・11ステージ

さていよいよアルプスの山岳ステージへと突入した今年のツール・ド・フランス。 まず第10ステージは、中盤で超級山岳プラトー・デ・グリエールを超え、最後はロム峠、コロンビエール峠というツールでおなじみの1級山岳を連続で超えた後に下りきってのゴールというステージ。 翌日と明後日に頂上ゴールを控えているとあってか、総合争いでは大きな動きは無かったものの、10人ほどの逃げ集団の中に入ったフランスのアラ・フィ […]

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