アジア・チャンピオンズリーグ

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Jリーグの選手とファンは、アジアで勝ちたいと心から思っているのだろうか?

昨日行われたACLの開幕戦。昨シーズンは3冠を達成したガンバ大阪は、中国スーパーリーグ3位の広州富力にホームで0-2の敗戦といつもながらの残念な結果になってしまいました。 その試合結果を受けて、TwitterでつらつらとACLで日本が勝てない理由について書いたところ、思ったよりも長くなって反響もいただいたので、ブログのほうにまとめてみました。 Jリーグ勢のスロースターターぶりはここ最近の定番になっ […]

「順調な広島と、苦しいセレッソ&川崎の違いとは」ACLベスト16第1レグ サンフレッチェ広島-ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ

セレッソと川崎が、ホームでの第1レグで敗れてしまうという極めて苦しい立場に立たされてしまったACLのベスト16。その中でサンフレッチェ広島だけがウェスタン・シドニーとの試合を3-1で勝利し、順調なスタートを見せた。 その運命を分けた最も大きなポイントは、まずはオージー勢の日本アウェイでの戦い方にあるのではないかと思っている。 ウェスタン・シドニーは、前半のほとんどの時間帯は自陣で深めの守備を引き、 […]

「ポポヴィッチ監督のバンザイアタック」ACLベスト16第1レグ セレッソ大阪-広州恒大

広州恒大は非常に強い相手ながら、セレッソは戦い方次第では何とかなるんじゃないかと思っていたんだけど、別の意味でポポヴィッチ監督を侮っていたよね・・・ 広州の規格外3トップに対しては3バックがビッチリマンマークに付き、WBがサイドのオーバーラップを常時ケアし、3バックのカバーと中盤の攻撃参加をカチャルと山口がフォローしつつ、フォルランと柿谷、山口のカウンターで少ないチャンスをものにするものだと思って […]

「何故こういうサッカーを最初からセレッソは出来ないのか」ACLグループE 山東魯能-セレッソ大阪

昨日書いた川崎の試合についてのエントリーと題名が似ているのは意図的なのだが(笑)、そう韻を踏んで強調したくなってしまうほど、今までのサッカーは何だったのかと思ってしまうセレッソの豹変ぶりだった。 この試合では、前節の浦項戦で南野が退場した際に執拗な抗議をしたポポヴィッチ監督も出場停止になったため、ヘッドコーチのグルイッチが監督代行をしていたのだが、その事情もあってなのかセレッソはこの山東戦では3バ […]

「何故こういう試合を最初からJリーグ勢が出来ないのか」ACLグループH 川崎フロンターレ-蔚山現代

昨日、一昨日と行われたACLグループステージの最終節で、Jリーグ勢は横浜Fマリノスを除いた3チームが勝利してグループリーグを2位で突破するという、何とも心臓に悪い形での結果となった。 それにしてもJリーグ勢は毎度毎度のスロースターターぶりで、前半戦の3試合で五分より高い成績を残していたのが川崎フロンターレのみで、横浜に至っては勝ち点1しか挙げられず、結局その前半での不振が響いたと言うか、よく最後は […]

「アジアで勝つためには広島に何が足りないのか」ACLグループF 北京国安-サンフレッチェ広島

昨日、横浜Fマリノスの戦評のついでに、Jクラブがアジアで勝つ方法についてちょっと書いてみたんだけど、それを書きながら「セレッソがやってるサッカーはこの真逆だなあ」と苦笑していたので、セレッソが浦項に負けた事は想定通りだった(笑)。つーか、Jですらあのチームインテンシティの低さではどうにもならないよね・・・ そしてもう一方の広島も北京アウェイで大苦戦。ゲロンやウタカといった屈強なFWを揃える北京が、 […]

「Jリーグ仕様からアジア仕様への転換が当たったFマリノス」ACLグループG 横浜Fマリノス-全北現代

グループリーグの出遅れによって敗退の崖っぷちに立たされていた横浜Fマリノスと、2位の全北現代との試合は、ホームのFマリノスが早々に全北の猛攻を受けてミスから先制点を奪われてしまうものの、後半にゴールの隅に吸い込まれた齋藤の無回転スーパーミドルシュートで同点に追いつくと、その直後にも相手DFの処理ミスを拾った齋藤がドッピエッタ、残り時間を何とか耐え忍んで2-1の勝利を飾った。 前半の横浜は、これぞア […]

「風間監督とグアルディオラの共通点」ACLグループH 川崎フロンターレ-ウエスタン・シドニー・ワンダラーズ

小野伸二擁するウエスタン・シドニー・ワンダラーズのホームで対戦した前節の試合では、0-1と敗戦してグループリーグ敗退の崖っぷちに立たされた川崎フロンターレ。 この試合でもボールを支配しながら前半の24分に小野のCKから先制点を奪われ、その後も攻めても攻めても得点にはつながらずに悪いムードが漂ったのだが、74分に大黒柱中村憲剛のクロスが相手に当たって同点に追いつくと、試合終了間際に大島のミドルシュー […]

「本田圭佑2世が登場?」ACLグループF サンフレッチェ広島-FCソウル

セレッソに続いて、日本勢で今節を勝利で飾ることが出来たのはサンフレッチェ広島。相手の自滅で勝った意味合いが大きかったセレッソに比べると、広島は堂々と正攻法での勝利と言え、今後のACLを戦う上で自信になる試合だったのではないかと思う。 ただ、広島にとって少しラッキーだったのは、あのチェ・ヨンス監督が率いるソウルのサッカーが、韓国らしくなくあくまでパスを丁寧につないで来るスタイルだった事。こういう攻撃 […]

「フォルラン日本初得点&大勝でも不安は残る」ACLグループE セレッソ大阪-ブリーラム・ユナイテッド

試合終了間際に、フォルランが一度は空振りをしたものの角度のないところから自身の日本初得点、この試合でチーム4点目のゴールを決めるという、サポーターにとっては祝賀会のような時間になったわけだが、これでようやくセレッソも波に乗っていけるとはまた言い切れないなと感じた。 ブリーラムはセレッソが負けた山東魯能にアウェイで引き分けており、セレッソホームとはいえ侮れない相手だと思われたのだが、何故か長居ではナ […]

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