アジア・チャンピオンズリーグ

3/6ページ

「レスター・シティのメンバーでバイエルンを作ろうと言う矛盾」ACL グループE ビンズオン-FC東京

前節で全北現代に0-3と惨敗し、公式戦でも5試合勝ち無しと調子が出ていないFC東京。 グループ突破には勝ちが必要な最終節は、既に敗退が決まっているビンズオンとは言え、気温35度の灼熱地獄で非常に苦しい試合になった。 試合は序盤から互いに攻め合ってチャンスを作る展開で始まるが、先手を取ったのはFC東京で、前半21分に水沼のボールキープから橋本拳人がオーバーラップすると、スルーパスを橋本が上手く折り返 […]

「欧州のクラブに比べて、今の浦和にあるものと足りないもの」ACLグループH シドニーFC-浦和レッズ

グループステージ第4節では、遠藤と宇佐美が絶不調のガンバを除けば、それなりに日本勢は復調して来たかと思われたのだが、広島は浅野と佐々木の離脱でターンオーバーに落差が生じて山東魯能に敗れ、未勝利のガンバとともにグループステージ敗退、2位だったFC東京も首位の全北に無謀な”アクションサッカー”を挑んで玉砕と、日本勢にとっては残念な結果になってしまった。 その中で、浦和だけは無得点ながらも首位のシドニー […]

「城福監督を黙らせておけばFC東京は強かったりする?」ACLグループE 江蘇蘇寧 -FC東京

昨日は広州恒大、今回は江蘇蘇寧というスター選手を”爆買い”したチームの試合を見てみたわけだが、それで間違いなく確信したのは、彼らが獲得したスター選手が必ずしもチームの実力底上げには繋がっていないという点である。 江蘇蘇寧はブラジル代表のジョー、ラミレス、テイシェイラをトータルで約100億円をかけてお買い上げ、このFC東京戦でも当然彼らが先発で出場したわけだが、特に試合の前半は彼らが完全にチームの足 […]

「きっとハリルホジッチは、何でこういう試合が最初から出来ないのかと思っているはず」ACLグループH 浦和レッズ-広州恒大

未だ勝ち無しで勝ち点2の最下位に沈む前年王者の広州恒大と、勝ち点4で3位につける浦和レッズというグループリーグ生き残りがかかった大一番は、ホームの浦和が武藤が決めたゴールを守りきって勝利、勝ち点7の2位に浮上した。 浦和のフォーメーションは、いつもどおりの3-4-2-1で、1トップにはズラタン、シャドーに武藤と梅崎、中盤が宇賀神、阿部、柏木、関根、DFが槙野、遠藤、森脇、GKが西川というラインアッ […]

「不運なPKから起死回生の同点ゴールは嬉しかったが・・・」ACL グループH 広州恒大-浦和レッズ

前半早々に広州恒大から2失点を食らってしまい、このままあっさり浦和は大敗してしまうのかと思ったが、前半の30分に相手GKのパンチングミスを武藤が押し込んで1点差に迫ると、試合終了間際にズラタンの落としを興梠が叩き込んで劇的な同点劇で終わったこの試合。 確かに世界ナンバーワンの金満クラブである広州恒大から、アウェイで勝ち点1をもぎ取ったという点では殊勲と呼べる結果ではあるが、あまりに残念な失点の仕方 […]

「日本勢と同様に、オーストラリア勢もなかなか学習できないもんだね」ACLグループH 浦和レッズ-シドニーFC

火曜はJリーグ勢が共に負けてしまったACLだが、水曜に行われた試合では浦和がホームでシドニーに2-0と勝利し、ガンバはアウェイで水原三星にスコアレスドローとまずまずな結果となった。と言う訳で、せっかくなので勝ち試合になった浦和対シドニーのカードを見てみた。 昨日のFC東京対全北現代の試合を見ても分かる通り、相変わらずJリーグ勢は中韓勢のゴリ押しフィジカルサッカーに対して脆く、プレスと競り合いで圧倒 […]

「この大勝はフィッカデンティ監督の遺産なのか?」ACLプレーオフ FC東京-チョンブリFC

ACL本戦への日本の出場枠は2014年から3.5になっており、広島と浦和、ガンバ大阪はストレートインだが、序列4番目のFC東京はプレーオフを戦う必要があり、タイのチョンブリFCとの試合が昨日行われた。 チョンブリは昨シーズンにも柏レイソルとプレーオフを戦っており、その時は延長で3-2とレイソルが辛勝したので、この試合も死闘になるかと思われたのだが、蓋を開けてみれば何と9-0という超大勝でFC東京が […]

「老獪に見えるフェリッポンのプランには隙があったのだが・・・」ACL準決勝 第2レグ ガンバ大阪-広州恒大

あんまり負け試合を細かく分析はしたくないので、ごくごくあっさりと振り返ってみる(笑)。 ガンバとしては、前半はトップ下に二川を置いて中盤を増やし、前半を無失点で持ち堪えた後、相手が疲れてくる後半に宇佐美を投入するというシリア戦方式を採用、そしてその目論見通りの試合展開になったのだが、後半に訪れた数少ないチャンスに決められず、結局スコアレスドローに終わって1stレグでリードしていた広州恒大の勝ち抜け […]

「ガンバの大逆転をもたらしたのは、長谷川監督ではない陰の監督による指示のおかげ?」ACL準々決勝第2レグ ガンバ大阪-全北現代

アウェイでの第1レグを0-0のイーブンで終わり、ホームでの第2レグを迎えたガンバ。出場停止で欠場のエース宇佐美に代えて、二川を先発起用して来た。 ガンバの4-2-3-1という布陣に対して全北のフォーメーションは4-1-4-1。これは、今流行りのマッチアップのミスマッチを狙ったビルドアップ対策なのかなと思ったのだが、全北はSBこそ高めの位置にいるもののアンカーの選手は何故かビルドアップに関与せず、単 […]

「何故FCソウルはガンバに腰が引けていたのか」ACLベスト16第2レグ ガンバ大阪-FCソウル

柏と同様に、第1レグのアウェイ戦でリードして迎えたガンバホームでの第2レグ。しかし相当な苦戦となった柏とは違って、ガンバは前半のうちに2点を決めてほぼ試合を決定づけ、後半に2点を返されたものの結果的には3-2で連勝、トータルでは6-3という余裕のある勝ち抜けとなった。 そのポイントになったのはソウルの出方。柏と対戦した水原三星は、試合開始から柏に対して激しいハイプレスを仕掛け、柏を自陣に張り付けさ […]

1 3 6