UEFAチャンピオンズ・リーグ

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「サウジ戦の”アシスト”が、香川が復活するきっかけになったのかもしれない」UEFAチャンピオンズリーグ グループF ボルシア・ドルトムント-レギア・ワルシャワ

既に決勝トーナメント進出を決めているドルトムントと、逆に敗退が決定している最下位のレギア・ワルシャワという半消化試合。ドルトムントは明確にターンオーバーを敷いて来て、怪我から復帰したロイスを筆頭に、今まであまり出番が無かった香川やシャヒン、パスラックという選手を使って来た。 ドルトムントのフォーメーションは、一応はロイスの1トップに香川がトップ下に入った4-2-3-1だったのだが、攻撃時にはウイン […]

「岡崎の値千金のゴールシーンに込められた、今期のレスター不調の理由」UEFAチャンピオンズリーグ グループG レスター・シティ-クラブ・ブルージュ

プレミアリーグでは降格圏内まで勝ち点2差しかない14位に沈んでいるレスター・シティだが、チャンピオンズリーグでは絶好調でここまで無失点の勝ち点10で首位を独走、決勝トーナメントをほぼ手中にしている。 しかしホームで行われた第5節のクラブ・ブルージュ戦は、ここまで勝ち点ゼロで実質的にはヨーロッパリーグへの出場権の可能性が無くなっている相手に対し、チャンピオンズリーグ初得点となる岡崎の先制ゴールとマフ […]

「贔屓目に見なくても、岡崎のいないレスターはやはり弱くて退屈」UEFAチャンピオンズリーグ グループG コペンハーゲン-レスター

ここ2試合先発が続いている岡崎は、疲労を考慮してかチャンピオンズリーグのアウェイ・コペンハーゲン戦ではベンチスタートになったが、その試合の前半はレスターの試合の中でも最も低調な内容になってしまった。 レスターのフォーメーションは、2トップがヴァーディとムサ、2列目がシュルップ、アマーティ、ドリンクウォーター、マフレズという並びの4-4-2だったのだが、復帰直後のアマーティが明らかに本調子でなく中盤 […]

「ミラーゲームというバクチに勝ったグアルディオラ監督」UEFAチャンピオンズリーグ グループC マンチェスター・シティ-バルセロナ

チャンピオンズリーグの今節最注目カード、シティ対バルセロナ。バルセロナホームでの第3節で、0-4という衝撃的な大敗を喫したシティがどういう手段に出て来るのかが注目されたのだが、グアルディオラ監督が取った策はまさかのミラーゲームだった。 いつも通りのMSN3トップの4-3-3に対し、シティのフォーメーションは4-1-4-1で、2列目がフラット気味な以外はほぼマッチアップ。そして前方からプレスをかける […]

「日本のU-19代表ボランチ陣は、ヴァイグルの爪の垢を煎じて飲むべき」UEFAチャンピオンズリーグ グループF スポルティング・リスボン-ボルシア・ドルトムント

この試合で異例のGK2人がベンチ入りをするなど、怪我人が続出してサブメンバーすら足らず、10台の若手を試合に出さざるを得ない苦しい状況のドルトムント。今節は、勝ち点1差でグループ3位につけているスポルティング・リスボンとのアウェイ戦という厳しい試合ではあったが2-1で勝利し、決勝トーナメント進出に向けて大きな勝ち点3を獲得した。 しかし試合内容としては良くこれで勝ったなという代物ではあった。この試 […]

「レスターの試合で岡崎が起用されないのは、間違いなく戦術的な理由」UEFAチャンピオンズリーグ グループG レスター・シティ-ポルト

リーグカップのチェルシー戦で2得点を挙げながらも、まともチャンピオンズリーグで出場機会が無かった岡崎。そのポルト戦ではライバルであるスリマニが決勝ゴールを決める活躍を見せたために、さらに厳しい状況に追い込まれてしまった。 以前に、岡崎がラニエリに起用されなくなった理由として、ミドルシュートを打った事ではないかと語っていたが、やはりこの試合を見た限りではそれ以上に戦術的な理由が大きいのではないかと思 […]

「岡崎が外された理由は、ミドルシュートを打ってしまったからというのは本当か?」UEFAチャンピオンズリーグ グループG クラブ・ブルージュ-レスター・シティ

残念ながら、日本人選手が誰もピッチに立てなかったチャンピオンズリーグの第1節。他に見るべき試合が無かったので、仕方なくクラブ史上初参戦を飾ったレスター・シティとクラブ・ブルージュの試合を見てみた。 まさかのベンチ外になってしまった岡崎の代わりに2トップの一角に入ったのは新加入のスリマニ。彼がどういう役割を果たすのかに注目して見ていたのだが、一言で言ってしまえば機動力を高めたウジョアという感じ。試合 […]

「イブラヒモビッチの抜けた穴は、得点力以外の部分でも影響を及ぼしている」UEFAチャンピオンズリーグ グループA パリ・サンジェルマン-アーセナル

昨シーズンは、リーグアンの開幕から27戦無敗という無敵の快進撃を続けたパリ・サンジェルマン。しかしイブラヒモビッチが去って監督もブランからエメリに交代した今期は、リーグ戦4試合で既に1敗を喫するなど調子に乗り切れていない。そして今週から始まったチャンピオンズリーグでも、アーセナルに対してホームで1-1のドローと冴えない結果に終わってしまった。 ただ、エメリ監督のチーム作りに大きな問題があるわけでは […]

「これは手倉森監督が満面の笑みで肩を組みに来るレベル」UEFAチャンピオンズリーグ 予選プレーオフ第1レグ ヤング・ボーイズ-ボルシアMG

このプレーオフに勝ち抜けば晴れてUEFAチャンピオンズリーグの本戦へと進める大一番。久保が所属するヤング・ボーイズの相手はブンデスリーガ4位のボルシアMGで、第1レグはヤング・ボーイズのホームでの試合となった。 ヤング・ボーイズのフォーメーションは久保がセカンドトップの4-4-1-1。複数のフォーメーションを使い分けるボルシアMGは、3-1-4-2の3バックを採用、これが序盤のヤング・ボーイズに混 […]

「百戦錬磨のアトレティコさえ狂わせる、チャンピオンズリーグ決勝の魔力」UEFAチャンピオンズリーグ 決勝 レアル・マドリー-アトレティコ・マドリー

一昨年と同様に、マドリー・ダービーのカードになった今年のチャンピオンズリーグ決勝。 試合は気温27度という蒸し暑い天候の影響か、どちらも慎重な滑り出しで始まった。特に意外だったのがレアルの戦い方で、あまりラインを高くしないでアトレティコがボールを持つと、攻撃時の4-3-3からシフトして4-4-2のような形でブロックを作って待ち受け、アトレティコがサイドで基点を作ったところで素早くカゼミーロがカバー […]

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