Jリーグ

25/28ページ

「たまには攻撃的なチームが勝って欲しい」ナビスコカップ決勝 浦和レッズ-柏レイソル

けが人が出てベストメンバーが組めない柏に対して、ほぼ万全の状態で臨める浦和が有利と見られていたナビスコカップ決勝は、浦和がボールポゼッション69%と圧倒的にボールを保持するも、前半ロスタイムの失点のみで負けてしまうという結果に終わってしまった。 策士ネルシーニョ監督が取って来た浦和対策はシンプルそのもので、浦和の3トップに対して3バックがほぼマンマークでビッチリと付き、サイドもほとんど上がらない5 […]

Jリーグはスポーツなのか、祭りなのか

最近まで全く日にちを知らなかったんだけど、どうやら昨日はハロウィンだったらしく、渋谷センター街などでは仮想した人が大挙して大変だったそうですね。 ハロウィンは、もともと11/1は古代ケルト族にとって年が変わる日であり、その前日はお盆のように死者が蘇ってくると信じられていたんだけど、それと同時に悪霊なども呼び寄せてしまうので、撃退するために仮面をかぶって脅かす風習が起源だったそうだ。しかしそれが仏教 […]

「ここが優勝へのターニングポイントなのか」J1第26節 横浜Fマリノス-清水エスパルス

J1で現在首位に立っている横浜Fマリノスが、ホームのニッパツ三ツ沢球技場に清水を迎えて行われた試合は、下位に沈んでいる清水が見事なサッカーを展開し、非常に緊迫した好ゲームとなった。 横浜は試合開始直後からラッシュを仕掛け、サイドを広く使って分厚い攻撃を展開すると、わずか4分に中村の個人突破からファーサイドに狙いすましたシュートを決めて、これはあっさり横浜が試合を決めてしまうかと思われた。 しかし清 […]

「柿谷は代表と海外で成功できるのか?」J1第24節 セレッソ大阪-川崎フロンターレ

夏休み最後の試合となった長居での試合は、何と3万人超の大観衆となった事にまず驚いた。 元セレッソのエースだった大久保の凱旋という点もあるが、ちょっと前までは、大都市かつアクセスが良くて専用じゃないけど急傾斜で見やすいスタジアムという好条件にも関わらず、観客動員がなかなか伸びなかったセレッソが、柿谷と山口が代表入りして東アジアカップで活躍したとたんにブレイクしてしまった。 それだけ、プロスポーツとい […]

「フロックではない長崎の勝利」J2第32節 Vファーレン長崎-ガンバ大阪

J昇格1年目ながら、プレイオフ圏内トップの3位につける快進撃を続ける長崎は、首位を独走するガンバまでもアウェイで退け、今までの成績が決してフロックではない本物の強さを証明した。 長崎の強みは、高木監督らしく徹底して守備戦術を練り上げつつも、攻撃の時は躊躇なく前線に人数をかけて戦術的な狙いを遂行出来る運動量にある。 ガンバは長崎に対し、いつもの様に4-4のゾーンを作ってボールを奪うと、ロチャと宇佐美 […]

「大迫半端ない」J1第22節 鹿島アントラーズ-横浜Fマリノス

試合後の談話で本山が言ったぐらいだから、大迫半端ないってのはもう公式認定なのかね(笑)。でも、シュートを決めた大迫はもちろんだが、そこにパスを出した本山も半端無かったね。 試合は、前節で首位に立った横浜がボールポゼッションでは上回る展開だったが、試合のペースはホームの鹿島が握っていたと言え、横浜の選手に対してしっかりプレッシャーをかけ続けて自由にさせず、ファールは与えるものの山村の高さを中心に中村 […]

「中村を褒めるよりも守備を責めるべき」J1第21節 FC東京-横浜Fマリノス

ともに首都圏同士、上位争いを展開しているという事で味スタに3万人の観衆を集めて注目された試合だったが、ホームのFC東京が0-2で敗れてしまい、横浜Fマリノスを首位に押し上げる手助けをしてしまった結果になった。 欧州リーグのいくつかの試合を見た後で見るとなおさら、Jリーグは良い意味でも悪い意味でも落ち着きがなく、始終ハイプレスでショートパスをつないではカットされ、たまにフリーなスペースにボールが出て […]

「大迫はウルグアイ戦に呼ばなくて良かったのか?」スルガ銀行チャンピオンシップ 鹿島アントラーズ-サンパウロ

前年のナビスコカップ王者とコパ・ブリヂストン・スダメリカーナ王者とが激突する、もはや恒例になりつつあるスルガ銀行チャンピオンシップ。今年は鹿島とサンパウロとの対戦。 7/31と8/1に行われたアウディカップでバイエルンとミランの試合をこなし、8/3にはベンフィカとエウゼビオカップを戦った超絶ハードスケジュール中のサンパウロは、さすがに前半は選手がほとんど動けず、トップ下で出場したスター選手のガンソ […]

「東アジアカップ効果は若手にも」J1第19節 鹿島アントラーズ-大宮アルディージャ

3試合勝ちが無い鹿島と、3連敗中と不調にあえぐ大宮の対戦は、エースであるズラタンが復帰したにも関わらず内容的には鹿島がほぼ圧倒、1-0というスコア以上の差があった試合になってしまった。 鹿島はダヴィ、本山、ジュニーニョを負傷や体調不良で欠き、ミッドウィークに待っているスルガ銀行チャンピオンシップに備えてか野澤や中田を温存し、思い切って中村、土居、遠藤、前野といった若手を抜擢して来たのだが、それが結 […]

「日本と大陸のサッカー」J1第19節 ジュビロ磐田-名古屋グランパス

改修後のこけら落としとなったヤマハスタジアムでの一戦は、残念ながらホームの磐田が名古屋に2-3と負けてしまい、記念試合を飾れずに終わった。 新装ヤマハスタジアムは、元々アウェイ側だったスタンドに屋根がついてホームスタンドに入れ替わったわけだが、屋根の直下、スタンドの奥の高い位置に蛍光灯で照らされたスポンサー看板がついているというユニークなもので、前からあまり通常のサッカースタジアムらしくない構造だ […]

1 25 28