ドイツ・ブンデスリーガ

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「これは滅多に見られない荒ぶる長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 フランクフルト-HSV

イエローカードの累積で欠場になったマインツ戦を1-3で落とした直後の復帰戦とあってか、この試合の長谷部はしょっぱなから判定に猛抗議をするわ、ファール判定に叫んで悔しがるわ、PKを決めたマイヤーに体当たりで喜ぶなど普段とは全く違った荒ぶる姿を見せていて、個人的にはそこがこの試合で一番の見どころだったかなと(笑)。 フランクフルト自体は相変わらずイタリア人監督が見たら卒倒しそうな前のめりスタイルのまま […]

「香川に残る課題はシュートだけ」ドイツ・ブンデスリーガ第23節 ボルシア・ドルトムント-シャルケ

それぞれ風邪と怪我から復帰した香川と内田が先発した伝統のレヴィア・ダービーは、チャンピオンズリーグでユベントスには負けたもののリーグ戦3連勝の勢いそのままに前半からチャンスを量産。しかしなかなか点が決まらずいつもの失速パターンかと思われたのだが、後半もゲーゲンプレッシングの勢いが落ちず、後半32分に香川が交代してシャルケの緊張の糸が切れたのか、そこから立て続けに3点をぶち込まれて結局は3-0でドル […]

「何故ムヒタリアンはサブに回されてしまったのか」ドイツ・ブンデスリーガ第22節 シュツットガルト-ボルシア・ドルトムント

もう今晩にはチャンピオンズリーグのドルトムント対ユベントスの試合があるんだけど、ようやく金曜日に行われたシュツットガルト対ドルトムントの試合を見る事が出来た。 香川個人の出来としては前のエントリーに書いたので省略するとして、チームレベルの観点から見ると、シュツットガルトの戦術に上手くドルトムントのサッカーが嵌ったなという印象が強い。 シュツットガルトのステフェンス監督は、シャルケ時代もそうだったが […]

香川完全復活一歩手前の2アシスト

昨日は夜中の1時にチャンピオンズリーグのシャルケ戦について更新、今日はこれから一泊旅行に出かけるので、今朝のシュツットガルト対ドルトムントの試合は香川のタッチ集動画だけ見ました。 その結果だけで言うと、相手との競り合い中の肘打ちで取られたイエローカード1枚、前半で記録したアシストが2つ、後半に左の角度の無いところからGKに蹴ってしまったシュートが1というところでしょうか。 最後のシュート場面のスロ […]

「内田と対比して見るサイドのポジショニングの大事さ」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 フランクフルト-シャルケ

リーグ戦5試合負け無しと、ここに来て5バック守備がハマってすっかり安定感が出てきたシャルケだったが、フランクフルトとのアウェイ戦は無得点で痛恨の敗戦。チャンピオンズリーグ出場権争いで一歩後退してしまった。 ただしそれはフランクフルトが良かったわけではなく、むしろ前半のフランクフルトの守備はボロボロで、その時間帯にシャルケがチャンスを物に出来なかった事が大きい。 フランクフルトは前節もそうだったが、 […]

「大迫はいつまで経ってもハマらないジグゾーのピースなのでは」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 ボルシアMG-ケルン

自分的にとってのサッカー観戦は、決してチームや選手のファンや戦術解説のためはなく、あくまで見て楽しい娯楽であって欲しいと思っているので、出来ることならミランの試合からの連続でしょっぱい負け試合は見たくないんだけど、録画してあったのがハノーファーとこのケルンの試合しか無く、大迫が先発で出場するのは久々という事もあって消去法でこちらを選んでみた(笑)。 ケルンはリーグ戦20試合でブービーの19得点、し […]

「得点こそ無かったがしっかり仕事は果たした2人のシンジ」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 ボルシア・ドルトムント-マインツ

日本のサッカーファンの注目を集めていた、香川と岡崎の両シンジが先発した「シンジ・ダービー」。 まず試合は意外な形で動く。前半わずか開始1分に、岡崎のチェイシングに焦ったドルトムントGKヴァイデンフェラーがパンチングでクリアすると、マインツのソトがゴールから飛び出したヴァイデンフェラーを見てダイレクトで折り返し、その浮いたボールがそのままゴールに飛び込んで何とマインツが先制する。 マインツはいつもの […]

「長谷部の奮闘で価値あるドロー、乾は何とか同点弾の演出で記憶に留まる」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 アウグスブルク-フランクフルト

11月からリーグ戦は7勝2敗の好成績で、いつの間にかリーグ3位にまで登って来たアウグスブルクとのアウェイ戦に臨んだフランクフルト。前半のうちに2点を先行される苦しい展開ながら、前半終了間際の乾のFKから1点差に詰め寄ると、後半25分にはアウグスブルクのパスをクリア気味にカットしたザンプラーノからのボールがそのままマイヤーへのスルーパスになって、これを冷静に決めてフランクフルトが2-2に追いつき、そ […]

「香川が蘇らせたドルトムント本来の姿」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 フライブルク-ボルシア・ドルトムント

反転攻勢を期したはずのウインターブレイク明けなのに2試合でまだ勝ちが無く、今度こそ本当の崖っぷちとなってしまったドルトムント。しかし香川がトップ下で復帰したフライブルク戦では、一気に3-0と全盛時に戻ったかのような得点力を見せつけて快勝を飾った。 ドルトムントがここまで苦しんだ不調は、多分に構造的な理由があった。まず2011-2012シーズンにゲーゲンプレッシング旋風を巻き起こしてリーグではバイエ […]

「ブンデス上位対決はカテナチオの勝利」ドイツ・ブンデスリーガ第20節 シャルケ-ボルシアMG

中2日で3試合というアジアカップもビックリなハードスケジュールの最後は、3位のボルシアMGとの対戦というハードな試合になったが、シャルケは勝利の方程式である先行逃げ切りのウノゼロできっちり勝ち点3をゲットした。 ディ・マッテオ監督が構築しているシャルケの3バックは、シーズン前半こそ不安定さを垣間見せたものの、今や完全に5-3-2のゾーンディフェンスとして完成されつつあるなと感じた。 4-4-2の基 […]

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