ドイツ・ブンデスリーガ

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「バイエルンの幻影に怯えてしまったシャルケ」ドイツ・ブンデスリーガ第19節 バイエルン・ミュンヘン-シャルケ

ウインターブレイク明けのヴォルフスブルク戦で、まさかの1-4という大敗を喫してしまった王者バイエルン。この試合でも前半17分という早い時間に、DFラインの裏へと飛び出したシドニー・サムに対してバイエルンのジェローム・ボアテングが足で胴体を蹴ってしまい一発退場。 これでバイエルンは絶体絶命のピンチに陥ったのだが、ここでシャルケのケビン・プリンス・ボアテングが蹴ったPKがこの試合を象徴するシーンになっ […]

「アジアカップを経て自信を積み重ねた2人」ドイツ・ブンデスリーガ第19節 フランクフルト-ヴォルフスブルク

現在ブンデスリーガで2位、しかも前節には無敵のバイエルン・ミュンヘンに4-1で完勝する大殊勲をやってのけ、今ドイツで最も好調なチームと言って良いヴォルフスブルクに対し、最後はドローで終わったとは言えフランクフルトが試合終了間際まで1-0でリードする健闘を見せた試合。その立役者となったのは紛れも無く乾と長谷部の日本人コンビだったと言えよう。 特に長谷部は、キッカー誌のMOMと第19節ベストイレブンに […]

「どちらも冴えない再スタートだけど、清武と内田は光る部分あり」ドイツ・ブンデスリーガ第18節 シャルケ-ハノーファー

ウィンターブレイクが開けての再スタートとなったブンデスリーガ18節。シャルケとハノーファーの試合は、内田と酒井宏樹が先発し、アジアカップ帰りの清武がベンチスタート。 シャルケは後半戦も相変わらずアンカーを置いた3-1-4-2フォーメーションでのスタートとなったが、ハノーファーが4-2-3-1でシャルケの中盤3人にマッチアップさせる形を取って来たので、序盤から組み立てに苦労する冴えない展開。しかしハ […]

「内田がほぼFWになるも今年最終戦のホームを勝利で飾れず」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 シャルケ-HSV

ホームで現在下位に沈んでいるHSVを相手という事でウィンターブレイクに勝って突入したかったシャルケだが、そこはいかにもシャルケらしいというかスコアレスドローという不完全燃焼で今年を終えてしまった。 シャルケはディ・マッテオ監督が3バックを採用してから好調だったのだが、もう新発売効果が終わってしまって各チームが対策を立てつつある影響が出てしまっている。 アンカーを置いた3-5-2の場合、トップ下がい […]

「乾と長谷部のフランクフルトコンビが香川を救う鍵になる?」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 レヴァークーゼン-フランクフルト

最近は勝ち星のペースが落ちて来たとはいえ、現在リーグ3位の強豪であるレヴァークーゼンに対し、フランクフルトはドローはおろかアウェイで勝利する可能性もあったぐらいに惜しい試合をして見せた。 フランクフルトが健闘した一番の理由は、今期は完全にドルトムントのお株を奪っているレヴァークーゼンのゲーゲンプレッシングに対してラインを全く下げなかった事。もちろんそうなると、中盤での激しいボールの奪い合いから互い […]

「岡崎のアシストも実らず王者相手に惜敗」ドイツ・ブンデスリーガ第17節 マインツ-バイエルン

前節はケルン相手にひどい試合をしてしまい、これがバイエルンだったらとんでもなくボコボコにされるのではないかと思ったら、意外や意外な大健闘で驚いてしまった。 とにかくマインツが良かったのはプレッシング。前の試合が嘘のように前線から果敢にバイエルンのパスワークを追い回し、バイエルンはシャビ・アロンソを欠いていた事もあっていつものような縦パスが出せず、何度も中盤でパスミスを起こしてはマインツにカウンター […]

「チームは勝ったが内田は報われない努力に終わってしまった」ドイツ・ブンデスリーガ第16節 パダーボーン-シャルケ

ここ5試合は勝ち星に恵まれていないとはいえ、降格筆頭に挙げられていたとは思えない快進撃を見せるパダーボーン。このシャルケとの試合でもその充実した試合内容を序盤から見せつける展開となった。 パダーボーンの戦術的な特徴は、何と言ってもハイプレス指向なゾーンディフェンス。ブンデスリーガでは、4-4のゾーンをコンパクトにする守備は良く見かけるが、パダーボーンの場合はボールとは逆サイドのSHがかなり高い位置 […]

「アジアカップまではアギーレ続投でひとまず決定」ドイツ・ブンデスリーガ第16節 1FCケルン-マインツ

ほぼ毎日サッカーの試合を見ていると、たまにどうにも戦評を書く気が起こらない箸にも棒にもかからない試合というのに遭遇してしまうのだが、この試合は間違いなく今シーズンのワースト候補に挙げられるようなお寒い内容だった・・・ 例えばマインツは、アウェイという事を差し引いても守備ゾーンが低く、一応フォーメーション表記では4-2-3-1になるのだが実質的には4-5-0-1といった有様で、ボールを奪うとビルドア […]

「5バックで大勝連勝だが必要なのは次の一手」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 シュツットガルト-シャルケ

ディ・マッテオ監督に交代してからも戦績がなかなか上向いて来なかったシャルケ。しかし前節から戦術を5バックに変更してからマインツ、そしてこのシュツットガルト戦と連続4得点の連勝で4位に浮上し、にわかにチャンピオンズリーグ圏内が見えて来た。 とは言え、喜ぶのはまだ早い。マインツもそうだがシュツットガルトも守備組織の乱れは深刻で、4失点のうち3点がセットプレイからの単純なマークミスによるものだし、シャル […]

「ドルトムントのショットガン戦術に香川の居場所はあるのか」ドイツ・ブンデスリーガ第14節 ドルトムント-ホッフェンハイム

一時期少し浮上したと思ったら、ここに来て公式戦3戦未勝利とまた泥沼になった感があるドルトムント。リーグ最下位という背水状態で臨んだホームでのホッフェンハイム戦では、今までトップ下で先発していた香川を外し、同ポジションにギュンドアンを起用する策に出て来た。 ここまで、点が取れなくてもクロップ監督が香川を先発で起用し続けていたのは、おそらく香川と同様にクロップ監督もかつてバイエルンよりも強かったドルト […]

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