UEFAチャンピオンズ・リーグ

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CL準々決勝2ndLeg ACミラン-アヤックス(3-2)

アウェイで0-0だったせいか、ミランはルイコスタがかなり低い位置にいて、プレスも激しくかけない慎重な試合運び。アヤックスはいつも通りワイドで早いタッチのパス回しでミランのゴールに迫る。しかし、ネスタとマルディーニを中心としたミランDFはほとんど慌てる事も無く、ミランも速い攻撃を狙うがなかなかFWまで良いボールが行かず、試合は比較的淡々とした展開を見せる。 試合が動いたのは30分、低い位置からのルイ […]

CL準々決勝2ndLeg バルセロナ-ユベントス(1-2)

ユーベは組織的な守備からディバイオの飛び出しを中心としたカウンターと組織的なフォローで攻撃を組み立て、バルサは早くワイドなパス回しから相手ゴール前では必ずSHを含めた4人が並ぶという積極的な攻撃で攻める展開。 試合開始直後はサビオラの巧妙な飛び出しからチャンスなどで一気にたたみかけようとするが、ユーベもすぐにディバイオのオフサイドギリギリの飛び出しでバルサの肝を冷やしてリズムを戻すといった狡猾さを […]

CL準々決勝 インテル-バレンシア(1-0)

ここはメスタージャだっけ?と思わず対戦表を見てしまうぐらいインテルは守備的な立ち上がり。それに対してバレンシアは高いラインからのプレスからアイマールを中心とした中盤でのテクニカルなパス回しからルフェテ、ビセンテのサイド攻撃でインテルを攻め立てる。そのプレスの前にインテルはほとんどボールをつなげる事が出来ない。 しかもインテルはアヤックス戦でのミランのように、DFラインと中盤がコンパクトさを保ったま […]

CL準々決勝 アヤックス-ACミラン(0-0)

無得点のドローと結果だけ見れば退屈な試合に見えるのだが、両チームのサッカー文化の違いを感じるという点では非常に面白い戦いだった。 ミランは4-4-2の中盤にセードルフ、ガットゥーゾ、アンブロジーニの肉体派を揃えてかなり守備的な布陣。対するアヤックスはほぼいつも通りの4-5-1。 試合は20分ぐらいまではミランが高い位置でボールをキープするポゼッションサッカーでアヤックスを押し込むのだが、それからは […]

CL準々決勝 ユベントス-バルセロナ(1-1)

ユーベはトレゼゲが怪我で欠場、ネドベドとデルピエロのチビッコ2トップの4-4-2。バルサはいつものメンバーで同じく4-4-2。 試合序盤は、ホームのユーベが何とか攻めようとするのだが、ポストプレイ役の選手がいないせいで、サイドに流れる2トップにダービッツとカモラネージをからめる形に無理があり、上がった中盤の裏を突かれて逆にサイドから逆襲される厳しい展開。 しかし劣勢だったユーベは16分にCKからモ […]

CL二次リーグ バレンシア-アーセナル(2-1)

レアル対ミランがポゼッションサッカー同士の戦いだとすれば、こちらは欧州を代表するコレクティブカウンターチームの戦いというこれまた興味深い対戦。 試合開始から当然のように、コンパクトな中盤のプレスからボールを奪ってカウンターというシーンが連発する。その序盤はアーセナルが早いパス回しでバレンシアのプレスをかいくぐってサイドからアンリやヴィルトールが惜しいチャンスを何度か作っていく。しかし押されていたバ […]

CL二次リーグ ロコモティブ・モスクワ-レアル・マドリード(0-1)

敗退が決定しているとは言えレアルが相手なのにスカスカのスタンドと、走ると砂が舞い上がるズタボロのピッチが寒々しいモスクワのホームでの戦い。しかし、予想に反してロコモティブが非常に良い試合を見せてレアルをひやりとさせた。 ロコモティブはピメノフの1トップにボールを当てて、フォローに上がった中盤が拾うというパターン化した攻撃だったのだが、各選手のボールをもらう動きとパス回しが極めて精密に組織化されてい […]

CL二次リーグ レアル・マドリード-ACミラン(3-1)

寝る前にビデオ予約をして、前半終了ぐらいの時間に目が覚めて後半から生で見るかと思ったら、デコーダの電源が点いてなかった事に気付いた。がーん・・・なので、選評は後半を見た感想だけと言う事で。とほほ。 この試合は、現在の欧州サッカー界で最もポゼッション指向のサッカーをするチーム同士の注目の戦いであったが、一言で言えば結果も内容もレアルの完勝であった。 勝敗を分けた点はずばりコンビネーションと意外性。レ […]

二次リーグ インテル-ニューカッスル・ユナイテッド(2-2)

サイドに攻撃の重点を持つもの同士の戦いで、序盤からサイドの1対1での熱い戦いが繰り広げられた。しかもその分中央が空くので突破からのシュートも多く、なかなか飽きさせない試合。 しかし、やはりインテルはFWがビエリ1人でキープ力が不足し、コンビネーションも悪くてラインを押し上げる事が出来ず、ニューカッスルが試合を支配する状況になっていき、高い位置でボールを持てるサイドからのクロスでチャンスを量産する。 […]

CL二次リーグ アヤックス-アーセナル(0-0)

ローマを除く3チームが勝ち点5で並んだグループBにおいては、負け組になる事だけは絶対に避けなければならないという思惑が強く働いたためか、昨日のドルトムントのようなリスクをかけた場面と言うのがほとんど見られない試合であった。 前半はボールキープ能力の高いアーセナルがやや押し気味の展開だが、アヤックスの守備の戻りと厳しいマークでゴール前に進入する事がなかなか出来ない。後半になるとアヤックスが得意のサイ […]

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