EURO

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「アフガン戦に向け、オランダからもアイスランドからも学ぶべき点は多い」ユーロ2016予選グループA オランダ-アイスランド

ロシアW杯アジア2次予選の裏では同時にユーロの予選も行われており、グループAでオランダがホームでアイスランドに負けたというニュースを聞いて、どんな強豪チームでも足元をすくわれる事はあるんだよなと再認識。 ただ、実際に試合を見てみると前半26分頃にロッベンが内転筋を痛めて負傷交代、そして31分にマルティンス・インディが報復行為で一発退場、そして後半にはアイスランドにPKと、ホームの試合であるにも関わ […]

「スタジアムはクローズドだけど試合はオープンとはこれいかに」EURO2016予選 グループH クロアチア-イタリア

世間は女子W杯やコパ・アメリカで盛り上がってるけど、昨晩は無観客試合という状況に興味を引かれたので、ユーロ予選のクロアチア対イタリアの試合を見た。 試合後に噂になっていた、ピッチ上にハーケンクロイツ様のマークが書かれていたのはさすがにテレビからは分からなかったが、モドリッチやラキティッチ、コヴァチッチといったキラ星のような中盤を並べる代表チームに比べてサポーターの質の落差が本当に際立っていて、オシ […]

「タレント攻撃陣の世代交代に直面するオランダ」EURO2016 グループA オランダ-トルコ

本来ならグループの首位を争っているはずが、チェコとアイスランドにリードを許してまさかのグループ3位と4位に沈んでいるオランダとトルコが対戦した試合。 展開的にはホームのオランダが圧倒的にボールを支配して攻め立てるものの得点までには至らず、逆に前半37分の何でもないクロスの流れからオランダDFがトルコFWブラクのフェイントに引っかかって先制点を食らい、6分の長いロスタイム中にスナイデルのミドルがフン […]

「ハリー・ケインはイングランドの岡崎?」EURO2016予選 グループE イングランド-リトアニア

ここまで予選グループリーグで4戦4勝と絶好調なイングランド、それもウェンブリー・スタジアムにおいて、人口では静岡県よりも少ないリトアニアがどれだけ健闘するか注目して見てみたのだが、やはりかなりの無理ゲー状態で、ハリー・ケインに代表デビューから79秒で初ゴールという記録までプレゼントしてしまった。 試合が始まってすぐにリトアニアが4-4-2のベーシックなゾーン・ディフェンスを敷いて来たのが分かって、 […]

「日本はイタリアのしたたかさを身に付けられるのだろうか」ユーロ2016予選グループH イタリア-クロアチア

途中でクロアチアサポーターから発煙筒がピッチに投げ込まれて中断するなど、ピッチ外の話題が賑やかになってしまった試合だが、内容的にはグループリーグ全勝同士の対決らしい非常に引き締まったものだっただけに残念である。 試合の前半はクロアチアがボールを支配。マンジュキッチ、ペリシッチ、オリッチの運動量がある前線3人がイタリアの3バックにプレッシャーをかけ、ラキティッチ、モドリッチというバルサとレアルで活躍 […]

「イングランドは運にも助けられたが力の差は歴然としていた」ユーロ2016予選 グループE イングランド-スロヴェニア

フェロー諸島がギリシャを破ったり、リヒテンシュタインがモルドヴァに勝つなど小国の活躍が目立った第4節。しかしイングランドはホームでグループ2位のスロヴェニアを3-1で一蹴、ここまで盤石の4連勝で独走態勢を築きつつある。 ただしスロヴェニアは57分までは完璧な試合運びだった。中欧勢はオーソドックスなゾーンディフェンスを敷いてくる国が多く、この試合のスロヴェニアも例に漏れず4-4-2でしっかり守り、前 […]

「これがゾーンディフェンスの最先端?」EURO2016予選 グループE エストニア-イングランド

W杯の疲労が残っているのか、ドイツやオランダ、ベルギー、スイスなどのW杯上位組が軒並み結果を落としているユーロ予選。ブラジルでグループ最下位に終わってしまったイングランドは対照的に3戦全勝となった。 が、エストニアのホームで行われたこの試合は、終始ボールを支配しながらもエストニアの粘り強い組織守備にチャンスを作れず、74分に何とかルーニーの直接FKでゴールを決めて逃げ切る苦しい内容だった。 その中 […]

「ゾーン・ディフェンスの対策ではとっくに世界は先に行ってる」EURO2016予選 グループH ノルウェー-イタリア

ブラジルW杯が終わってから相当しつこくゾーン・ディフェンスの話ばっかりをしていて申し訳ないのだが、欧州ではゾーン・ディフェンスとは既にどの国も普通に出来るコモンセンスの話になっていて、当然ながらゾーン・ディフェンスに対向する戦術がいくつも出て来ている。 中でも有名なのが、狭いゾーンの中であっても躊躇なく人とボールを入れ、相手のディアゴナーレを利用してスペースを作るバルサの戦術なのだが、この試合で見 […]

「代表チームのほうが組織的であるように見える理由」EURO2016予選 グループD ドイツ-スコットランド

日本は相変わらず生ぬるい親善試合でメンバーがどうこう言っているってのに、もう欧州ではユーロに向けた本気試合が始まっているわけで、今回のW杯で見せつけられた「親善試合はあくまで親善」という現実を改めて思い知らされて暗い気分になってしまうよね・・・ 特に、この試合では世界王者となってジグナル・イドゥナ・パルクでの凱旋試合となったドイツに対して、アウェイのスコットランドが一歩も引かない勇敢な試合を見せ、 […]

「イタリアに運は味方してくれず」EURO2012決勝 スペイン-イタリア

結果を知ってから試合を見たせいもあるのだろうが、皆がひれ伏すほどスペインがイタリアを完全に圧倒していたわけでは決して無いと思った。 確かに、スペインのシャビやイニエスタを軸とした攻撃、ファーストタッチでプレスを交わす技術、針の穴を通すようなパス精度、全速でドリブルしながらでもぶれないトラップといった個々の技術は素晴らしいとしか言いようが無いし、どんなチームであってもスペインの先制点は止められなかっ […]

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