アジア・チャンピオンズリーグ

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「まずはノルマスレスレのスタート」ACL2010グループF 鹿島-長春亜泰(1-0)

ガッチリと守りを固めて身体能力に任せたカウンターという、もろに鹿島が苦手とするタイプのチームとのACL初戦だったが、何とか鹿島が1-0で勝利してひとまず無事にスタートが切れたというところか。 とは言え、鹿島の核である小笠原と本山を欠いた鹿島の攻撃はお世辞にもスムーズとは言えず、縦へのパスには厳しく当たられてなかなか中盤が前を向けず、基本的にはベタ引きだけどバックパスにはプレッシャーをかけてくる長春 […]

「とにもかくにも経験不足」ACL2009準決勝第2レグ 名古屋-アル・イテハド(1-2)

4-0以上で勝たないと次には進めない名古屋は、11人の選手のうち7人を攻撃的な選手で揃える、2-4-4とも言うべき超攻撃的布陣で臨んだが、結果的には返り討ちにあってジ・エンドという結末になってしまった。 序盤の名古屋は、当然ではあるがとにかくハイペースで攻め込んでサイドから巻とケネディのツインタワーにクロスを徹底的に放り込み、クロスバーに当たったケネディのヘディングなどのチャンスを多く作り出したの […]

「まさにマジックというよりは強運」ACL準々決勝第2レグ 名古屋-川崎(3-1)

確かに形の上では、先の鹿島戦で玉田や小川など4選手を休ませ、後半には一気に2人のボランチを変える大胆な采配に出たピクシーマジックのおかげという事になるのだろうが、内容的にはそれが決して上手く行っていたわけではなかった。 この試合での名古屋は、鹿島戦で機能していた三都主ボランチを続行してスタートしたが、雨の中でパスをつなごうとした名古屋のミスから怒涛のカウンターを見せる川崎を止められず、中村憲に自由 […]

「中村憲という差」ACL準々決勝 川崎-名古屋(2-1)

とうとう始まったACLの日本勢対決の準々決勝。川崎ホームの国立での試合は、まず川崎が2-1で最初の90分を折り返した。 試合の内容的には、最近のJでの成績を見ても分かるように川崎のほうに若干分があったが、名古屋はケネディの頭という分かっていても止められないウェポンが炸裂、28分にまんまと貴重なアウェイでの先制点を手に入れることに成功した。 川崎はその後も何度かあった決定的なシュートチャンスをことご […]

「マイケル・ジャクソン死去」ACLベスト16 鹿島-FCソウル(2-2PK4-5)

試合と関係ない副題を書くなって(笑)。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000502-sanspo-ent いやしかし、MJと言えば今でこそ気持ち悪い幼児趣味のおじさんという事になっちゃってますが、私のような年代の人間にとっては青春時代の当時世界一のスーパースターで、街頭やラジオで彼の曲を聴かない日は無かったぐらいに世界を席巻していたミュー […]

「ベストゆえの敗戦」ACLベスト16 ガンバ大阪-川崎(3-2)

ACL王者として、ホームに同じJリーグの川崎を迎えての対戦となったガンバだが、あえてこの試合に怪我明けから戻ってきた選手を揃えて「ベストメンバー」で戦ってしまった事が、運命を分ける点になってしまった。 川崎は寺田をボランチの位置に置いてバイタルエリアを積極的に使うガンバの攻撃に対して対策をして来たが、それでもガンバの遠藤や二川がタクトを降る早いタイミングでのパス回しの前に川崎は圧倒され、ガンバに数 […]

「勝つ時はこんなもの」ACLベスト16 名古屋-水原(2-1)

いや~、しかし西アジアもそうだったけど、東も有利と見られていたほうが負けてしまい、日本勢では最も厳しい対戦相手かなと思われた名古屋が勝ってしまうとはね・・・これだから一発勝負は恐ろしい。 その名古屋は、当然楽勝という試合内容ではなく、終始ロングボールを放り込んでくる水原の攻撃を受けてDFラインが押し上げられず、玉田もダヴィも水原の高さとフィジカルの前にボールがキープ出来ずで、中盤に広く開いたスペー […]

「サウジ勢まさかの3敗」ACL西地区ベスト16の結果

巷ではキリンカップとCL決勝の話題で溢れていますが、空気読まずにACL西地区ベスト16の結果を見てみると・・・ 何とビックリ、出場した4クラブのうち全てベスト16へと駒を進めたサウジ勢が、同国対決を除いてグループ1位のクラブがホームで全て敗退、しかも西地区で最強と見られていたアル・イテハドも、前半のうちにアル・シャバブに先制されてしまう苦しい展開で、後半ロスタイムにようやく決勝点と、ホームで楽勝と […]

「宇佐美ショーはほんのちょっぴり」ACLグループH ガンバ大阪-ソウル(1-2)

1位通過決定後の試合とあって、公式戦初登場の宇佐美を始めとしてDFの中澤以外は全てサブメンバーで臨んだガンバだったが、ソウルが前回と同じようにパスをつなぐサッカーをして来た事もあって、意外ときちんとした試合になっていた。 ガンバは中澤の統率が効いているのかDFラインがあまり下がらず、ソウルのパスワークに対して常に人数をかけたプレスをかけて1対1での弱さをカバーし、大きな展開こそ少ないものの浮き球を […]

「当然こちらは地獄」ACLグループH 川崎-浦項(1-1)

まあ、死者に(死んでないって(笑))鞭打つ真似はあまりしたくないけど、ホームでこの試合内容と結果はちと情けなさ過ぎたね・・・ まず鹿島と同じように前へ前へと飛ばしてくる相手に対して、PA付近で2回も余計なファールを犯してしまってFKから先制を許し、川崎はすぐにペースアップしてブラジル人のボールキープ力で何度もサイドを破るんだけど、そこからの崩しに工夫と精度が足らずにテセも決定的なチャンスを外し、点 […]

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