アジア・チャンピオンズリーグ

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「柏と全北の天国と地獄」ACLグループH 全北現代-柏レイソル

最終戦を迎えた段階でグループ3位、しかもホームの全北に勝たなければほぼ勝ち抜けの可能性が無くなってしまう崖っぷちの柏だったが、ここで見事に勝利を飾り、グループ首位こそ金満広州にその座を奪われたものの、無事グループ突破を決めてみせた。 常々書いてきているように、アジアにおける戦いでは、相手のフィジカルやプレスにビビって横パスやバックパスから適当なクリアを繰り返してしまうと、どんどんセカンドボールを拾 […]

「名古屋らしい戦い方が復活?」ACLグループG 名古屋グランパス-セントラル・コースト・マリナーズ

グループ2位で迎えた最終のホーム戦とは言え、エースケネディを怪我で欠いた状態、セントラル・コーストに負けてしまうとグループ敗退が濃厚になってしまう苦しい立場だったグランパスだったが、きっちりと3-0で勝利を飾った。 試合は、意外にも勝たなければならないはずのセントラル・コーストが大人しい立ち上がりを見せ、名古屋も当然ながら無理をして攻める必要が無いので、互いに近くでパス回しをしながら隙を見せて攻め […]

「ACL向きのスタイルとは」ACLグループF FC東京-ブリスベン・ロアー

グループリーグ突破に苦しむチームが多い日本勢にあって、引き分けか勝ちでグループ突破が決まる有利な立場にあったFC東京は、大雨の国立競技場でブリスベン相手に逆転で勝利し、最終節では蔚山現代と1位突破をかけての直接対決に挑む事になった。 試合の得点経過については出入りが多すぎて省略するが(笑)、いきなりセットプレイから相手をどフリーにしてしまっての失点で嫌なムードが漂ったが、その直後に同点にして振り出 […]

「ピクシーなんてこったい3連発」ACL グループG 城南一和-名古屋グランパス

エースケネディを怪我で欠いた苦しい台所状態の名古屋は、永井の1トップの下に金崎と藤本を並べる4-3-3という形で城南とのアウェイ戦に臨んだ。 試合は序盤からホームの城南が名古屋を圧倒、いきなり楢崎が2度もシュートをかとうじて弾き飛ばす大ピンチ。それ以降も、ワンタッチパスを多用してサイドのスピードに乗ったオーバーラップを繰り出す城南の前に名古屋の守備がついて行けず、当然ながら永井の1トップにボールが […]

「グループリーグ突破に王手」ACLグループF FC東京-北京国安

ここまで負け無しの首位で折り返し、アウェイで引き分けに終わった北京をホームに迎えたFC東京だが、終わってみれば3-0という思いがけない大勝を収めることが出来た。 その要因は、試合開始からすぐに見て取ることが出来た。FWから2列目、3列目、そしてDFと5m程度の間隔で非常にコンパクトにまとまっている東京に対し、北京の布陣は間延びしており、セカンドボールの奪取率やボールホルダーへプレスをかける人数が圧 […]

「悪魔のサイクルぎりぎりで踏ん張る」ACLグループF 北京国安-FC東京

ACLの試合で何度も書いてるけど、Jリーグチームが中国や韓国アウェイで負けるパターンは、だいたい日本では馴染みのない早くて激しいプレッシャーと、ラフプレイに気圧されてミスを連発するというものである。 それは審判の酷いジャッジによる部分も多いとは思うが、ほとんどの場合はJリーグチームが弱気になってしまって選手の意識が後ろ向きになってしまって自ら首を締めてしまっている部分が多いように思う。 FC東京の […]

「ようやく明るい兆しが見えてきた」ACLグループE ガンバ大阪-ブニョドゴル

開幕から絶不調、ACLでも2戦2敗でセホーン監督更迭、ここで負けたらグループ突破はほぼ絶望的の崖っぷちに立っていたガンバだったが、ブニョドゴル相手にようやく今季初勝利を挙げる事が出来た。 その要因としては、やはり松波監督になってからの方針として、まずはガンバのスタイルを取り戻すという目標に絞った事にあるように思う。それがはっきりとこの試合に現れていた。 ガンバは、得意のパスワークこそまだまだ好調時 […]

「イルマトフ主審に感謝」ACLグループG 名古屋グランパス-天津泰達

ここまでの2戦は全チームドローで勝ち点2で並ぶという団子状態のグループGだったが、名古屋は難しい中国アウェーで3-0と快勝、セントラルコースト・マリナーズと城南一和が引き分けたために3戦目にしてグループ首位に立った。 だが内容的には点差ほどの楽勝ではなかった。ホームの天津は序盤からラインを押し上げてガツガツと高い位置から激しく当たってくるサッカーを展開し、名古屋もJリーグチームが毎回陥るフィジカル […]

「大勝はしたが油断は禁物」ACLグループH 柏レイソル-全北現代

毎年ACLでもベスト8以上をマークし、昨年もKリーグ王者に輝いた全北現代が相手とあって、柏にとって相当厳しい戦いが予想された試合だったが、蓋を開けてみると5-1の大勝。なんと全北は初戦の広州戦に続いての5失点試合となった。 と書くと、全北が相当ボロボロだったように思えるが、柏の得点は前後半ともに残り5分になってから挙げたものであり、それ以外の時間はかなり均衡した流れで続き、後半にイ・ドングクが1点 […]

「全チーム全ドローで大混戦」ACLグループG 名古屋グランパス-セントラルコースト

この日もう一方のグループHでは、柏が全北に対して5-1の大勝を飾ったようだが、名古屋のほうは相変わらずのパッとしない内容でACLは2試合連続のドローに終わった。 セントラルコーストは現在Aリーグで首位を走っているようだが、最近のAリーグの混乱を示すように名古屋に対してはホームであっても自陣に引きこもる腰が引けた姿勢で、序盤は名古屋がサイドへのロングフィードで基点を作ってボールを支配する。 が、エー […]

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