ワールドカップ

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EURO2008 グループC フランス-イタリア(0-2)

今日も本業多忙絶賛継続中なので簡単に。 試合の決定的な要因になったのは、もちろんアビダルのレッドカード&PK献上なのだが、両チームの根本的な差として、イタリアにはピルロという絶対的なゲームメイカーがいたのに対し、フランスにはそれが居なかった点が挙げられるだろう。 アビダル退場の場面を筆頭として、トニは必ずピルロに対してボールが渡りきる前に動き出しを始めており、フランスはトニに対するピルロからのピン […]

らしくないイタリアのらしい勝ちあがり

EURO2008も今がたけなわ、注目のグループC最終戦はイタリアがフランスに勝ってオランダがルーマニアに勝ったために、オランダとイタリアの勝ちぬけになったようですね。 私自身は、昨日今日と仕事が超多忙でヘロヘロ状態で、昨日ようやく時間をひねり出してイタリア対ルーマニアの試合を見たのですが、イタリアが地力の差を見せて終始優勢な試合運びではあったのですが、それ以上にルーマニアの良さに驚いてしまいました […]

EURO2008 グループC オランダ-フランス(4-1)

代表戦も一段落したのでやっとこさユーロの録画を観戦。 結果だけで見ればまさにオランダの圧勝なのだが、あまりにも事がオランダにうまく運びすぎてしまって、かえってこの先のオランダに運のツケがやって来てしまうのではないかと心配してしまうほどだった。 オランダは、まず9分に最初のCKでのカイトの先制点に始まり、その後後半15分ごろまで続いたフランスの猛攻を絶好調のGKファンデルサールを中心とした守りでしの […]

EURO2008 グループC オランダ-イタリア(3-0)

う~ん、イタリアは全く「らしくない」試合をしてしまったね。 オランダの先制点は、ブッフォンと交錯したパヌッチが自発的にピッチ外に出てしまったためにインプレーと判断されてファン・ニステルローイの位置がオフサイドと認められなかったものだし、トニのGKとの二度の1対1はことごとく決まらず、ピルロのFKはこの日当たりまくっていたファンデルサールに防がれ、主審の判定がボディコンタクトに厳しく、イタリアの演技 […]

閉幕の戯言

いや~とにかくうらやましい。 中田がペルージャに移籍してからプレミアに移籍するまで、下手をするとJリーグよりも数多くのセリエAの試合を見てきていて、それだけに近年は暴力事件やドーピング、審判買収のスキャンダルまみれでイメージが凋落していたイタリアに心を痛めていただけに、今回の優勝は本当に喜ばしいです。 この喜びは日本の事について考えてもしかりで、日本には確かにブッフォンやカンナバーロのようなGKや […]

ドイツW杯決勝 イタリア-フランス(1-1PK5-3)

守備力はほぼ互角、攻撃についてはイタリアの方がポテンシャルはあるけれどもFW陣が不調、コンディションについては日程的に有利なはずのイタリアのほうが先に足が止まり、セットプレイを除けば決定機はほとんどがフランスにしか無かったという、サッカーに判定があるならば明らかにフランスの勝ちとみなされて仕方の無い試合であった。 それにしてもフランスは、ベテランが多いはずなのだが終始コンパクトな陣形とヴィエラやマ […]

ドイツW杯3位決定戦 ドイツ-ポルトガル(3-1)

ドイツはバラックを始めとしてフリードリヒやメルテザッカーが欠場、ポルトガルもフィーゴやリカルド・カルヴァーリョといった主力がおらず、しかしそれ以上に真剣勝負の必死さがダウンして、誰かさんが世界に対する自信を固めた(笑)コンフェデのようなヌルさが漂っていた試合だったが、そういったオープンな戦いになるとやはり決定力の差が出てしまうという定理も、再確認させられたと言える。 ポルトガルはドイツの1対1での […]

ドイツW杯準決勝 ポルトガル-フランス(0-1)

どちらも守備力を売りとして勝ち抜いてきたチーム同士の対戦なので、先制点が試合展開に大きな作用を及ぼすと予想されたのだが、それがそのまま結果に現れてしまった試合となった。 ポルトガルは、序盤こそアビダルが上がったスペースを使ってフィーゴやCロナウドがドリブルを仕掛ける場面を作ったものの、すぐにフランスがSBの上がりをセーブしてジダンとアンリ以外の8人によるコンパクトな2ライン守備を固めたために、彼ら […]

ドイツW杯準決勝 ドイツ-イタリア(0-2)

90分の試合だけで見れば、この試合はドイツのものであった。 戦前の予想通り、どちらも守備に重点を置いた根気勝負のような試合展開が続いたのだが、ドイツが4-4-2のコンパクトな3ラインを決して崩さずに、イタリアのカウンターをラインコントロールとトッティへのケールの厳しいマーキングで序盤以降は完全に封じ込めてしまったのに対し、イタリアはただでさえ低いDFラインの上にカンナバーロがあまり動けなくてバイタ […]

ドイツW杯準々決勝 イングランド-ポルトガル(0-0PK1-3)

当然の事ながら現在のイングランドメディアは退場劇にからんだルーニーやC・ロナウド、そしてエリクソン監督への集中砲火を浴びせているようだが、前半はポルトガルのパスワークに対して1トップで中盤を厚くしてペースを握らせず、後半になるとベッカムの怪我があったとは言えレノンのドリブルで攻撃が活性化されてランパートやジョー・コールの決定機を作ったわけで、イングランドのゲームプラン自体はそれほど間違ってはいなか […]

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