Jリーグ

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「酒井宏樹の抜けた穴」J1第17節 柏レイソル-名古屋グランパス

ツール・ド・フランス開催期間中に付き、サッカーは縮小営業中です(笑)。 そのツールの合間にざっと見させてもらった、豪雨の中で行われた注目の上位対決。ACLの影響でスタートダッシュに失敗したものの、ようやく昨シーズンの強さが蘇ってきた柏だったが、同じく調子を取り戻してきた名古屋に苦杯を舐めさせられる結果に終わった。 と言っても、柏のほうが全体的にはコンパクトなサッカーをしていたので試合のペースとして […]

「これでは気持よくドイツには行けない」J1第16節 セレッソ大阪-浦和レッズ

昨日は酒が入ってからの観戦だったし、試合から日にちも経ってしまっているので雑感のみで。 「ラスキヨマッチ」と称し、実に4万人近い観客が集まった、ニュルンベルクへの移籍が決まっている清武選手のJリーグ最後の試合ではあったが、残念ながら最後まで清武の得点は見られないまま、何とか試合終了間際のゴールでドローに持ち込んだ試合になってしまった。 パッとしない内容の原因ははっきりしていて、何故かセレッソのDF […]

「曽ヶ端大明神」J1第15節 柏レイソル-鹿島アントラーズ

徐々に前年度チャンピオンらしい調子が出てきた柏と、未だに一進一退状態に留まっている鹿島。 試合は、序盤からその調子の差がくっきりと現れる内容になり、柏の素早く激しいプレッシングの前に鹿島は全く前へとボールが運べず、それに対して鹿島のディフェンスは遅くルーズで、中からサイドに展開、そこにまた中のレアンドロ・ドミンゲスが絡む柏の分厚い攻撃について行けず、何度も決定的なピンチを招いてしまう。 どう考えて […]

「浮上のきっかけはまだ遠く」J1第15節 ヴィッセル神戸-アルビレックス新潟

リーグ戦でのスタートダッシュに失敗し、互いに監督交代直後の対戦となったカードだったが、それを象徴するかのような煮え切らない内容の試合になった。 試合は、ホームの神戸の方が高い位置からプレスをかけてポゼッションで優位には立ったのだが、パスがツータッチ以上手数をかけたショートパスが主体で、ボールは回るものの選手がフリーでクロスを上げたりシュートを撃ったり出来るような機会がほとんど無く、かと言って新潟も […]

「五輪に向けて明るい部分はあるけど・・・」J1第15節 FC東京-セレッソ大阪

スアレス監督に変わってどうにも調子が出てこないセレッソ。この試合では、東京のハイライン・ハイプレスサッカーに対してあくまでもパスをつなぐサッカーで対抗し、何度かプレスをかいくぐって1対1のチャンスは作ったが、キムボギョンらが決めきれなかった事が致命傷になってしまった。 と言うか、東京のGK権田の出来が素晴らしかった。シリア戦の権田とは別人かと思うぐらいにポジショニングが素晴らしく、ボギョンの抜け出 […]

「後半戦へと不安な立ち上がり」J1第14節 ガンバ大阪-浦和レッズ

ユーロがまだ地上波で放送再開していないので、録画してあったこちらの試合を観戦。 前半戦はまさにボロボロだったガンバから、さらに代表戦後の疲れを考慮して遠藤と今野がベンチスタートとなってどんな試合になるのかなと心配したのだが、それ以上に浦和がダメな立ち上がり。 原口、マルシオ・リシャルデス、柏木の3トップとそれより後ろの選手が完全に分断、5バック状態になったWBの前のスペースががら空きなので、そこで […]

「西野改革は道半ば」J1第14節 ジュビロ磐田-ヴィッセル神戸

肝心なグループリーグ最終節が御こなれているのに、何故かユーロの地上波放送が決勝トーナメントまで無くなってしまっているので、その間はちょっとJリーグを回顧。 3週間の中断明けと言う事で、監督業を復活させた西野監督が神戸をどういう風に作り変えるかが注目された試合だったが、試合が始まってすぐにその効果が見て取れた。 神戸は、磐田のDF陣がボールを持つと2人のFWとボールサイドの1人がプレスに行き、その後 […]

「ようやく眠れる天才が覚醒?」ナビスコカップ グループA セレッソ大阪-川崎フロンターレ

2006年にセレッソ大阪へ香川と同期入団し、当時は香川よりも才能を高く評価されていただけに、MU入りをした香川との対比が余計に際立ってしまっていた柿谷だったが、ナビスコの川崎戦で2ゴールを挙げる活躍を見せて遅まきながら反撃の名乗りを挙げた。 ・・・と言い切りたいところなんだけど、正直言って全体的なプレイの内容としてはまだまだ微妙なところ。以前よりもはるかに守備は頑張るようになったし、スイッチしてか […]

「良くも悪くも日本のサッカー」J1第13節 FC東京-浦和レッズ

昨日は酒を飲んで帰ってから見たので、ざっと試合の雑感のみで。 首都圏のライバルであり、今シーズンは好調なスタートを切っているチーム同士の試合とあって、試合内容としては一瞬足りとも気が抜けない好ゲームだったんだけど、誤解を恐れずに言えばもうちょっと個人でのチャレンジがあっても良かったのかなと。 Jリーグは、よく言えばとてもスピーディーなんだけど、悪く言えば単調でアクセントが少なく、互いに同じペースで […]

「ヴェルディとは異母兄弟のようなギラヴァンツ」J2第15節 ギラヴァンツ北九州-東京ヴェルディ1969

結果だけを見れば、ギラヴァンツはホームで1-5の惨敗と見るべきところが何もないような結果ではあるが、個人的には三浦泰年監督のチーム作りにとても興味を持たせる試合だった。 ギラヴァンツは、とにかくGKから徹底して自陣ではボールをつなぎ、敵陣の中に入ると個人がどんどん単独で勝負に出ていくという、従来の日本人チームのサッカーにはなかなか見る事ができない、大陸的な直線的スタイルの攻撃を繰り出して来る。中で […]

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