イタリア・セリエA

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イタリアセリエA パルマ-ラツィオ(2-1)

パルマは開始から素晴らしい出足とプレスでラツィオに何もさせない。アドリアーノもやっとこさポストプレイの仕方が分かって来たのか球離れもまずまずでボールが良く回る。 早速4分に、パルマは左からのFKが相手選手に当たってゴール前で浮き、アドリアーノのヘッドを防いだこぼれ球をカルドーネが押し込んで先制。そこからは35分まで中盤でボールカットからサイドバックが攻撃参加しての波状攻撃でチャンスの山を築くが、ム […]

キエーボ-パルマ(0-4)

まあパルマは中田が何を言ってもいつものパルマであった。問題点は何度も書いているように、アドリアーノとムトゥの持ちすぎと、DFラインが下がって中盤が空いてしまい、中田が走り始める位置が低くて、カウンターの起点になれない。前半戦は点は取られたけれども、それ以上に中田が絡む事で得点が取れていたが、今は逆になってしまっている。いわゆる日本代表のベルギー戦からトルコ戦の流れと同じである。 対するキエーボは、 […]

レッジーナ-ミラン(0-0)

さすがにホームのレッジーナは、ミランが相手でも前半はほぼ互角の戦いを見せる。ポゼッションではミランがやや優勢なのだが、ボールを奪ってからの動き出しが早くてサイドから攻めるカウンターから何度かチャンスを作り出していた。 ミランはやはりCLの疲れからか全体的に動きが鈍い。左サイドはカラーゼの代わりにマルディーニが出ていたのだが、サイドからはあまり有効なチャンスを作り出せず、中央寄りからの攻めが多くなっ […]

トリノ-レッジーナ(1-0)

やっぱり中立地であってもアウェイはアウェイなのか、ペルージャもまたそうだったように降格圏を抜け出して気が抜けたのか、前半のレッジーナはどうにも機能していなかった。 まず、3バックの位置が低くてWBとの距離が開いて、簡単にサイドに流れたFWにキープされてしまう。ボランチとの間も空くので、中盤が戻る前にチャンスを作られている。中村はボランチの位置にいるのだが、マメーデが下がってファルシーニも低い位置な […]

ミニコラム:セリエAの移籍動向

セリエAのEU域外選手枠の制度が、獲得は各チーム1シーズン1人に限られ、しかも1人を獲得した場合すでに所属しているEU域外選手1人の放出を義務付ける制度が発足した。これで「日本人移籍ピンチ」などとメディアは煽っているが、個人的には逆にチャンスが増えるのではないかと思っている。 だいたい、今の欧州でEU外選手の分類としては、実力の南米、安さの東欧・アフリカ、マネーのアジアというところである。今までの […]

レッジーナ-ウディネーゼ(3-2)

いや~、パルマ戦に比べると点は取られるけどレッジーナの試合の楽しい事(笑)。 レッジーナはとにかく味方がボールを持ったら周りがすぐに動き出し、パスを受けたらすぐにまたパスを出している。そしてポジションにかからわずどんどん前へオーバーラップして行く。ボールを持った人間が必ずパスコースを捜してしまうパルマと全然違う。そして守備では誰もさぼらずに一生懸命守備をする。いつの間にこんなに気持ちの良いチームに […]

パルマ-モデナ(1-1)

パルマは終始押しながらも、相変わらず中盤と前線のコンビネーションが無くチャンスを作れない。対するモデナはコンパクトで堅い守備から球離れの良い展開でカウンターを仕掛けてくる。 そして、これまたパルマのお約束であるアドリアーノの強引な突破から前半26分に先制。そして2分後には右サイドからの折り返しを全くどフリーのスコポーニがボレーで決めて同点。 後半からさらにパルマはゲームを支配するも、モデナは1対1 […]

ブレシア-レッジーナ(2-1)

ブレシアがホームらしく最初から押し捲る展開。ファールで止めるしかないレッジーナはセットプレイなどから再三ピンチを迎えてしまう。しかしレッジーナも引き気味の布陣ながらもコンパクトさを保ち、フランチェスキーニとイラネクの粘り強いマークと、不安定なGKベラルディの不思議なセービングで何とか0-0で前半を終了。 後半も試合のペースは変わらず、どう見ても先にバルガスの足が出てファールじゃないのだが、バッジョ […]

ペルージャ-パルマ(1-2)

寝過ごしてしまい、前半30分過ぎからの観戦だが・・・ とにかく前半からペルージャの組織と運動量がパルマを圧倒しつづけた試合。 ペルージャが中盤の忠実なサポートによるトライアングルパスでどんどんボールを動かすのに対し、パルマは前線と中盤がぶつ切りで、創造性が全く無い。 問題点ははっきりしている。最近は、中田に厳しいマークが付けられる事が多く、そちらにボールが展開されずにひたすらアドリアーノやムトゥへ […]

パルマ-ユベントス(2-1)

非常にがっかりした。審判が明らかにユベントス寄りで、接触プレイで厳しく取られてナーバスになっていた事は同情する点だが、パルマはあまりにナイーブで無策すぎた。 同じようなセットプレイを2度ともゴール前でフリーでヘディングをさせたのは論外だが、もっと問題なのは攻撃である。 パルマは中盤でボールを奪うという所までは良かったのだが、その後ムトゥとアドリアーノに一発のパスを遅いタイミングで出すだけで、ほどん […]

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