2011年

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「優勝争いは最終節へ」J1第33節 柏レイソル-セレッソ大阪

名古屋とガンバの結果次第では、ホームで優勝の可能性があったレイソルだが、セレッソとの試合は1-1のドローで終わり、優勝争いは最終節までもつれ込むことになった。 試合の方は、互いに攻撃力を持ち味にしているチームだけに、真っ向勝負の攻め合いという感じで、前半はセレッソが相手に囲まれてもしっかりとボールを収められる清武を中心にスピードのある攻撃を仕掛け、酒本の攻撃参加などで柏ゴールを脅かす。 逆に柏は、 […]

ロンドン五輪最終予選 シリア戦展望

明日は個人的なイベントがあって、多分酔っ払って帰ってくるのでその日のうちに試合を見られないかもしれませんが、一応試合の展望は書いておきます。 現在、グループリーグはシリアとは勝ち点6で並び、得失点差で1ビハインドで2位につけている日本としては、シリアとの2戦では1勝1敗、最悪1勝1敗でも2試合の得失点差で上回る必要があります。逆に言えば、それ以外の2分けや1分け1敗以下では、かなり五輪のストレート […]

「欧州では運がないドルトムント」欧州CLグループF アーセナル-ボルシア・ドルトムント

既にニュースで結果を知ってしまってから見た試合だけど、改めてチャンピオンズリーグでのドルトムントは運が無いなと思わされる結末だった。 試合の序盤はドルトムントのペースで、最近の好調を反映してアーセナルの縦パスをカットしては香川を中心に前線が飛び出してパスをつなぎ、アーセナルゴールを脅かして行く。 ところが、24分に守備の要であるベンダーが相手の足を顎に受けて骨折し、28分にはゲッツェが足に違和感を […]

ロンドン五輪最終予選 各グループの途中経過

バーレーン対日本の翌日に行われた、マレーシアとシリアの試合で予定通りにシリアが勝っちまいやがったので、あんまりうちわを扇げる状態じゃないですが、ひとまず各グループの途中経過を。 まず、韓国が中東包囲網に遭っているグループAでは、カタールが韓国に引き分け、サウジがオマーンに完敗し、韓国が勝ち点4で首位は保っているものの、以下勝ち点1ずつで3チームが連なったカオス状態です。特にサウジは、A代表同様のス […]

「2人が乗り越えるべき壁」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 シュツットガルト-アウグスブルク

昨日はインテルのCLの試合を見ようと思っていたのだが、これがまさかの録画ミス。なので、細貝が先発して岡崎が途中出場だったこの試合を観戦。 細貝はこの試合でも4-1-4-1のアンカーで、あまり攻撃には参加せず、主にバイタルエリアをカバーして侵入してくる相手をマークするという仕事を忠実にこなしていた。 攻撃面でも、シュツットガルトがカカウとポグレブニャクという守備をする2トップで固めた4-4-2にして […]

「バーレーンのGKさまさま」ロンドン五輪アジア最終予選 バーレーン-日本

五輪にストレートインの首位通過を目指す上で、絶対に勝ち点3が必要なアウェイバーレーン戦で、2-0という勝利を挙げたという結果については申し分ない。しかし、内容に関してはよくこれで2点取れたな、というぐらいに危ういものだった。 試合は、序盤から予想通りバーレーンが攻勢に出て来て、ひたすらロングボールを前に蹴り込んではセカンドボールを激しく拾いに来る中東式キックアンドラッシュ戦法で、日本の選手は芝が長 […]

ロンドン五輪最終予選 U-22バーレーン戦展望

今晩11時半から始まるU-22バーレーン戦の展望ですが、いつも以上に読めない点が多くて困ってます。 まず、ご存知のようにバーレーンは現在、「アラブの春」に連なる政治動乱中で、代表からはシーア派の有力選手が追放され、しかしその穴埋めをするように、U-22から5人の選手がA代表に選ばれ、3次予選ではイラン相手に引き分けるなど、経験を着実に積んでいると言われています。 一方で、U-22にいたシーア派の選 […]

「長谷部、ボランチに戻る」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 ヴォルフスブルク-ハノーファー96

先週末は1泊旅行に出かけていて土曜に試合が見られず、そういう時に限って本田は復帰するし内田は先発になるしで日本人の試合が目白押しで、しかも今晩はバーレーン戦で明日明後日とチャンピオンズリーグがあるために、全ての出場試合を見るのはとても無理といううれしい悲鳴。 そんな中から、久々に長谷部がボランチで先発し、チームも快勝したというヴォルフスブルクの試合を選んでみた。が、ぶっちゃけ内容からするとかなりラ […]

「バイオリズムの節目なのか?」ドイツ・ブンデスリーガ第13節 バイエルン・ミュンヘン-ボルシア・ドルトムント

首位をひた走っているバイエルンと、いつの間にか2位まで上がってきたドルトムントの直接対決。 形の上では首位争いとは言え、まだ勝ち点5の差があるので、ここでバイエルンが勝ってしまうとドルトムントとしては非常に厳しくなる状況だったが、見事にアウェイでバイエルンを破って射程圏内に捉えてみせた。 ドルトムントの狙いは非常に明確で、とにかくバイエルンの強みであるリベリと復帰したロッベンにボールを渡さない事。 […]

「負けに不思議の負け有り」国際親善試合 イングランド-スペイン

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とかつて野村監督は語ったが、ことサッカーに関しては当てはまらないなと思ってしまうような試合だった。 ルーニーを3試合の出場停止処分で欠くホームのイングランドは、ホームウェンブリー・スタジアムでの試合にも関わらず、どう見てもCBらしい選手にしか見えないジョーンズを中盤に配し、パーカーをアンカー、ベントを1トップにした4-1-4-1という極めて守備的な […]

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