2007年4月

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J1第8節 大分-G大阪(0-4)

前節はかたや5得点、もう一方は5失点とまるで好対照な結果を出したチーム同士の対戦だったが、まさにそれを裏付ける内容と得点の試合となった。 大分は、まるでフランクフルトを見ているかのように、誰がどこでどうマークするのかという意思が統一されておらず、マグノアウベスに簡単にドリブルで前を向かれて二川のワンツーから決められるなど前半早々に2失点をしてしまい、後半には橋本に対するマークミスと、クロスの出所に […]

ドイツ・ブンデスリーガ第31節 ボルシア・ドルトムント-フランクフルト(2-0)

フランクフルトはマンマークの3バックにアマナティディスの1トップという布陣で臨んだが、相手2トップこそそれほど自由にはさせなかったものの、DFラインの押上げが無くてセカンドボールを拾われ、自由にサイドに展開されて最後はファールで止めざるを得ず、フライにFKから2点を決められて終戦。試合経過を書く気にならないので以上(笑)。 ま、セットプレイ頼みのフランクフルトがセットプレイから相手に2点取られたの […]

欧州CL準決勝 マンチェスター・ユナイテッド-ミラン(3-2)

結果的には、Cロナウドやギグスのドリブル、ルーニーのボディバランスとスピード、スコールズのミドルとどんな形でも攻められるマンUの攻撃の万能ぶりが発揮された試合だったが、それだけに途中までたった一人でマンUを追い詰めたカカーの凄さも際立った試合だった。 ミランにとっての誤算は、マルディーニとガットゥーゾという守備のキーマンを2人も怪我で途中交代になってしまった事で、彼らがいなくなった後半は中盤でマン […]

欧州CL準決勝第1レグ チェルシー-リバプール(1-0)

プレミア勢同士の対決となった準決勝第1戦。チェルシーはシェフチェンコ、ドログバ、ジョー・コールの3トップによる4-3-3、リバプールはカイトとベラミーの2トップによる4-4-2で臨む。 試合は当然ながら両チームともに長いボールを前線に入れ、セカンドボールから攻めるリスクレスな戦いでスタートしたが、マケレレが復帰したチェルシーの分厚い守りの前にリバプールは徐々に攻めが組み立てられなくなり、横パスやバ […]

アジアCLグループF 川崎-全南(3-0)

こちらは浦和とは全く対照的に、川崎がリーグ戦での好調を証明するかのような見事な内容と結果を出した試合となった。 試合はまず、もう後が無い全南が当然のごとく最初からフルパワーで攻めに出てきたが、川崎は引き気味ながらも各選手が落ち着いた対応を見せ、奪ったボールを確実に前線までつないでカウンターのチャンスを作り出そうとする展開に。 そして25分に、川崎は中盤でボールを奪って中村が一瞬のためからオーバーラ […]

アジアCLグループE 上海申花-浦和(0-0)

上海申花は現在ダントツの最下位とは言え、中国アウェイだけに浦和にとっては気の抜けない試合。 浦和のフォーメーションは永井が怪我のために、堀之内がCBに入って坪井が右SB、小野と山田が両SHになった4-4-2の形だったが、試合が始まってみるとこれが全く機能しない。 試合開始直後以外は、前の試合と同様に5バックで引いた上海にサイドのスペースを完全に消されてしまってSBが上がる場面が無く、特に山田と坪井 […]

J2第10節 鳥栖-湘南(0-5)

0-5という大差の結果になってしまったが、それほど両チームの試合運びに大きな差があったわけではなかった試合だった。 鳥栖の最初の2失点は守備のマーキングミスで、3点目のアジエルのミドルもGKが止められないシュートではなかった。それに対して途中で負傷退場をしたものの、ジャーンと斎藤というJ1クラスのCBを揃えた湘南は、押し込まれてもほぼミス無く鳥栖の攻撃陣を封じきっていた。 以前のJ2であれば、FW […]

J1第7節 名古屋-神戸(2-0)

名古屋はここに来て連敗、そして神戸は勝ったり負けたりともう一つ波に乗り切れない同士の試合。 名古屋はオランダ式の、ワイドにポジションを取ったサイドにサイドチェンジを通して起点を作る攻撃、神戸は引いて守ってカウンター狙いと言う予想された形で試合は始まる。 が、名古屋は大宮戦で苦しんだ時と同様に、サイドに展開するまではいいがそこから引いた相手に攻め手を欠き、神戸は押上げが遅くて単発のカウンターしか仕掛 […]

ドイツ・ブンデスリーガ第30節 フランクフルト-ボーフム(0-3)

中田(旅)のペルージャ移籍に始まり、ベネチアやレッジーナ、マジョルカ、フルハム、WBA、ルマンと日本人選手が所属したチームの残留争いを見続けてきたが、正直言ってこのフランクフルトほどホームでトホホな試合をするチームを見たことが無い(苦笑)。 直前にシュトライトがチームメイトと口論になったという報道があったが、それを裏付けるかのようにチームはバラバラで、前半は前に行こうとする意欲だけが突っ走り、パス […]

J1第7節 浦和-川崎(1-2)

ACL出場チーム同士の上位対決。4-4-2の浦和は闘莉王が怪我で堀之内がCBに入り、3-5-2の川崎は森がやはり怪我でFWの黒津が左WBに入る布陣。 試合は中盤のキープ力と早い攻撃が持ち味の両チームだけに、中盤での潰し合いというよりはゴール前での紙一重の攻防が多くてスリリングな展開で始まる。が、徐々に浦和がサイドの数的優位を活かしてボールを支配し始める。 浦和は何度もサイドからのクロスやスルーパス […]

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