「成功の太鼓判はまだ早そう」イングランド・プレミアリーグ サウサンプトン-アストン・ヴィラ

吉田の移籍で、サウサンプトンの試合については1人のCBについてのプレイを中心に見るという観戦スタイルになっているんだけど、相手の守備や味方の攻撃ポジションを見ながらボールを追っていた今までに比べると、頭の負担がずっと少なくて非常に楽なことに気づいた(笑)。まあ、その分途中で寝てしまう危険性が無きにしもあらずなんだけど、精神的に余裕のない時は吉田の試合をチョイスするのがいいかもと思ってしまった。
さて、アストン・ヴィラ戦で今期初先発となった吉田だが、チームが4-1で今季初勝利を挙げたという事もあって、ファンやマスコミからは非常に高い評価を受ける事になった。
が、実際に試合を見てみるとアーセナル戦とそんなに大きく守備のクォリティが変わったというわけではなく、アストン・ヴィラの拙い試合運びに相当助けられたおかげだったように思う。
サウサンプトンのラインコントトールは、どうやら吉田じゃなくて相方のフォンテのようで、吉田は彼のポジションを見ながらカバーが出来る位置へと修正していた様子だった。そのおかげで、サウサンプトンのラインはあまり高く上げられず、アーセナル戦のように中盤を支配されるとやばかったのだが、アストン・ヴィラの攻撃が判で押したようにロングボールからのセカンドボール狙いだったので、吉田はベントとベンテケの2トップに対して空中戦だけに集中していれば良かった。
そして高さに対しては、ほぼ8割ぐらいの確率で勝てていたように思う。ただ、味方と相手のポジションを常に視野へ入れるために、少し下がった位置を取ろうとする吉田のクセもあってアストン・ヴィラの先制点を許す羽目になってしまったが、それもコミュニケーションで改善できる部分だと思う。
攻撃については、アストン・ヴィラが吉田に対して特別な対策をやった、というわけでは無いように思うが、アストン・ヴィラの2トップが常にボールを持っているCBに対してプレッシャーを掛け、中盤から後ろがスペースを消すことに専念していたため、アーセナル戦ほどのビルドアップは出来なかった。
前半30分頃からアストン・ヴィラ陣内にスペースが出来てきて縦パスを入れる機会が増えたが、58分にサウサンプトンが同点に追いついてからは、相手のDFラインがズルズル下がりっぱなしになって、中盤を完全に制圧してしまったので吉田がわざわざゲームメイクする必要性が無くなってしまった。
まあ、内容的には万全だとはとても言えないけど、勝利という結果が返ってきたのは何より。ただ、怪我をした前のレギュラーであるホーイフェルトが既に出る気満々なのが気にかかる。ぽっと出の東洋人にレギュラーを奪われたくなんかないだろうし、その辺は監督のケアを期待したいところだが・・・はてさて。

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