「再び森本の出番が来るのだろうか」イタリア・セリエA第16節 カリアリ-カターニャ(3-0)

ユベントス戦に引き続き、この試合でも森本とマキシ・ロペスの2トップにゴメスをトップ下に配する4-3-1-2のフォーメーションで臨んだカターニャだったが、またもやチームにも森本にも厳しい現実を突きつけられる格好になってしまった。
プロヴィンチアのアウェイという事で、カターニャは当然のようにラインを下げて受けに回る守備を引いたのだが、そうなるとFWにはまずポストプレイでボールをキープして時間を稼ぐ役割が求められるのだけれど、森本のポストプレイはバカ正直に後ろへとボールを返すだけなので、そこをカリアリの選手2~3人に囲まれて完全に森本がボールを奪うターゲットとして狙われてしまっていた。
これがマキシ・ロペスだと、背中に背負った相手を利用して後ろに体重をかけながらスクリーンの動きでターンするなど、マークされてもボールをうまく自分のものに出来るテクニックがあるのだが、森本はそれが無い上に、守備でもあまり貢献が出来ていなかったのだから厳しいと言うしかない。
そしてDFと前線との距離が遠いので、カリアリはいとも簡単にカターニャの中盤までボールを運ぶ事が出来、カターニャの3ボランチの誰かが前に残っていたりするとそこに出来たスペースに入り込まれ、残るは薄い1枚のDFラインのみという事で、好き勝手に攻撃を組み立てさせられてしまっていた。
1点目がまさにそういう形で、森本が相手に囲まれて慌てて味方にボールを返そうとして奪われ、カリアリの中盤がボールホルダーに2人カバーに行くが、後ろと連動していないのであっさり抜かれ、1ボランチの横のスペースでフリーになった選手にクロスを上げられ、これまたフリーのヘディングがバーに当たったボールをネネに押し込まれるという、カターニャの弱点を浮き彫りにしてしまうようなゴールだった。
そういう流れで森本はほとんど前を向いてプレイをさせてもらえず、最後にはイライラが募って報復行為で一発退場と踏んだり蹴ったりの試合になってしまったが、このままでは来年に再び出場機会が得られるかどうかは微妙なところではないだろうか。
もし次のチャンスが来たならば、ポストプレイはとりあえずマキシ・ロペスに任せて前線で待つことはやめ、まず守備から入る事で自分がプレイするスペースを作る香川のような考え方に切り替えて欲しいと思うのだが・・・

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