「窮地のリバプール」欧州CLグループE リヨン-リバプール(1-1)

ここまでグループリーグ3位、リーグでも6位と低迷しているリバプールだが、この試合もその成績を象徴するかのような内容に終始していた。
その原因は、昨シーズンの中盤を1人で支えていたと言っても過言ではないシャビ・アロンソがレアルに移籍してしまい、ジェラードが怪我で欠場、トーレスも怪我持ちで万全ではないという、まさに大黒柱が3本も抜けてしまった事に尽きる。
中盤で溜めを作ってパスを配給するシャビ・アロンソ、絶対的なボールの預けどころでもあり、強烈なシュートやクサビが打てるジェラードがいない事でリバプールのラインが押し上げられず、サイドのベナユン、カイトが低い位置に押し下げられて4-4-1-1のようなフォーメーションになってしまい、組み立てはトーレスへのロングボール1本という状態になってしまっていた。
それでも欧州屈指のリアリストであるベニテス監督は、そんな状況の中でもSBをほとんど上がらせずにリヨンのサイド攻撃を消しつつ辛抱強くチャンスを待ち、3度ほど決定的なシュートをGKウーゴ・ロリスに阻まれはしたものの、67分にバベルを投入して攻撃のスイッチを入れた事が当たり、82分にそのバベルが強烈なミドルを決めて勝ち越したところまでは良かった。
が、終了間際にゴール前の浮き球の処理を誤り、リサンドロにラインの裏へ抜け出されてしまって同点ゴールを食らって終了。これでリヨンとリバプールとの勝ち点差は6のままになり、アウェイでリヨンがリバプールを破っているため、当該対戦成績で上回るリヨンが2試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。
リバプールは、最悪のチーム状態でも渋い戦いでリードを奪ったところまではさすがだったが、最後の最後でミスが出て失敗に終わったところに、ベニテスの勝ち運が尽きてるな~という感じ。これで次節にフィオレンティーナがリヨンに負けて、なおかつ最終節のフィオレンティーナとの直接対決に勝たないと決勝トーナメント進出が無くなってしまったが、そうなると解任への動きが出始めることは避けられそうにないだろうね。

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