スコッチ・プレミアリーグ第6節 アバディーン-セルティック(0-1)

ここまで無敗のアバディーンとのアウェイ戦、それもミッドウィークにCLを控えているという事で、セルティックにとっては難しい戦いになると思われたのだが、点差以上にセルティックの内容が上回った試合となった。
その原動力となったのは、この試合からセルティックに加わったグラベセンで、ずんぐりした体躯に似合わない俊敏なオフザボールの動きで攻守にからみ、ペトロフが抜けた試合では動きが沈滞していたセルティックの中盤に、一気に流動性をもたらす働きを見せていたのは、さすが伊達にレアルにいた事があるわけではないという能力を証明して見せていた。とは言え、攻撃センスという面ではペトロフよりも落ちるのは確かで、この日はあまりかみ合ったとは言えなかった中村やマクギーディとの連携がまだまだ求められるところだ。
という感じでセルティックの出来は決して悪くなかったのだが、この試合ではそれ以上にアバディーンの守備の集中力が高く、セルティックのクサビに入る動きや2列目からの飛び出しに対して決してマークを切らさず、セルティックはボール支配率の割にはあまり決定機を作らせてもらえなかった。後半34分にようやくヘッセリンクが得点を決めたのだが、それも相手GKがボールを見失ったラッキーなゴールであり、CLに向けてこの勝利に安心せずに気を引き締めて臨む必要があるだろう。
中村については、ゴール前に飛び込んだりPA内でドリブルを仕掛けたりといった積極的なプレイもあったのだが、それ以上にシュートを打つよりも近くの味方にパスしたり、チェイスに行きながらもアタックをしなかったりと、消極的な面が目に付いたプレイ振りであった。やはりCLの事が頭にあって無理をしないプレイを自然に選択していたのかもしれないが、今まで出来なかった事がCLで急に出来るはずも無いわけで、プレイの課題を抱えたままでCLに挑む事になるのは確かだろう。

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