リーガエスパニョーラ第18節 マジョルカ-デポルティボ・ラコルーニャ(2-2)

待望の、大久保のリーガエスパニョーラデビュー戦、大久保は先発でルイス・ガルシアの4-4-1-1の1トップ下で先発。デポルはディエゴ・トリスタンの1トップの下にルケ、ヴァレロン、ムニティスが並ぶ4-2-3-1。
試合は開始からデポルがボールを支配する。マジョルカはボールを奪っても自陣でボールをつなぐのが精一杯で、中盤がボールを持ってもマウロ・シウヴァの早いチェックの前に前にボールを出す事が出来ず、大久保が裏に抜ける動きをしても全くボールが出てこない。そして6分にはイーブンボールを何とかして奪おうと足で競った大久保がセサルにひざを蹴られて早速ひざを2針縫う怪我をしてしまう。
それでも16分に、大久保が相手のバックパスを追ってクリアボールをカットしたボールがあわや相手ゴールに入りそうになったプレイから、少しマジョルカもエンジンがかかりはじめ、デポル相手にプレス守備のペースをつかみ始める。だが、デポルのマークにつくスピードも早くて、マジョルカはそれほど有効な攻撃を仕掛けることが出来ない。デポルも、アウェイという事もあってかそれほどサイドが上がる事も無く、また最後のクロスなどに中盤から飛び込む選手が無いので、さほど分厚い攻撃も見せられない。そうして、あまり得点の匂いを感じる事も無く前半は終了する。
しかし後半開始直後にいきなり試合は動く。5分にサイドから展開されたボールを中央で受けたルケがドリブル、2人揃って前に出てしまっていたマジョルカのボランチの守備が間に合わずに中央を突破され、最後はディエゴ・トリスタンがヒールで壁パス、これを再び受けたルケがゴール左隅に流し込んでデポルが先制する。
これでマジョルカもようやく火がついたのか、今まではことごとくセカンドボールを拾われたいたのが逆に拾えるようになり、カンパーノとアランゴの両SHが高い位置でプレイし、それまで孤立していたルイス・ガルシアがスペースに流れ、そこで空いたスペースをまた大久保が使うという形が機能し始める。
そして11分に、セカンドボールからのボールを右サイドに流れて受けた大久保が、マークが2人いたのにもかからわずほとんどフリー状態で上げたクロスを、ルイス・ガルシアがゴールのファーサイドにふわりと浮かせたゴールを決めてマジョルカが同点に追いつく。
これでチームが変に調子が出てしまったのか、マジョルカが前がかりになったところをすかさず右サイドに展開され、ムニティスが楽々と中央に切れ込んで強烈なシュート、マジョルカGKヴェスターフェルトがかろうじて弾いたもののこぼれ球をルケに押し込まれて再びリードを許してしまう。しかし3分後、右サイドでのFKから早いリスタート、そこからのクロスをファーに流れて飛び込んだ大久保がルイス・ガルシアの1点目と同じようにファーサイドにヘッドで流し込んでマジョルカが再び同点に。
その後はパンディアーニやフランを投入したデポルがヴァレロンのボールキープを中心に見事なパス回しを披露し、疲れの出てきたマジョルカ守備陣を完全に翻弄するものの、最後のところで何とか止めまくる。大久保もその後はあまりチャンスにからむ事が出来ず、4分のロスタイムも見所を作る事が出来ないまま同点で試合終了。
大久保については、最初こそほとんどボールが回ってこなかったものの、途中から裏へ抜けるスピードを味方が理解し始めてからは、ルイス・ガルシアと交互にサイドや中盤に下がってボールを受ける形でうまく働けるようになった。初戦の割に、プレイも終始落ち着いていたように思う。ただ、まだ遠慮があるのかシュートを打てる場面があったにもかからわずパスを選択してしまったところもあったので、これである程度選手や監督、サポーターの信頼を受けられる結果を出したのだから、もっとエゴイストになって点を取り巻くって欲しい。ま、何にしても1ゴール1アシストは最高のデビューなのは間違い無い。これからも頑張れ、大久保!

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