イタリア セリエA第28節 ボローニャ-レッジーナ(2-2)

デルビージャポネーゼの試合ではあるが、中村はいつも通りベンチスタート、中田は先発と言う少し寂しい状況。ボローニャはターレとシニョーリのFWに中盤がロカテッリに中田、コルッチといういつもの3-5-2。レッジーナは絶不調のボナッツォーリが怪我で欠場、ステッローネとディミケーレという2トップ。
試合は残留争いに燃えるレッジーナが最初から攻勢をかける。7分にはいきなりボローニャDFラインが揃わず、ディミケーレに裏を取られてループシュートを決められるという立ち上がり。その後もレッジーナの各選手の攻守の切り替えが早く、ボローニャは中盤が空いてしまう上にどうにも集中力を欠いたプレイが目立ち、つまらないミスから簡単にカウンターを許してしまう。
そして30分、また一発のロングパスをディミケーレにフリーで落とされ、ステッローネがボレーで決めて2点差に。この場面、スッシがディミケーレのマークを外していて、1点目もラインコントロールの判断ミスの原因になっているし、マッツォーネは良い監督だとは思うがスッシ好きだけは理解しがたい。
そこからはようやくボローニャも目が覚めて、ゴール前でのセカンドボールをことごとく拾ってセットプレイを中心に波状攻撃を仕掛けるようになる。それでもレッジーナDFが高い集中力でしのぐのだが、43分にミドルをベラルディがいったんはキャッチしたものの、きっちり手に収める事が出来なくてロカテッリに蹴りこまれて1点差に。
後半に入ると中田はダブルボランチの位置に入ってロカテッリが上がる。開始早々の一瞬だけはレッジーナが攻める場面があったものの、後は終始ボローニャペース。さらにロカテッリとコルッチに代えてベッルッチとペッキアを投入してさらに攻撃的に。その甲斐あって22分に右サイドからのシニョーリのクロスをターレがマークに囲まれながらも頭で落とし、走りこんだベッルッチが決めてとうとう同点に。
その後もボローニャのペースは変わらないものの、次々に守備的な選手を入れるレッジーナにクロスを雨あられと浴びせながらもなかなか崩す事が出来ない。36分にようやく中村が投入されるが、ステッローネとの交代で消極的な姿勢は変わらない。中村が投入されて、レッジーナはピッチを広く使う意図が見え始めるようになるが、膠着状態を動かす材料にはなれずに同点のまま試合終了。ボローニャはこれもイタリア病と言うべき残留圏内に入ったとたんの気の緩みを前半に見せてしまって勝ち点2分の損をしてしまった。
今日の中田は後半はダブルボランチで上がりを自重していたこともあってか、キレていたというほどではないが、90分攻撃の要として良く機能しつづけていたように思う。中村はレッジーナにアクセントをもたらしはしたものの、FWもろくにいない状態で10分で何かしろと言う方が酷であった。

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