イタリア セリエA第16節 レッチェ-ボローニャ(1-2)

ボローニャはとうとう中田が先発。中田は3ボランチの右に入ってコルッチが下がり目のセンター、ペッキアが上がり目の左という中盤の構成。2トップはシニョーリとベッルッチ。レッチェはエースFWのチェバントンが欠場、ボジノフとコナンというU-20世代の2トップ。
試合は開始からホームのレッチェが鋭いプレスからの出足から攻め込む。ボローニャは中盤でパスを回してボールキープしようとするのだが、ボールを持った選手の周りの動き出しが悪くてミスパスやバックパスが多くなってなかなかボールを前に運べない。中田が他の選手に指示を出す場面が目立つ。
しかし先制はボローニャ。13分に相手GKのキックがミスになってシニョーリに渡り、うまいボールキープからオフサイドラインをかいくぐって右サイドを出てきたネルボにスルーパス、折り返しをペッキアが無人のゴールへ。
そこからはレッチェにさらにエンジンがかかり、ボローニャはほとんど攻撃の形を作れない。守備でもゾーンで守っている3バックのラインの上げ下げとマークが中途半端で、簡単にレッチェにボールをつながれてしまう。そして22分、右サイドのマークの甘さを突かれてクロスを上げられ、バイシクルシュートのこぼれ球を拾ったボジノフに決められとうとう同点。
その後はペースがやや落ちたレッチェに対してボローニャもパスを回す場面が増えるが、あまり有効な攻撃が出来ないままに前半終了。
後半になるとレッチェの攻勢はさらに激しくなる。ボローニャは前線でボールをキープ出来ないためにラインが上げられず、中盤でもただスペースを埋める守備にならざるを得ないためにレッチェの選手にどんどん前に飛び込まれ、15分過ぎには、ゴール前で跳ね返したボールをことごとく拾われて連続攻撃を食らう大ピンチ。
業を煮やしたマッツォーネは19分にFWターレを投入。これで前でボールがキープできるようになってボローニャが少し盛り返す。そして32分、右サイドでボールを受けた中田がボールをキープしつつドリブルで上がり、DF2人の間を抜く不意をついたクロスをターレがうまくヘディングをコースに決めて起死回生の逆転ゴール。
これで気落ちしたレッチェはそれから反撃を見せる事も無く、ボローニャはアウェイで貴重な勝ち点3を手にした。
中田は1アシストを記録したものの、チームに連動した動きを促すためのつなぎのパスやサイドチェンジが多く、あまりゴール前に出てくる場面は多くなかった。さらに後半からは運動量が落ちてミスも目立ち、コンディションもまだまだ万全じゃないようである。ただ、それでもフル出場したのだから監督からの信頼は絶大なわけで、もっともっと攻守への貢献が求められるのは間違いない。頑張って欲しいものである。

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