ワールドユース GroupB 日本-イングランド(1-0)

日本はGKが川島、DFが角田、近藤、菊地、MFが鈴木、小林、今野、徳永、トップ下成岡、FWが阿部、坂田のいつもの3-5-2。イングランドはルーニーもミルナーもいないメンバー。
日本はしょっぱい大熊サッカーを最初から展開する。とにかくDFはボールを持ったらロングボール、しかし阿部も坂田もマークに消されて全くボールキープ出来ず、たまたまこぼれ球が中盤に転がってきたときのみ早いタイミングのアーリークロスでゴール前へというスタイルで、全くチャンスらしきチャンスが作れない。
そんな日本に、イングランドは左サイドトーマスの突破やFWの高さで起点を作り、FWチョプラが裏に抜けるという決定機を作るものの川島の良い反応などで得点出来ない。前半は日本に全くチャンスが無いままに終了する。
後半になると日本は小林に代えて谷澤を投入、前半役に立っていなかった成岡をボランチに下げる。これで少しリズムが変わり、日本は6分に阿部のヘッドがポストに当たるという初めてのチャンスを作る。その2分後、左サイドでうまくボールをキープした阿部から鈴木のクロス、それを逆サイドにいた徳永がボレーで折り返し、フリーになった坂田が頭で合わせて日本が先制する。この試合で唯一日本が相手の守備を崩した場面だった。
それからは当然イングランドが攻め込むものの、前半怖い存在だったチョプラがほとんど登場しなくなり、逆に日本もスペースが出来た事によってFWがボールを持てるようになってカウンターを仕掛けるものの、阿部の判断の悪さなどもあって得点出来ない。
最後はイングランドの執拗なパワープレイに苦しみながらも、日本は何とか時間を使いつつ川島のファインセーブなどで守りきって初戦で貴重な一勝を手に入れた。
日本は勝ち点3と言う最高の結果を手にしたとは言え、イングランドはトーマスとチョプラ以外には全く見るべきところの無いチームで、エジプトやコロンビア戦を楽観視する事は出来ようも無い。しかもロングボール多用戦術なのに、FWがキープする場面がほとんど無く、坂田のスピードを生かすという点でも阿部よりも平山の起用が理にかなっているのではないか。そして5-3-2と呼んでもかまわない守備的戦術なのに、トップ下は後半最初に谷澤が少し目立ったくらいで、FWとのからみがあまりにも少なすぎる。成岡という人選も含めて、もう少しこのポジションの使い方を考える必要があるだろう。

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