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「今のところ敗退決定はウクライナのみ」EURO2016 第2節終了時各グループの状況

昨日はとあるイベントに出かけ、ドピーカンの中でずっと日干しになっていて帰った頃には疲労困憊、夜は当然のように寝落ちしておりました。

なので、ちょうど各グループの第2節が終わり、最終戦を残した状態での各グループの状況を見ていきます。

今大会のユーロは、グループの数が6なので、各グループ3位通過のチームから、勝ち点、得失点差の優先順位で上位4チームが決勝トーナメント進出出来る事になってます。

グループA

まず2連勝のフランスはグループ突破確定。2位のスイスは勝ち点4で、最終戦の相手がフランスなので、勝てば首位通過が可能です。3位のルーマニアは勝ち点1なのでスイスが負けなければ2位通過は不可能で、引き分けても勝ち点2では3位グループの上位には入れない可能性が高いです。2敗で4位のアルバニアはとにかくルーマニアに大量点で勝って一縷の望みにかけるしかありません。

グループB

勝ち点4で1位のイングランドは、スロバキア戦の引き分け以上で通過が決定。2位はウェールズとスロバキアが勝ち点3で、得失点差、得点数も同じで同順位。どちらも最終戦に勝てばグループ通過が決まります。ロシアはまず最終戦のウェールズに勝つことが絶対条件。イングランドが負けた場合のみ、2位通過の可能性があります。

グループC

ドイツとポーランドが勝ち点4で並び、得失点差で1位上回るドイツが1位。2位が勝ち点3のアイルランドで、2敗のウクライナは今大会唯一の敗退決定国になってしまいました。最終戦は、ドイツがアイルランド、ポーランドがウクライナで、アイルランドにとっては3位通過の可能性のためにも、ドイツと引き分け以上の結果を残したいところでしょう。最終節屈指の好カードです。

グループD

2勝のスペインは突破が既に確定、2位は勝ち点4のクロアチアですが、最終節はスペインが相手なので、勝ち点1で3位のチェコがトルコに勝った場合、クロアチアが負けると得失点差で逆転されて3位に転落する可能性があります。まだ勝ち点0のトルコは、チェコに勝って吉報を待つしかありません。

グループE

イタリアは2連勝で、2位のベルギーに勝っているので当該成績で首位通過が確定。残りはともに勝ち点1ですが、得失点差+1のスウェーデンが3位、アイルランドが4位になっています。最終節は、イタリア対アイルランド、スウェーデンとベルギーというカードで、アイルランドもスウェーデンも勝てば決勝トーナメント進出の可能性があります。得失点差を考えるとアイルランドは厳しいですが、イタリアはおそらくメンバーを落として来るので、その影響がどう出るか。

グループF

グループリーグ突破楽勝かと思われたポルトガルが、何と2引き分けで勝ち点2の3位、首位は勝ち点4でまさかのハンガリー。2位は勝ち点と得失点差でポルトガルと並びながら、総得点で1上回るアイスランド、4位が勝ち点1のオーストリアで、既にハンガリー戦で負けているオーストリア以外3チームに首位通過の可能性が残っている大激戦です。最終節はアイスランドとオーストリア、ハンガリーとポルトガルで、ポルトガルはまさかのグループリーグ敗退が十分あり得る自体になってしまいました。

さて、最終節はどんなドラマが待っているのでしょうかね?

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