ワールドカップ

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「誰が出てもどんなフォーメーションでも金太郎飴にしてしまうドイツの凄み」FIFAコンフェデレーションズカップ2017 ドイツ-チリ

昨日は、コンフェデレーションズカップ・グループBの本命同士の対戦、ドイツ対チリの試合を観戦。 ドイツは初戦から先発メンバーを4人代えて、3-4-3のフォーメーションにして来た。チリは、エースのアレクシス・サンチェスが先発に復帰した以外は、初戦のカメルーン戦と同じメンバー、フォーメーションは4-3-1-2。 試合はポルトガル対メキシコとは異なり、両チームともにインテンシティの高い立ち上がりで、いきな […]

「アジア予選との落差に若干落ち込んでしまう好ゲーム」FIFAコンフェデレーションズカップ2017 グループA ポルトガル-メキシコ

2戦目にしてまだ決勝トーナメント進出のチームが決定していない、激戦になっているコンフェデレーションズカップ。まだ見ていないチーム同士の試合にしようと思って、1戦目になるけどポルトガル対メキシコを昨日は見てみた。 まあ、当然ながらW杯開催予定のスタジアムのピッチは素晴らしいし、ロシアは夏でも涼しいので、こないだのテヘランと比べるのは愚問だとは思うんだけど、アジア予選との試合内容の格差にはちょっと落ち […]

「ドイツ代表に1点差まで迫った、”浦和システム”のオーストラリア」FIFAコンフェデレーションズカップ2017 オーストラリア-ドイツ

6/17から始まった、各大陸王者がロシアで対戦するプレW杯的な位置づけのコンフェデレーションズカップ。8月の最終予選で決戦を戦う相手であるオーストラリアが、ドイツと対戦して2-3と惜敗まで持ち込んだと聞いて、その試合をチェックしてみた。 オーストラリアのフォーメーションは、ホームのサウジ戦でも採用した3-4-3で、コンフェデでもこの形という事は日本戦でも同じ布陣で来る可能性は高いはず。だが、前半の […]

「フィクションでも書けない、3分間で直接FK2連発、ロスタイムに同点というジェットコースター」ロシアW杯欧州予選 グループF スコットランド-イングランド

ロシアW杯欧州予選のグループFは、イングランドが順調に首位を快走する一方、スコットランドは4位で厳しい状況ではあるものの、「バトル・オブ・ブリテン」と称される強烈なライバル意識を持ったチーム同士の対戦にふさわしい、フィクションでもこんな展開は書けないだろうという、凄まじく劇的な結末になった。 イングランドはケインの1トップに、2列目がララーナ、アリ、ラッシュフォードを並べた4-2-3-1で、スコッ […]

「グリーズマンやポグバがパッとしなかったのは、久保や原口の不発と根っこは同じ」ロシアW杯欧州予選 グループA スウェーデン-フランス

昨日はさすがにイラク戦の低調な内容と結果にガックリ来てしまった1日だったけど、欧州予選で選手の質・量ともに世界トップクラスのフランスが、アウェーでのスウェーデン戦に負けた試合を見ると、このフランスよりはまだ悲惨度ではマシだよなと自分を慰める事が出来た(笑)。 フランスのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップにジルー、2列目がマテュイディ、グリーズマン、パイェの3人で、ボランチにポグバとシソコ […]

「中国&オイルマネーの一本釣り」2026年W杯、アジア出場枠が8.5に拡大決定!

以前からニュースに上がっていた、2026年W杯からの出場国の大幅拡大の件ですが、FIFA理事会で承認され、日本が所属するAFCには8枠+プレーオフ1枠の8.5枠が割り当てられる事になりました。 他の大陸からは、欧州が16(現行は13)、アフリカは9.5(同5)、南米は6.5(同4.5)、北中米カリブ海は6.5(同3.5)、オセアニア1.5(同0.5)に拡大されますが、アジアとアフリカの差が最も多い […]

「タイ戦でも十分起こりうる、ホームチームが陥る落とし穴」ロシアW杯欧州予選 グループH ベルギー-ギリシャ

最近は、スカパーでやってる欧州予選はほとんどフジNEXTでの放送になってしまって、本当にスカパーの海外サッカーセットの存在意義ってチャンピオンズリーグだけになってしまったなと痛感する昨今。なので、この試合は不本意ながらDAZNで観戦。 グループHで1位と2位の直接対決ではあるんだけど、総得点がベルギーの21に対してギリシャが9と、4試合で実に12の差がついている極端なチームカラー同士の対戦だけに、 […]

「チッチ監督がセレソンを蘇らせた理由は、ブラジル新旧戦術のいいとこ取り」ロシアW杯 南米予選第12節 ペルー-ブラジル

コパ・アメリカ・センテナリオでまさかのグループ敗退、南米予選も6位に低迷とどん底の状態まで落ち込んでしまったブラジル代表。しかしドゥンガからチッチへと監督が交代してからは、宿敵アルゼンチンを3-0で破ったと思ったら、今度は南米王者ペルーもアウェイで2-0と撃破、あっという間に勝ち点4差で首位を独走する脅威の復活を遂げてしまった。 その最大の理由は、やはりチッチ監督がもたらした守備組織の改革だろう。 […]

「改めて認識する、FWの調子と決定力の関係性」ロシアW杯欧州予選 グループF イングランド-スコットランド

グループリーグの3試合を終わってまだ無敗と好調のイングランドと、1勝1敗と波に乗り切れないスコットランドが対戦したウェンブリーでの第4節は、ホームのイングランドが3-0と快勝して首位を快走する一方、スコットランドはグループ5位に転落、W杯への道はかなり厳しい状況になってしまった。 ただ試合の内容的にはほぼ互角、と言うかシュート数はイングランドの9本に対してスコットランドは12本と上回り、イングラン […]

「不遇に沈むジョー・ハートがイングランドの危機を救う」ロシアW杯欧州予選 グループ6 スロベニア-イングランド

9月末にアラーダイス監督が突然のスキャンダルで辞任という激震があったものの、ここまでロシアW杯予選のグループステージを2戦2勝と順調なスタートを切ったイングランド。しかし突然が、1勝1敗で上位に付けているスロベニアのホームに乗り込んでの試合。 イングランドは4-3-3で、前線はスタリッジの1トップにウォルコット、リンガードのウイングを配してインサイドハーフはアリとダイアー、アンカーがヘンダーソンと […]

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