「スーペル・カンチェラーラ」ツール・ド・フランドル&パリ-ルーべ2010
先週末は、久々の陽気で昼から酒が進み、月曜は飲酒疲れでフラフラだったので更新をサボってしまいました・・・
さらに今日はまたACLがあるので、昨日はのんびりと自転車レースのパリ-ルーべを見てましたが、カンチェラーラのあまりの強さに、のんびりと言うよりは薄ら寒い気分になりました。
何しろ、全長259kmあるレースで、アスファルトを走るのとは比較にならないぐらいに体を痛めつけるボコボコの石畳がまだたんまり残っている残り50km地点からスパートし、単独でどんどん追走集団との差を広げていって、最終的に2分半もの大差をつけてゴールしてしまうのですから、こりゃ宇宙人レベルの強さですよ。
確かに、カンチェラーラがスパートした時は、それまでアタックを繰り返して集団を牽引していたボーネンが、補給のために後ろに下がった絶妙のタイミングであった事は確かですが、それが無くても間違いなくどこかのパヴェでボーネンは引き離されていたでしょう。
先週のツール・ド・フランドルでも、カンチェラーラはカペル・ミュールの激坂でシッティングの状態でボーネンをぐんぐん引き離して独走ゴールしましたが、それ以上にボーネンにとっては屈辱的な敗戦になってしまいましたね・・・つーか、そこまでパリ-ルーべを2連覇、通算3回優勝している選手をそこまで子ども扱いするのはどんなんだよ(笑)。
しかし解説でも話題が出てましたが、ここまでTTが圧倒的に強く、登りもツール・ド・スイスの優勝でこなせる実力を付けて来ている現在、ツール・ド・フランスなどのグランツールのエースとして活躍する場面を期待してしまうのは当然でしょうね。当然、まだそれには体が太いので絞らないといけませんが、アームストロング並みの筋量になったらと思うと恐ろしいですよね。
さて、次のUCIワールドカレンダーレースは、アムステルゴールドレース。そろそろグランツールを狙うオールラウンダー向けのアップダウンが続くレースになって来ますが、ここでもカンチェラーラが活躍するようだと、グランツールもひょっとするとひょっとしてしまうかもしれませんね。
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