2009年3月

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ドイツW杯欧州予選グループ5 スペイン-トルコ(1-0)

ホームで終始攻めながらもセットプレイによる1点のみというのは、まるでどこぞの代表チームのような結果ではあるけど(笑)、それはスペインがしょぼかったと言うよりはトルコのサッカーが見事だったと言うべきだろう。 トルコはサンチャゴ・ベルナベウでの試合という究極のアウェイながらもスペインに対して一歩も引かず、スペインの中盤、特にシャビを中心として激しいプレッシャーをかけてボール回しを自由にさせず、トーレス […]

「天国と地獄」W杯予選各グループの様相

さて、また恒例のアジア予選各グループの動向を。 まず我らが日本属するグループ1ですが、ウズベキスタンがカタールに4-0と圧勝し、ウズベキスタン・バーレーン・カタールが仲良く勝ち点4で並ぶという、日本にとってはこの上なくラッキーな結果となりました。 それにしても、カタールが前半30分で退場者を出してしまったとは言え、ウズベキスタンの復活はもともと力のあるチームなだけに怖いですな。これでもし、4/1の […]

「結果は最低限」南アフリカW杯アジア最終予選グループA 日本-バーレーン(1-0)

うん、確かに松井のらしくないプレイや、内田・大久保のらしいプレイ(笑)も含めて日本は今持てる力の80%は出し切ったと思える試合をしたけれど、何だろうねこのモヤモヤ感は。 日本はどんな欧州のトップリーグのチームよりもアジリティの高いサッカーをし、狭い局面でも個人の高い技術を見せてミスを少なくボールをつなぎ、前線からの戻りも早くて相手に自由にプレイさせること無く、ほぼバーレーンに対してはミドル以外に危 […]

「まだまだ道半ば」ナビスコカップ予選リーグ 広島-浦和(1-0)

今日2件目のエントリーなのでごく簡単に。 チームとしては完全に完成していてJ1レベルでも屈指のパスワークを見せる広島が相手だけに、浦和のチーム完成度の低さが浮き彫りになった試合だった。 浦和は前回見たときに比べると、ボール回しをシンプルにしようという意識は見えたのだが、攻守両面に置いて広島と比べると動き出しが鈍く、攻守が切り替わった場面で傍観して歩いている選手が多いために、選手の動きがまるで連動し […]

「なかなかクレバー」J1第3節 京都-ガンバ大阪(2-1)

ガンバにACL疲れがあったのは確かだろうが、京都のしぶとい戦い振りが印象に残った試合。 京都の布陣はひし形の4-4-2と言いながらも実質はディエゴが中盤に下がった4-5-1で、常に4人のDFラインを揃えてチョジェジンを機能させず、中盤の3人がDFと密に連携しながらガンバの攻撃を絡め取り、ボールを奪ったら素早くサイドに流れるパウリーニョ(怪我で交代後は柳沢)にボールを送る狙いが徹底されており、ガンバ […]

「やっぱり迷走」ナビスコカップ予選リーグ 柏-FC東京(3-1)

東京は前節のリーグ戦と同じメンバーで継続を図ったのに対し、柏は実に初先発が7人とメンバーを大きく入れ替えて臨んだ試合だったが、内容も結果もメンバーから予想されるものとは逆の結果に終わってしまった。 リーグでは平山の高さを活かしたサッカーで結果を出した東京だったが、この試合ではまた何故かボールをつなぐ方向性に戻ってしまい、それにしては柏のほうが出足で圧倒的に上回っていたので、序盤のセカンドボールの支 […]

日本のWBC優勝と千葉のサッカー

昨日はWBC決勝で日本が韓国を破り、2連覇を果たしたようですね。 プロ野球と言うものに愛想が尽きて、とうの昔に野球からは遠ざかってしまっている私ですが、昨日あちこちで携帯テレビに見入っていたり、立ち寄った居酒屋でWBCの話題で盛り上がっているのを見ると、いくらメジャー選手が大量辞退していて世界一決定戦とは名ばかりの大会だったり、アメリカ本国ではほとんど興味が持たれていなかった状況にせよ、この不況下 […]

「中村、大丈夫?」スコットランド・プレミアリーグ第30節 ダンディーU-セルティック(2-2)

スコットランドリーグカップで負傷した中村が早速復帰先発した試合だったが、後半は多少マシになったとは言え、それまでの出来は本当に酷いものだった。 守備ではほとんど横を走るだけのアリバイ守備で体を張ったスライディングは見られず、攻撃でもボールを受けて周りを見ている間に取られたりと、全くらしくないプレイを連発。いつもの中村なら、サイドやセンターに自由なポジションを取ってセルティックの攻撃に変化を付ける存 […]

「現実的な選択」J1第3節 FC東京-山形(1-0)

前節はひどい内容の敗戦を喫してしまったFC東京だが、この試合では平山を先発に起用してロングボールを多用する現実的なサッカーを選択したおかげで、少なくとも結果は手に入ることが出来た。 平山は以前に見たときからそれほど成長しているようには見えなかったが、それでもハイボールに対してはイーブン以上の結果をもたらしてくれるので、こぼれ球に対してカボレを始めとする各選手がためらい無くフォローする事が出来、それ […]

「がっぷり四つ」J1第3節 大分-新潟(0-0)

きっちりとした組織的な守備の大分と、両SBが積極的に上がって多彩なパスコースを作る新潟の攻撃が、互いにきっちりと噛み合ったまま90分間が過ぎたような感じで、スコアレスドローで終わったがなかなか見ごたえのある試合だった。 新潟については私も降格候補に上げてしまっていたが、大宮から獲得したペドロ・ジュニオールと矢野、大島の3トップが互いの持ち味を補完してうまく機能し、特に一見ポストプレイヤーに見えて意 […]

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