ツール・ド・フランス2011 第16ステージ

これから待ち構えるアルプスステージの前哨戦ということで、総合有力選手は動かずに終わるかと思われたのだが、ゴール前17km地点にある2級山岳への上りでまさかのコンタドールがアタックした事で、一気にスリリングな展開になりましたね。
ステージの勝敗自体は、残り50kmあまりからようやくメイン集団からの逃げが決まり、「登れるスプリンター」の異名をほしいままにしているフースホフトが、逃げ集団からさらに上りのアタックについて行き、最後は3人でのスプリントを飾るという、世界選手権を勝った選手は翌年不調になるというジンクスを振り払う、ツール2勝目を飾りました。
そしてメイン集団では、コンタドールについて行けたのはエヴァンスとLLサンチェスのみで、下りでスピードを上げて後の2人を千切るほどのスピードを見せたエヴァンスに対し、シュレック兄弟とヴォクレール、バッソといった総合上位陣が遅れてしまい、フランクとヴォクレールはコンタドールから39秒差、アンディに至っては1分以上の差をつけられてしまいました。
これで総合差では、ヴォクレールと1分45秒差の2位にエヴァンスが浮上し、1分49秒差でフランクが続き、アンディは3分差に沈んでコンタドールと39秒差まで詰まってしまいました。
おそらくチームオーダー的に、これからはアンディがフランクのアシストに回る可能性が高いと思われますが、それでもエヴァンスとは2分以上の差をつけておかないとTTで逆転されてしまうでしょうから、現在圧倒的に有利な立場にいるエヴァンスに対して、コンタドールとフランクがどう出てくるのか。
いかにコンタドールが復調しても、彼1人では今の絶好調エヴァンスには分が悪いので、遺恨のあるチーム同士の共闘という取り引きが有りうるのかどうか。そのあたりの政治的な駆け引きにも注目してみたいところです。
公式サイト総合成績表

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