日本スポーツの将来は衛星放送が救う

昨日は、当然ながらJリーグは無いし、海外組の試合も珍しく日曜日に集中してしまったので、夜は自転車レースのミラノ-サンレモを見ていました。
すると、イタリアのファルネーゼヴィーニ・ネーリチームに所属する日本の宮澤崇史選手が、レース開始10kmから200kmもの間、逃げで頑張っていたと言うではありませんか。
残念ながら、放送開始の時間までに彼は集団に吸収されてしまったのですが、その後もレース終盤で追走集団の先頭を走ってアシストをする姿を見せるなど、非常に立派な働き振りで見ている人を元気づける走りだったと思います。
最近はサッカーに限らず、自転車でも新城選手別府選手など、欧州で活躍している選手が増えつつありますが、その要因としては関係者やスポンサードしている企業の力によるところが大きいのは言うまでもないとして、個人的にはスカパーなどでいろんなライブ映像が見られるようになった事が意外と重要なのではないかと思っています。
自転車だと、JSPORTSが放映権を取る以前はフジテレビがツール・ド・フランスの放映権の飼い殺しをしていて、クラシックどころか欧州レース自体がろくに見られないような状況でしたし、それ以前もたまにNHKがツールや世界選のダイジェストを放送してくれたらいい方でした。
サッカーでさえ、中田英寿がセリエAに移籍する以前は、欧州サッカーの中継といえばたまにNHK-BSがクラシコなどをスポットで放送するのが関の山で、それ以前になるとダイヤモンドサッカーのレベルになってしまいますからね。
百聞は一見にしかずと言いますが、昔は自転車小僧だった私がサイクルスポーツに載っていたイノーやモゼールの姿に憧れたり、サッカーだったらたまにゴールシーンだけがテレビで放送されるクライフやマラドーナに憧れたりしていた事を考えると、シーズン中は毎日サッカー、毎週自転車が見られる今の環境が、現在の子供たちに与えている効果は本当に計り知れません。
震災後は、民放を始めとしてマスコミがこぞってセンセーショナルな津波の映像や、放射能汚染の風評被害を煽るような報道で、自分たちの視聴率や販売数を優先するばかりの姿勢に辟易していますが、これでもし自分がスカパーを見られない状態になっていたらと思うと本当にぞっとします。
まだ自我が弱くて感性が敏感な子供たちに、スカパーでメッシのスーパープレイを見せるのと、津波と原発の映像を見せるのと、どちらが彼らにとって良いことなのか、マスコミにいる大人たちは少しでも考えたことがあるのでしょうか?
今は日本全国で、子供たちを「放射能汚染食物」から守ろうと親たちがニュースあさりに必死になっているんでしょうが、そんな本当にどれだけの健康被害があるか分からないような事を心配するよりも、自宅のテレビで放送されている内容から子供を守ることが先なんじゃないのか、と思ってしまうのでした。

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