「選手交代は世代交代」J1第17節 清水エスパルス-鹿島アントラーズ(2-1)

今節最大の注目試合である、鹿島と清水の首位決戦。
前半はホームに詰め掛けたサポーターの声援を受けた清水が鹿島を攻め立て、ヨンセンのポストプレイに、岡崎・藤本のサイドが積極的にドリブルを仕掛け、ジウトンの守備に不安を抱える鹿島がなかなか前に出られない展開が続く。
鹿島は不運な事に前半の32分にエースのマルキーニョスが負傷退場。これで鹿島はさらに前線でボールを収める事ができなくなり、37分にはクロスに対して手を出してしまった岩政がPA内でハンドのPKを献上してしまう。
後半になると、ハーフタイムで鉢巻を締めなおした鹿島が、積極的な押し上げで中盤での数的優位を作り、狙い通りに清水のマークが足りていない場所を興梠がサイドから狙って飛び出し、クロスにぴたりと合わせて同点に追いつく。
しかし鹿島の勢いはここから衰えてしまい、試合は再び清水のペースになると、29分に伊野波のクリアをあきらめずに体で押し込んだ枝村に決勝点を与えてしまい、鹿島は痛恨の首位陥落を喫してしまった。
この試合の勝敗の鍵となったのは、まず第一に若手の勢いと言う点だろう。清水は岡崎・藤本・本田といった若手選手が非常に元気で、疲れの見える小野を早めに枝村と変える事が出来たのに対し、鹿島は怪我で交代枠が1つ減ったとは言え、最初に投入したのがベテランの本山で、後半はほとんど動けなかった小笠原を最後まで引っ張らざるを得なかった部分を見ても、勢いを増加させる交代からは程遠かった。
これから代表に呼ばれる事は確実である野沢は好調だけれども、大迫にはまだ大きな期待は出来ないし、ベテランが多い鹿島としては、これからどれだけ終盤に向けて戦力を維持させられるかが、最大の課題となって来そうである。

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