「旅人化する本田?」ロシア・プレミアリーグ スパルタク・モスクワ-CSKAモスクワ(1-2)

日本代表次期監督がヴィクトル・フェルナンデス氏に決まりそうという事で、世間はにわかに報道が過熱しているが、その話題とは逆行して1週間前のロシアリーグを観戦。
どうやらユーヴェに移籍が決まりそうなクラシッチ、そしてジャゴエフが欠場したおかげで、大嫌いなボランチじゃなくて4-4-2の2列目左での出場となったわけだが、サイドで突破できるスピードが無い本田は、優れたトラップとパスセンスで序盤に光るプレイは見せるものの、守備の対応が整い始めたスパルタクの前に、前半はだんだんと存在感が消えて行ってしまった。
もっとも、それは本田だけの責任ではなくて、1トップのヴァグネル・ラヴとトップ下気味のポジションになっていたドゥンビアが、クラシッチに負けないぐらいの(笑)ドリブルドッカンエゴイストぶりを発揮し、ほとんど前線のコンビネーションやパスワークが構築できていなかったせいもある。
しかし後半27分に、何故かDFのクリアミスを足で処理しようとしたアキンキエフが空振りと言う珍プレーでオウンゴールを啓上してしまうと、そこからようやくCSKAにエンジンがかかり、カウンターからボールを本田に預けて前線に選手が走りこむ攻撃が機能し始め、38分にイグナシェビッチがFKを決めると、ロスタイムにラヴが劇的な逆転ゴールを決めてしまった。
最近では、欧州に骨をうずめる宣言をした事で、またもや中田との比較をされてしまった本田だが、相手が守備を整えているうちはサイドで存在が消えていて、中盤にスペースが出来始めた後半にトップ下でカウンターをお膳立てというのは、ペルージャ時代に中田がやっていた仕事そのまんまである。
運動量も日本代表の時とは違って、攻撃のために力を残しているようなフシがあったし、その後の中田がたどった道筋を見ても、守備をしたくないからとボランチを嫌がってそういう楽な仕事ばかりしていていいのかよ、とつい余計なおせっかいを言いたくなってしまう。移籍話があるだけに、この試合で本田が100%を出していなかった可能性はあるけどね・・・
日本代表の新監督にフェルナンデス監督に決まったとしても、また起用法でひと悶着あるんだろうなあ(笑)。

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