「運を手繰り寄せた湘南」J2第51節 水戸-湘南(2-3)

湘南が、水戸相手に2点を先制されたにも関わらず、3点を取って試合をひっくり返し、最終戦で勝利した甲府を振り切ってのJ1昇格と、結果だけを見れば非常にドラマチックな筋書きとなった。
が、湘南にしてみれば内実はヒヤヒヤもので、特に前半は緊張からか選手の動きが極めて鈍く、変に前がかりになっていたところで凡ミスを起こし、カウンターから水戸にどんどんゴール前に入られ、しかも湘南の守備の人数が足らない上にゾーンを守って棒立ち状態だったので、最初の2点以外にも決定的なピンチが少なく見ても3回はあり、結果論ではあるけど、そのうちの1つが入っていたら昇格が無くなってしまっていたところだった。
しかし幸いな事に、湘南は2点目を入れられた後にワンチャンスから1点を返す事ができ、これで息を吹き返した湘南は、ようやくサイド攻撃という自分たちの持ち味を思い出したかのように発揮するようになり、阿部がやはりサイドからうまくスペースへと飛び込む動きで2得点を奪って逆転。その直後は、リードした安心感かベタ引きになってしまって危ない場面を作りはしたが、徐々に疲れが出た水戸をその後は完璧に封じて何とか勝利を奪ったといったところだった。
これで水戸は今年仙台に引き続いて湘南の昇格に立会い、なんと通算では他チームがJ1に昇格する瞬間を6度見た事になるらしい(Wiki参照)。しかもその6試合全てに負けているのだから、接待好きと言うか何と言うか・・・(笑)
湘南はフジタ撤退による経営危機からホームタウン拡大を経て、ようやく11年ぶりにJ1に戻る事になった。きっと旅人氏も喜んでいる事だろうが、来期のJ1残留となると視界はかなり厳しい。田原が活躍しているのは嬉しい事だが、やっぱりJ1レベルからするとまだまだ運動量が足りないし、どこが弱点と言うわけではなく、全体的なチーム力の底上げが必要になって来そうだねえ。

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