「本大会への良いヒントが2つ」アジアカップ最終予選グループA 香港-日本(0-4)

今日はついさっきまで近場の出張に出てしまっていたので簡単に。
前節のホームで6-0と大勝した相手だけに、4点差の結果について特にどうこう言う事はないだろう。ま、日本があまりに決定機を外しすぎたってのはあるけどね(笑)。
ただ、香港が予想以上のファイティングスピリッツを見せ、前半と後半のそれぞれ最後の時間帯はさすがに息切れしたとは言え、そこまでの時間はアジアでもなかなかお目にかかれないぐらいの激しいプレッシングを見せてくれたおかげで、少しだけW杯本番で日本が勝つためのヒントというものがつかめたのではないかと思う。
その1つは、ジーコジャパンでも中田が散々課題として挙げていた点である、縦へのクサビのパス。
この試合では後半の途中から特に長谷部が意識してクサビのパスを出すようにしていたが、これが入ることで相手守備がセンターへ引き付けられてサイドのスペースが空き、日本の誇る中盤が前を向いてボールを受けられるので、攻撃の選択肢が沢山生まれるようになる。南アフリカ戦での苦戦は、この縦パスの不足にあったと言っても過言ではない。
ただ、香港ならともかく、オランダ戦を見ても強豪相手に岡崎や玉田、おそらく大久保も足元に縦パスをきちんと収められる可能性がかなり低いのは確かで、そこの確実度をどうやって上げるのか、チビッ子ではなくてフィジカルに優れた選手を起用するのか、FWへのフォローのスピードをもっと速めていくのかといった具体的な解決策が問われるところだ。
そしてもう1つは、クロスの上げ方や使い分け。
この試合でもやっぱり山のようにクロスを上げては高さ不足で跳ね返され続けたわけだが、その中で唯一クロスからドンピシャで佐藤が決めたクロスは、今まで日本が上げ続けた速いアーリークロスではなくて、パラシュートが着地するようにふわりとしたピンポイントクロスだった。
確かにアーリーから相手に先んじてDFラインの裏を取れれば得点の可能性は高いが、いつでもどこでもそれをやっていたのでは相手に読まれてしまう。高さのある選手を前線に起用すれば、単にサイドから放り込むだけでもこぼれ球からの展開が生まれるチャンスがあるが、このままチビッ子で押し通すつもりならば、こういったクロスの選択肢を遠藤以外の選手が取れるようにしておきたいところだ。
つーか戦略上、本大会で最も必要とされる事は、相手に研究されてもその裏をかける戦術の多様性を持つ事と、出来るだけ弱点を作らない事なんだどね。ジーコジャパンも反町ジャパンも、U-17も世界に通用するポイントはあったんだけど、結局それを発揮する前に弱点を突かれて負けてしまった。岡田ジャパンも全く同じ道を歩もうとしているのがミエミエなだけに、まあポジティブになれと言われても難しいよなあ・・・

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする