J2第17節 C大阪-愛媛(2-0)

序盤の不調から完全に脱して現在6連勝中と絶好調のセレッソが、愛媛に対して順当な結果で快勝・・・と言いたい所だが、決して今後が楽観視出来ない内容だった。
セレッソは、中盤でありながら9得点と大活躍のジェルマーノとアレーが3ボランチの左右で、文字通りセレッソの両輪となってテクニックとキープ力で攻撃を牽引し、開始10分で小松が自分で打ったシュートの跳ね返りをキープしての折り返しを古橋が押し込んで先制する。
しかしそこからは、愛媛が素早い戻りとプレスでセレッソにスペースを与えず、セレッソのDFラインの押し上げの緩さも相まってジェルマーノとアレーが上がったスペースをどんどんと突いてサイド攻撃を仕掛け、試合の主導権は完全に愛媛に移ってしまう。
後半になると、ようやくセレッソも前線からのチェックが働くようになって1対1の能力で上回るセレッソがキープ力を発揮する。が、愛媛のコンパクトな守備は衰えず、セレッソのパスワークのタッチ数やサイドの押し上げがいまいちスピーディーで無い事もあって追加点は奪えず、逆に71分に愛媛の横谷に決定的なシュートを打たれるがボールはポストに当たって命拾い。
それ以降はさすがに愛媛もペースが落ちて、セレッソが空いたスペースをどんどん利用して攻め込み、最後は羽田のシュートを途中出場のカレカがいち早くボールを蹴りこんでようやく勝負あり。
セレッソは、中盤はジェルマーノと(守備を別にすれば(笑))アレーでしっかりしているし、ボールの流れる道筋は決して悪くないのだが、選手の連動性とボールを持ってからの時間が一つずつ遅れていたために、愛媛の組織だった守備に対して苦労する事になっていた。選手の能力で劣る愛媛のほうがバックラインでダイレクトにパス回しをしていたりして、香川や尾亦が抜けていたにせよ、組織の完成度という意味ではまだ足りない部分が多いように思う。逆に言えば、それだけ伸びる余地があるという意味もあるわけで、そこが上がっていけば昇格は確実なものになるだろう。
愛媛はやっぱり点取り屋がいないのがねえ・・・愛媛の得点トップの田中俊也が13試合出場でシュート9本3得点というのはあまりに厳しい。守備は組織立っているし攻撃も宮原のパスに江後のスピードといいものを持っているだけに、実にもったいないよなあ。

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