J1第9節 浦和-千葉(1-1)

スタートにつまづいたとは言え、徐々に調子を上げてきている千葉をホームに迎えた浦和の試合。浦和は小野がベンチで阿部がボランチに入り、坪井が左SBに入った4バック、千葉は巻の1トップに羽生と工藤が2列目に入った3-4-3の布陣。
試合は互いにサイド中心の早い攻撃の掛け合いで始まるが、U-22でやりたかったはずであろう(笑)、積極的な2列目とWBとのポジションチェンジを仕掛ける千葉が優位に立ち、水野対策で坪井をSBに置いた浦和の策もあまり実らず、千葉が浦和ゴール前へとクロスの雨を降らせる展開。
しかし個人能力で勝る浦和はこの千葉の攻撃を跳ね返し、カウンターを狙いはするのだが前線の動きが悪くてCKは取れてもなかなかシュートチャンスまで持ち込めない。が、27分にサイドへの大きな展開から鈴木がらしくない股抜きを決めてゴール前へと折り返し、これをワシントンがきっちりと決めて浦和がしぶとく先制点を挙げる。
後半に入るとすぐに千葉の斎藤が2枚目のイエローで退場してしまい、これは浦和に勝負が決まったかと思われたのだが、その直後に水野の突破から得たスローインから巻が頭でそらし、ゴール前に詰めていた水本がこぼれ球を拾って浦和ゴールに突き刺し、千葉が思いがけない同点ゴールを決めてしまう。
その後は当然浦和が千葉を押し込む展開になるのだが、闘莉王が上がりっぱなしなのにもかからわず(笑)浦和は引いてがっちり守る千葉の守備をなかなか崩せず、闘莉王のヘッドはバーに当たって阿部のフリーで抜け出したシュートもGK正面と浦和はツキにも恵まれない。
浦和は平川、小野と次々に交代選手を送り込むものの一向に攻めのリズムはつかめないままに試合はドローで終了。アウェイの千葉にとっては上々の、浦和にとっては痛恨の結果となった。
ACLでの試合でも思ったが、まあ相変わらず浦和は引いた相手を崩すのが苦手だなあという印象。それは、数的優位にもかからわずにDFラインが低く、サイドの攻撃参加のタイミングが遅くて相手の守備が揃う前にクロスを上げられないのが主な原因だとは思うのだが、シドニー戦の後半のように尻に火がつかないと思い切って押し上げられないのは選手のせいなのかそれとも監督のせいなのか。
逆に千葉は数的不利になっても水野を中心に度々危険なカウンターを仕掛けるなど、運動量と集中力の高さが目立った試合だった。現在は下位に沈んでしまってはいるが、これからは上昇が期待できそうである。

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