EURO2004プレイオフ第2戦 オランダ-スコットランド(6-0)

オランダは第1戦から、スタム、F・デブール、ファンブロンクホルスト、コク、クライファートを外してオーイェル、ライツィハー、ボウマ、ファンデルファールトと大幅な入れ替えをして4-2-3-1に。スコットランドは守備の要デイリーが欠場した以外は第1戦と同じメンバー。
スコットランドはほんとの最初こそ激しいラッシュを見せたものの、それからはすっかり引いてしまってほとんどオランダのハーフコートサッカーと化してしまう。当然のように、前半14分にはオランダがスナイデルのうまいトラップから一人交わしてミドルシュートで先制。スコットランドはマークもシュートコースを消す動きもアマアマだった。
だいたい、スコットランドは前に出る意識が統一されてない割に、監督のハッパもあったのか個人が変に激しさを出してしまい、アフター気味のタックルや手を使うファールが多くて最初の15分で3枚のイエローをもらってしまう。
オランダも1点取ってからは落ち着いたのか試合は膠着状態に入り、スコットランドもぼちぼち攻めたりはするのだがオランダも余裕を持った守りで対抗。そして32分に左からのスナイデルのFKをオーイェルが頭で決め、5分後には全く同じ場面から全く同じシュートをファンニステルローイが決めて3点目をゲット。スコットランドはあまりにも簡単にフリーにさせすぎ。
後半も開始早々からオランダがゲームをコントロール。おずおずと前に出てくるスコットランドに対してカウンター攻撃の雨あられ。5分にダービッツが高い位置でボールを奪ってファンデルファールトの浮き玉パスに反応してDFの裏に出たファンニステルローイがループシュート。あとはFデブールとファンニステルローイが1点ずつ決めて、とどめにクライファートを情けで出して試合終了。
機能しない2トップの廃止、スナイデルの活躍、それを可能にするオランダの選手層の厚さなどオランダの勝因は色々挙げられるが、一番の原因はスコットランドに全く魂が無かった事である。集中力も粘りも体力も今回は存在せず、スコッチと言うよりまるで出がらしの麦茶であった。確かに1戦目で体を張り倒したデイリーがいなかったり疲労もあったのかもしれないが、やはり欧州におけるホームとアウェイの差が大きく出たゆえの結果だったのだろう。ドイツ人フォクツが率いていたチームとは言え、ドイツ人のような倣岸さは残念ながらスコットランドには存在してはいなかった。
追記:スポナビの中田徹氏のレポートによるとオランダは3-4-3だったみたいですね。オランダのバックラインがほとんど画面に出てこなかったので分かりませんでした(笑)。

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