旧閑ガゼッタ

「モダンなマインツへの変身で岡崎も再びゴール量産?」ドイツ・ブンデスリーガ第11節 レヴァークーゼン-マインツ

昨日はドルトムントの試合を見ようと思ったら何故か録画がされていなくて、次回再放送が何と水曜日・・・仕方ないので、土曜日の夜に行われていたレヴァークーゼンとマインツの試合を見ることにした。

試合を見始めて最初におっ、と思ったのが、マインツが4-4-2のゾーン・ディフェンスを敷いていた事。トゥヘル時代から、マインツはどちらかと言うと相手に合わせてマンマーク気味の守備を敷くことが多かったんだけど、レヴァークーゼン戦ではかなりゾーン寄りになっていて、サイドでSHとSBがアタックとカバーの関係を取り、そこにCBかボランチがスライドで埋めるディアゴナーレのおかげでサイド攻撃が強力なレヴァークーゼンの出足を止めることが出来ていた。

が、初戦はまだ付け焼き刃なのか、試合が進むごとに中盤のポジショニングが怪しくなり、DFラインの4人がレヴァークーゼンの攻撃陣に直接晒され、ベララビやソンフンミンのドリブルに引き寄せられてスペースを開けるシーンが多くなり、シュート意欲の高いレヴァークーゼンに何本も強烈な一撃をお見舞いされるが、何とかGKカリウスのナイスセーブ連発で凌ぐ。

マインツも、圧倒的にレヴァークーゼンにボールを支配されながらも、何とか岡崎がサイドに流れてマークを引きつけ、空いたスペースを中盤がカウンターで攻め上がるなど、レヴァークーゼンのゲーゲンプレッシングを掻い潜った時にはチャンスが生まれるのだが、マリやハイロ・サンペリオが最期のところで持ち過ぎたり精度が悪く、切り返しで引っかかったりクロスが岡崎の頭上を越えて行ったりと、せっかくの機会を無駄にしてしまう。

岡崎はその後も数えきれないぐらいにDFラインから飛び出そうとするのだが、岡崎を狙うボールの精度がどんどん雑になってマインツの反発力が弱まり、レヴァークーゼンにはさらなるシュートの雨あられを浴びるのだが、やはりGKカリウスが完全に抜けだしてGKと1対1になったベララビのシュートに飛びつき、片手一本ではじき出すスーパーセーブでを筆頭として最後までゴールを死守。試合はそのままスコアレスドローで終了。

しかしマインツは勝ち点1をゲットしたとはいえ、シュート数はレヴァークーゼンの19本に対してわずか5本、岡崎のシュートは結局ゼロと来期もELを狙うチームとしては寂しい限り。特にシュートレンジの広さとスピードに差があるのと、ラストパスの質に問題があるところは日本代表と同じ悩みであるとも言える。その意味でマインツが前半に見せたゾーン・ディフェンスは、途中で崩壊してしまったとはいえ現在の岡崎孤立状態を解消するための一つの方策であると言える。是非、ウインターブレイク中に自家薬籠中の物にしてもらって、モダンなマインツに生まれ変わることを期待したい。