旧閑ガゼッタ

「親近感を持ってしまうアルジェリアの力尽き感」ブラジルW杯グループH ベルギー-アルジェリア

同じ日に行われたブラジル対メキシコの試合が好試合だというのを聞いていたが、録画で見るならスコアレスドローよりは点が入った試合のほうが面白いかなと思って、ベルギー対アルジェリアを選んだけど正直後悔した(笑)。

試合の前半は、真ん中で守備をガッチリ固めるアルジェリアに対してベルギーは全く攻撃を組み立てられず、1トップのルカクはピッチにいたかどうか思い出せないぐらいにボールを持ったプレイが出来ず。そして果敢に人数をかけてカウンターを仕掛けて来るアルジェリアの策にまんまとハマり、逆サイドでフリーになってゴール前に飛び込んだアルジェリアのフェグリをフェルトンゲンが後ろから引き倒してしまってPK。

その後はPAの中になかなか入れないベルギーがミドルを打ってみるもゴールにはつながらず、前半終了間際にようやくアザールの突破からシャドリがゴール前でフリーになるものの痛恨のシュートミス。後半からは出来の悪いシャドリに変えてメルテンス、ルカクに代えてオリジと次々に選手を投入するものの戦況はほとんど変わりなく時間は過ぎて行ったのだが、65分には早くも3人目のフェライニを入れた事がベルギーにとっては運命の分かれ目だった。

フェライニが入って高さで勝てるようになったベルギーが思い切って押し上げられるようになり、サイドを制圧しての連続攻撃でアルジェリアの守備をバラバラにすると、70分にフェライニがマーカーを引き連れながらも高さを活かしてクロスを頭で流したボールがゴールに飛び込みやっとこさベルギーが同点に。

同点にされたアルジェリアは、一転して攻撃に出ようとするものの結果的にそれが裏目に出てしまい、せっかくのチャンスになりそうなドリブルをスライディングタックルで止められると、逆にカウンターを受けてしまって最後はフリーになったメルテンスに押し込まれベルギーが逆転。もうアルジェリアに反撃の余力は残されておらず、痛恨の逆転負けで最初の試合を終えた。

アルジェリアを見ていると、せっかくリードしながら逃げ切りたいがための守備偏重の試合運びで疲弊してしまい、最後は攻撃に出るところでのミスからカウンターの形で逆転を食らったところがコートジボワール戦の日本を見ているようで正直切なかったな・・・あの試合の日本も他国から見ればアルジェリアのように見えてしまったのだろうか。