旧閑ガゼッタ

「やはりマンネリ感は否めない」J1第8節 名古屋グランパス-サンフレッチェ広島

昨日、セルビアメディアのインタビューでピクシーが今期での退任をほのめかしているというニュースが出ていたけど、そういう気持ちになるのも仕方ないな、と思わせる内容の試合ではあった。
オランダリーグの中堅以下のチームのように、名古屋はよくも悪くも間延びしたワイドなサッカーが特徴で、ピッチに広く選手が散らばっているために相手の守備もツヴァイカンプフを強いられるので、Jリーグの中では選手個人の能力が高い名古屋には意外と有利に働く事が多かった。
が、ここ最近はケネディの調子が安定せず、中盤はほぼダニルソンの個人能力頼みで戦力の底上げがなく、けが人などが出ると一気にチームの調子が落ちるサイクルを繰り返している。
この試合もまさにそのパターン通りの試合で、前半は間延びした中盤のスペースに入り込んでパスを回す広島の選手を捕まえ切れずにペースを握られるものの、彼らも間延びさせられているがために前線の厚みが作れず、なかなか決定的なシュートを放つまでは行けない。
後半開始から少しの間は、珍しく名古屋がコンパクトな2ラインを組んでサイドへと素早く展開し、広島を5バック状態に押し下げて中盤を支配、3分にダニルソンのドリブル突破からのクロスを小川が押し込んで先制点を決めると、玉田が浅いラインを抜けだしてGK西川と1対1になるものの、間合いを詰められて浮かしたシュートを抑えられてしまうミスで2点目ならず。
これでまた名古屋の布陣が間延びしてしまい、おまけにダニルソンが怪我をしたのか急に動けなくなり、バックパスミスから青山に同点ゴールを決められると、その後も何度かダニルソンが戻れない状態からピンチを連発、しかし広島も決めきれずに最後は名古屋が3バックで凌ぎ切って試合終了。
それにしても、名古屋は後半開始から15分のサッカーが出来れば、今でも楽々優勝争いが出来るチームだと思うのに、何故それが続けれらないのか本当に不思議。ピクシーの問題なのか闘莉王の問題なのか、はたまた年齢や運動量の問題なのかは分からないが、とにかく抜本的に変化を起こす何かが必要なのは確かだろう。