昨日は所用で福井の方まで旅をしておりまして、その疲れで夜は早々に寝落ち、試合は見ておりませんでした。
しかし、その夜に長友がインテルと2019年までの契約延長を果たしたというニュースが飛び込んで来ましたね!
契約更新しました!
想いをブログに載せました!
いつも応援ありがとうございます!https://t.co/zuB0ebg110 pic.twitter.com/X4SxsBRM9c— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2016年4月8日
長友は現役の日本代表選手としては珍しく頻繁にツイートしていて、今回も早速本人のアカウントで契約時の写真をアップしてましたね。
本人のブログにも書いているように、今期は完全にマンチーニ監督から構想外にされてしまい、それでもライバルの怪我で蜘蛛の糸ほどの細さのチャンスを握り締めると、そこから一気に信頼を掴み取ってレギュラーに上り詰める努力、そして運の強さには感服するしかありません。
ただ、純粋に選手としての能力だけで見ると、既にピークは過ぎつつあるのかなと思います。疲労回復に時間がかかるようになったのか、自慢のスタミナとスピードは全盛時に比べると凄みが無くなりつつあり、クロスの精度も低いレベルで安定しつつあります。マンマーク能力は極めて高いですが、数的不利になった場合の対応、ゾーンを意識したポジショニングは相変わらず不得手です。
それでもインテルという一流クラブで3年の契約を新たに勝ち取ることが出来たのは、やはり長友の「努力する才能」が認められたと言う事でしょう。技術の才能には恵まれていなくても、トラップやビルドアップの能力を地道に伸ばし続け、戦力外にされても決して腐らず真面目に練習し、試合に出られなくても明るく盛り上げるムードメイカーでチームに貢献する。そして気がつけば何故かピッチに立っている・・・
長友の延長を発表した会見映像を見ても、マンチーニ監督自ら背番号に契約期限の2019という背番号を書いた長友のユニフォームを広げて登場するなど、信頼の厚さが伺えます。そのある意味”人たらし”ぶりは、現代の豊臣秀吉と言っても過言ではありません。
ここまで来たら引退後もイタリアに残って、インテルの幹部になるかユースチームとかからコーチの勉強を始めてもらって、中田が出来なかったイタリアにおける日本サッカーの橋頭堡として、確固たる地位を築いて欲しいですな。