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スコットランド・プレミアリーグ セルティック-レンジャーズ(3-2)

なんか松井がランス戦で2ゴールを挙げたらしくて、そちらに激しく心が動かされたけど、一応大一番のオールドファームダービーを優先。逆転優勝にはもちろん、レンジャーズに対するプライドを保つ意味でもセルティックにとっては絶対に勝利が欲しい試合。
試合はいきなり4分に、ロングボールからフェネホール・オフ・ヘッセリンクが頭で流したボールをマクドナルドがオフサイド気味に飛び出してゴールに突き刺しセルティックが先制。ところが、中盤の構成力で勝るレンジャーズがここからトップギアに入れて出足でセルティックを圧倒し、17分と29分にCKからウィアとクザンがヘディングを叩き込んであっという間に逆転してしまう。
しかし、連戦の影響からか30分を過ぎるといきなりレンジャーズのペースが落ちてセルティックがボールを支配し、43分にまたもマクドナルドが左サイドから反転しながらの技ありゴールを決めてセルティックが前半のうちに追いつく。
後半になってもセルティックペースは続いたのだが、中村以外の選手があまりにも縦に急ぎすぎ、無理なドリブル、無理な狭いスペースへの縦パスを通そうとしてしまって逆にカウンターを浴びる危ない展開が続く。が、25分にロングボールに追いついて先に体を入れたマクドナルドをブロードフットが後ろから倒してしまってPKゲット。これをロブソンが思い切り真ん中に蹴ってとうとうセルティックがリードを奪う。
そこからはようやくセルティックにも気持ちに余裕が出てきたのか、それほど攻め急ぐ事無くしっかりとパスを回しつつ体を入れてファールをもらったりコーナー付近でボールをキープするプレイが出始め、最後まできっちり主導権を握ったままで試合終了。内容的にはあまり褒められた試合ではなかったが、ひとまず必要な結果はゲットできた。
ま、終始ロングボールからの激しい展開で中村が生きる場面は最後のほうしか無かったが、今までのオールドファームに比べると流れに取り残されて下のほうでウロウロしていたわけではなく、攻めの場面ではパスこそ回ってこなかったにせよ高い位置にいられたのは多少は成長した部分かなと。でもロブソンのPKは蹴って欲しかったかな(笑)。とりあえず、これで気を抜かず最後まで連勝で終わって欲しいね。

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