ワールドカップ

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「PK戦の呪いは払拭したものの、準々決勝に向けて大きな弱点を露呈したイングランド」ロシア・ワールドカップ ベスト16 コロンビア-イングランド

コロンビアはハメス・ロドリゲスが怪我のためベンチ外で、ファルカオとクアドラードの2トップにトップ下がキンテロの4-3-1-2、イングランドはケインとスターリングの2トップになった3-1-4-2。 試合は序盤からイングランドのペースで、サイドを中心にボールを保持するが、中盤の3人に対してマンマークの形でフォーメーションをあわせたコロンビアの守備によって良い形でラストパスやクロスが出せず、前半の決定機 […]

「あの男を呼んでいたら優勝も狙えた? 氷河のように守備が堅いスウェーデン」ロシア・ワールドカップ ベスト16 スウェーデン-スイス

まさかのグループリーグ敗退を喫したドイツがいたグループFを1位で突破したスウェーデンと、初戦のブラジル戦に引き分け、上手く波に乗ってグループリーグを1勝2分けの無敗で2位通過したスイスとのベスト16は、予想通りソリッドな盾と盾のぶつけ合いという様相になった。 フォーメーションは、スウェーデンが中盤フラットの4-4-2で、スイスは4-2-3-1で守備時は4-4-2になる形で、ゾーン・ディフェンス同士 […]

「ベスト8の壁を破れないメキシコの悩みを、ようやく日本も共有できるレベルになったのかも」ロシア・ワールドカップ ベスト16 ブラジル-メキシコ

初戦はスイス相手にまさかのドロー発進となったブラジルだが、その後の2試合は堅実に勝って1位突破、逆に初戦のドイツに大金星を挙げたものの、韓国には辛勝で最後はスウェーデンに大敗、ドイツを破った韓国のおかげでギリギリ2位突破したメキシコとのベスト16。 メキシコのフォーメーションは4-1-4-1で、ブラジルの4-2-3-1に対して中盤をマンマークがマッチアップさせ、マルセロの怪我で右SBに入ったファグ […]

「ベスメン達の攻撃は素晴らしかったが、それだけのチームしか作れなかった準備不足がこの結末」ロシア・ワールドカップ ベスト16 日本-ベルギー

日本のスタメンはセネガル戦と全く同じメンバーとフォーメーション。ベルギーはコンパニが復帰して3バックの一角に入り、あとはチュニジア戦と同じでこれがベストメンバー。 日本は最初の入りは良く香川のシュートなどもあったが、前半15分ごろからベルギーのマークが整理されて、大迫へのパスコースを切られて縦パスが入れられなくなり、ボールを左右に振られて苦しい展開。 前半25分にクロスから吉田がルカクに入れ替わら […]

「デ・ブルイネが攻撃参加すればするほど、日本にとってはピンチは増えるがチャンスでもある」ロシアW杯ベスト16 ベルギー戦展望

さて今日の深夜はベルギー戦。だけど、これから夜には飲み会があって、最近の暑さと寝不足でとてもリアルタイムでは見られそうにないので、せめて5時ぐらいに目覚ましをかけて情報漏れが無いうちに追っかけで見ようかと思っております。 で、試合の展望についてですが、正直勝てる見込みは相当薄いと思います。ベルギーのグループリーグは2試合目までに突破を決め、イングランド戦は主力の選手をほぼ休ませ、コンディション面で […]

「W杯最多1137本のパスを繋いだスペイン、謎のパワーに守られた鉄のカーテンに跳ね返される」ロシア・ワールドカップ ベスト16 ロシア-スペイン

グループAとBが対戦するもう1つのカードは、開催国ロシアとスペインの対戦。 スペインはイニエスタがベンチスタートで、1トップがジエゴ・コスタ、2列目がイスコ、シルバ、アセンシオ、ボランチがブスケツとコケが並んだ4-2-3-1、対するロシアは並び的には3-1-4-2という形ではあるが、実質的には5-4-1のフォーメーションでスタート。 試合は当然のようにスペインがボールを保持し、ロシアが5バックで守 […]

「ウルグアイの翼くんと岬くんの裏には、石崎くんの活躍があった」ロシア・ワールドカップ ベスト16 ウルグアイ-ポルトガル

グループAを3戦全勝、無失点で勝ち抜けたウルグアイと、3戦目でイランにかろうじて同点で終わり、何とか2位でグループリーグを通過したポルトガルとの対戦。 ウルグアイはもちろんスアレスとカバーニの2トップ、ポルトガルはクリスティアーノ・ロナウドとゴンサロ・ゲデスの2トップを並べたどちらも4-4-2のフォーメーション。 互いにサイドを基点とした慎重なパス回しからボールを奪うと一気にカウンター、しかしDF […]

「メッシとムバッペだけではない、美しくも残酷な新旧交代劇」ロシア・ワールドカップ ベスト16 フランス-アルゼンチン

グループリーグを先に2勝し、3試合目をターンオーバー出来たフランスと、辛くも3試合目にして初勝利、ギリギリでグループリーグ突破を決めたアルゼンチンが対戦した、ベスト16の初カード。 アルゼンチンのフォーメーションは4-3-3で、前線はディ・マリア、メッシ、パボンの3人で、センターのメッシは偽9番としてプレイ。イグアインとアグエロはベンチ、マスチェラーノがアンカーに入る。フランスは4-2-3-1で、 […]

「日本の番狂わせに巻き込まれてしまったグッドルーザー」ロシア・ワールドカップ グループH セネガル-コロンビア

どちらも慎重な立ち上がり。ドローでも勝ち抜けるセネガルは4-4-2のコンパクトな3ラインディフェンスを低めに引いて、カウンター狙い。 16分、セネガルはマネがDFラインをスルッと突破、ダビンソン・サンチェスのタックルPKの判定だったが、VARでノーファールとされてゴールならず。ここでセネガルに得点が入っていたら、今頃日本が敗退していたかもしれない。 前半25分ごろはコロンビアのサイドが上がったスペ […]

「危うく宇佐美と心中しかけた西野ジャパン、勝ち抜けという結果以外に得た収穫は?」ロシア・ワールドカップ グループH 日本-ポーランド

昨日の忖度サッカーに対しては、スタメンの出来が酷いとか世界に恥を晒したとか西野監督の豪胆采配だとか、世間ではやたらと毀誉褒貶が激しい事になってるけど、前にも書いたように西野さんは監督を引き受けた時点で、どんな結果になっても自分が責任を取ればいいと腹をくくっていたはずなので、そういう人は強いよね。 それはこれまでの2戦で不当にバッシングを受けていた川島もそうで、彼らは今回のW杯でやらかしたとしても失 […]

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