UEFAチャンピオンズ・リーグ

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「ハメス・ロドリゲスの正しい使い方を見つけたのは、ジダンでもアンチェロッティでもなくハインケスだった?」UEFAチャンピオンズリーグ グループB バイエルン・ミュンヘン-パリ・サンジェルマン

セルティック戦の7得点を筆頭に、ここまで得失点差が23と圧倒的な得点力でグループ首位を快走しているパリ・サンジェルマン。2位のバイエルンは勝ち点3差で最終節にPSGとの直接対決になったが、得失点差が18も離れているため逆転はまず不可能であり、どちらも既にグループ突破は決まっているのでプライドだけをかけた試合だったが、それだけに内容的にはオープンで面白いものになった。 PSGは、いつものカバーニ、ネ […]

「完成したのにチームを壊すトゥヘル、完成しないうちにイジってしまうボス」UEFAチャンピオンズリーグ グループH APOEL-ボルシア・ドルトムント

ここまでグループリーグ2連敗で、決勝トーナメント進出には絶対に勝ち点3が欲しかったドルトムントだが、APOELホームで迎えた第3節はずっと試合を支配しながらも結局1-1のドローで終了、レアルとスパーズが引き分けたために2位とは勝ち点6差で詰まらず、早速グループ敗退の崖っぷちに立たされる事になってしまった。 スタッツを見ても、ドルトムントはボール支配率66%だったのに、シュート数が16本で枠内シュー […]

「十八番の”クリスマスツリー”と共に心中したのは本望か」UEFAチャンピオンズリーグ グループB パリ・サンジェルマン-バイエルン・ミュンヘン

ネイマール、カバーニ、ムバッペという世界最強クラスの3トップを擁するPSGに対して、アウェイのバイエルンがどういう戦いを見せるのか注目された試合だったが、リベリとロッベンをスタメンから外したアンチェロッティの賭けは見事に外れて結果は3-0でPSGの圧勝、この敗戦を受けてバイエルンはアンチェロッティの解任を決めてしまった。 バイエルンが採ったフォーメーションは4-3-2-1のいわゆる「クリスマスツリ […]

「ドルトムントが”破壊の鉄球とおなべのふた”路線を撤回してしまっては意味が無い」UEFAチャンピオンズリーグ グループH トットナム・ホットスパー-ボルシア・ドルトムント

レアル・マドリーと同じグループとあって、どちらかがグループ敗退の運命となる可能性が高い両チームの対戦は、ホームのスパーズがまず3-1で快勝、ドルトムントにとっては得失点差も含めて厳しい立ち上がりになってしまった。 スパーズのフォーメーションは3-1-4-2で、ドルトムントは4-3-3という形。しかしドルトムントの中盤はアンカーがシャヒン、左右のインサイドハーフが香川とダフードだったが、香川が上がり […]

「窮余の策である”偽9番”が、ネイマールロスに悩むバルサの最適解となるのだろうか」UEFAチャンピオンズリーグ グループD バルセロナ-ユベントス

ネイマールがPSGに電撃移籍した後、スペイン・スーパーカップではレアル・マドリーに惨敗、今期はどん底のシーズンになるかと思われたバルセロナだが、蓋を開けてみれば開幕から3連勝を飾ったのに対し、レアルはまだ1勝と正反対のスタートになるのだから、本当にサッカーとは分からないものである。 そのバルサが今期のチャンピオンズリーグで初対戦となったのは、昨シーズンの準々決勝で堅い守備を崩れずトータルで0-3の […]

「らしくないブッフォン、らしくないユベントス、決勝の魔力に屈する」UEFAチャンピオンズリーグ決勝 ユベントス-レアル・マドリー

昨日は淡路島まで日帰りドライブに出かけ、お疲れ状態+酒でフラフラしながら試合を見たので印象面のみでご勘弁を。 まず試合を見始めて思ったのは「ユベントスらしくない試合の入り方だな」と。レアル相手に守ってカウンターを仕掛けるかと思いきや、意外にも初っ端からハイプレスをかけて、イグアインの惜しいシュートを含めて前半20分まで3本のシュート。 逆にレアルはじっくり守りから入り、20分にカウンターから右サイ […]

「18歳のワンダーボーイに、34歳と39歳のおじさんが立ちはだかる」UEFAチャンピオンズリーグ準決勝 第1レグ モナコ-ユベントス

レアルがアトレティコを3-0で一蹴した翌日に行われた、チャンピオンズリーグ準決勝のもう1試合、モナコ対ユベントスは、こちらも敵地でユベントスが2-0と快勝して早くも決勝カード確定の雰囲気が漂う結果になってしまった。 ユベントスのフォーメーションは、最近の4-2-3-1ではなくて1トップにイグアイン、ウイングにマンジュキッチとディバラを配した3-4-3。おそらくアウェイという事もあって、モナコの4- […]

「イスコを”ガンバの遠藤”として使い、アトレティコのプレスを無力化したジダン監督」UEFAチャンピオンズリーグ準決勝 第1レグ レアル・マドリー-アトレティコ・マドリー 

もはやチャンピオンズリーグの恒例行事とかしている、レアルとアトレティコのマドリー・ダービー。 今期は準決勝で相まみえる事になったわけだが、レアルホームの第1レグはクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックでレアルが3-0で快勝という、意外な結果で折り返す事になった。 その要因としては、あわや逆転負けしそうになった準々決勝のアウェイレスター戦を見ても、グリーズマンを中心としたアトレティコの前線が決し […]

「メッシの至近距離シュートをも曲げる、ブッフォンの反重力」UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝第2レグ バルセロナ-ユベントス

ベスト16ではPSGに対する4点差のビハインドを、ホームのカンプ・ノウで6-1の歴史的な大勝でひっくり返したバルセロナ。同じように3点差を付けられた準々決勝で、ユベントス相手に前回の再現を狙った試合だったが、結果は1点も取れず0-0のスコアレスドローに終わってあっけなくバルサの敗退が決まってしまった。 正直なところ、PSGのGKトラップとは能力も経験値も2回りは上のブッフォンを擁するユーベに対し、 […]

「”絵に描いた餅”戦術と”調子だけで決める”人選が表したトゥヘルの限界」UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝第2レグ モナコ-ボルシア・ドルトムント

ドルトムントホームでの第1レグを2-3で落とし、敵地で2点差以上の勝利が必要だったドルトムントだったが、第2レグでは前半20分までにいきなり2失点を喫してしまい、モナコを追い詰めるところまで行かずに敗退という屈辱を味わってしまった。 バス爆破事件があった影響なのか、モナコでも試合前に警察によるバスの足止めを食らい、メンタル的にも難しい面が多かったのは事実だろう。そういう場合、経験豊富なベテランを中 […]

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