なでしこ

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不世出のスーパースター、澤穂希選手の現役引退に寄せて

先ほどNHKの速報で、あの澤穂希選手が現役引退を表明したというニュースが飛び込んで来ました。 言うまでもなく、前人未到のW杯6大会出場にしてドイツW杯の得点王兼MVP、翌年にはFIFA最優秀選手を受賞と、これに並ぶ実績を挙げる選手はこの先にも後にも日本に生まれることはまず無いであろう真に偉大なフットボーラーであり、日本にここまで女子サッカーを根付かせた最大の貢献者である事は間違いありません。 個人 […]

澤穂希選手、ご結婚おめでとうございます!

東アジアカップは男女とも優勝が果たせず、最近はあまり良いニュースが少ないサッカー界に、昨日は日本中を震撼させるビッグニュースが飛び込んできましたね! ニュース : 澤穂希選手入籍のお知らせ – INAC神戸 レオネッサ 澤さん自身の口から知らせるまでチームメイトは誰も知らず、あの芸能レポーターの井上公造氏が全く気付かなかったというぐらいに、鉄壁の危機管理能力をサッカーのみならず私生活で […]

「何とか勝利で最後を締められたが、日本の課題は残されたまま」東アジアカップ2015女子 日本-中国

ここまで東アジアカップを連敗しているなでしこジャパン。最終戦の中国戦は終盤の2ゴールで突き放し、何とか1勝を挙げて大会を終えることが出来た。 中国は、W杯でベスト8になったメンバーから10人が残っているチームだったが、とにかくほとんど攻撃に人数をかけてこず、セカンドボールを拾いに高い位置からプレスをかけて来ることも無かったのでロングボールを蹴られてもほとんど怖さを感じなかった。 が、それでも日本の […]

「チャレンジなでしこにとりわけ目立つ、”サッカーをプレイする”範囲の狭さ」東アジアカップ女子 日本-韓国

リオ五輪以降を目指す、次世代のなでしこジャパンメンバーを選考する大会と位置づけられた東アジアカップ。その「チャレンジなでしこ」達は、北朝鮮戦に続いて2戦目の韓国戦でも連敗し、W杯なでしこメンバーとの力量差をまざまざと見せつけられる結果になってしまった。 とにかく敗因としてはっきりしているのは自分たちのプレイにつまらないミスが多すぎること。自陣でDFやボランチが相手にパスする機会は数え切れないぐらい […]

「これでは世代交代が進まないのも無理は無い」東アジアカップ女子 日本-北朝鮮

土曜日から始まった東アジアカップ。日本の初戦は北朝鮮だったが、相手がほぼベストメンバーで日本はW杯サブ組と国内組で構成された完全2軍とはいえ、結果は2-4で完敗。世代交代に失敗していると言われるなでしこジャパンの現実を思い知らされる結果になってしまった。 とにかく見ていて誰もが感じた事だろうが、あまりにも簡単に相手へボールを渡してしまうミスが多すぎる。ボールを大きく動かすというチームに狙いは確かに […]

「決勝を楽しみに来た日本、獲物を仕留めに来たアメリカ」女子ワールドカップ2015 決勝 日本-アメリカ

ツール・ド・フランスの期間中だけど、やはりなでしこジャパンはアメリカにどう敗れたかというのを確認したくて、昨晩は改めて決勝の試合を見てみた。 世間は、なでしこジャパンは良くやった、勇気をもらった等のポジティブな感想に溢れ、確かに自分も昨日はそう書いたのだが、いざ試合を見てみると生来の天邪鬼な性格がムクムクと持ち上がってしまい(笑)、これは実力差や運の問題では無くて、日本がアメリカに戦略で敗れ、日本 […]

アメリカに完敗も、諦めない気持ちを見せたなでしこジャパン

前回に引き続いてアメリカとの対戦となった女子ワールドカップ決勝戦。 もちろん私は試合中は通勤時間&お仕事なので陰ながら応援しておりましたが、残念ながら2-5という完敗に終わってしまいましたね・・・ それでも、前半の16分までに4点を取られた時には某南米大国のように気持ちが切れて7-0ぐらいのスコアで終わってしまうかと思ったのですが、そこから2点を奪って一時は2点差にまで詰めたのだから本当に立派です […]

「そんなにボロカスにやられていたわけでは無かった、なでしこジャパン」女子ワールドカップ2015 日本-イングランド

昨日の準決勝イングランド戦を行っていた時間に、リアルタイムでネットでの試合状況を聞いていると、日本は相当イングランドに押し込まれて何も出来なかったような印象を持っていたんだけど、実際に試合を見てみたら意外とちゃんとした試合になっていたなと思った。 特に前半は、ボランチやFWがイングランドのゾーンの間でこまめに動いてパスを呼びこむ動きと、DFからのパス出しのタイミングがきっちり合っていて、相手のプレ […]

なでしこジャパン、不思議の決勝進出!

つっても、私は寂しくお仕事なので試合自体は今晩のお楽しみなわけですが・・・ 仕事をしているふりをしてTwitterに張り付いていた流れを追いますと、日本は相手のフィジカルとロングボールに苦しんで自陣に押し込まれ続け、それでも前半33分に有吉の抜け出しを相手が抑えこんでPK、これを宮間が決めて日本が先制。しかしわずかにエリア外だった帳尻なのか、前半のうちにゴール前混戦で今度は日本がPKを取られ同点。 […]

「この引き出しがディフェンディング・チャンピオンの余裕か」女子ワールドカップ2015 準々決勝 日本-オーストラリア

アメリカ、スウェーデンという強豪が揃ったグループを勝ち上がり、ベスト16では強豪のブラジルを破って波に乗っているオーストラリアとの準々決勝。しかし日本は日程的な不利を物ともせず試合を優位に運び、終盤にCKからのこぼれ球を岩渕が押しこむ決勝点を挙げて準決勝へと駒を進めた。 日本が終始試合をコントロール出来た理由は、まずオーストラリアに対する入念なスカウティングと、それに対するゲームプランを選手がしっ […]

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