Jリーグ

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チャンピオンシップの是非を問うよりも、はるかに大切な事とは

コアなサッカーファンには極めて不評で、しかも事前のマスコミからのアナウンスはほとんど無く、おそらく出場チームの条件やホーム・アンド・アウェーのルールなどが一般ファンには全く理解できていないであろう中で行われたJリーグ・チャンピオンシップ。 しかし蓋を開けてみれば、広島地方で試合後半に35.1%という視聴率を叩き出し、関東でも10.4%と日本シリーズの視聴率に負けない数字を出し、Jリーグ全体でも平均 […]

「この1年間の戦術的なツケが、大きな代償となってしまったセレッソ」J1昇格プレーオフ決勝 アビスパ福岡-セレッソ大阪

本当は日曜の夜に見る予定だったんだけど、あまり酒が入った状態でこういう緊迫した試合は見たくなかったので、休肝日の月曜日に改めてじっくりと見させてもらった。 勝ち点15という大きな差がついたリーグ3位と4位の対戦という事で、もっとアビスパ寄りの試合内容を想定していたんだけど、やはり選手個人個人のクォリティで明らかにセレッソは上回っており、全体的なペースを握っていたのはセレッソのほうだった。 引き分け […]

「最後まで宇佐美に殉じてしまったガンバのチャンピオンシップ」Jリーグ・チャンピオンシップ第2レグ サンフレッチェ広島-ガンバ大阪

ガンバのホームで行われた第1戦を3-2と広島がリードして迎えた、エディオンスタジアム広島での第2戦。スタメンは、ガンバが第1戦の退場で出場停止になったオ・ジェソクに代わって米倉が入っただけで同じメンバーでの対戦になった。 2点差をつけられなければ良い広島はあまり高い位置からプレスを仕掛けてこず、自陣の低めの位置に5バックのディフェンスを敷いて専守防衛の形を取る。 ガンバの狙いは、第1戦に引き続いて […]

「パトリック投入が押してしまったカオスへのスイッチ」Jリーグ・チャンピオンシップ決勝第1レグ ガンバ大阪-サンフレッチェ広島

この日に試合がある事を全く周知させられていない運営、そして試合が終わるまでチャンピオンシップの決勝に第2戦がある事をアナウンスせず、この試合だけの盛り上がりを優先したTBSテレビと、一般層に対する認知度向上という意味では最悪の結果になってしまったチャンピオンシップ第1戦だったが、試合自体は終盤に二転三転するエキサイティングな内容になったのはある意味救いであり皮肉であった。 ガンバのフォーメーション […]

実に楽しみな、マガト監督とJリーグの”マリアージュ”

これから誰も知らないJリーグチャンピオンシップ決勝が行われるわけですが、それよりも昨日の夜にTwitter上で突然流れて来た、サガン鳥栖にあのフェリックス・マガト監督が就任するというニュース。 その時点ではまだ噂の段階ではあったのですが、しばらくしてお膝元メディアである佐賀新聞のサイトで、鳥栖の竹原社長が最終交渉段階にあると発言した記事が出たことで確定的隣、TLや掲示板などでは阿鼻叫喚の光景が繰り […]

「ミシャはやはり”自分たちのサッカー症候群”から脱却できないのか」Jリーグ・チャンピオンシップ 準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪

いや~、しかしガンバがゴールポストをパスワークに組み込んだ世界最先端の戦術を開発したとは驚いた。 と言いたくなるぐらい、丹羽のバックパスがポストに当たって跳ね返り、それをガンバがカウンターでつなぎ、最後は米倉のクロスに藤春がボレーで合わせての決勝点に至る流れは美しすぎた(笑)。 しかし試合内容はそういうネタ的なオチで決まるのがもったいないぐらいに白熱したものだった。しょっぱなからガンバの阿部がイエ […]

「今期の広島の強さをダイジェストにまとめたような試合」J1 2ndステージ第17節 サンフレッチェ広島-湘南ベルマーレ

今期は1stステージこそ3位で終わったものの、2ndステージでは浦和やFC東京が減速していったのに対し、広島は17試合で13勝と抜群の安定感をマーク、最終戦でも湘南ベルマーレに対して5-0と圧勝、楽々と年間総合首位を決めてチャンピオンシップの第1シードとなった。 昨日はその湘南戦を見たわけだが、一言で言えば今年の広島の強さが凝縮されたような試合だったように思う。 まず第1のポイントとして、戦術と人 […]

「ゲームプランと采配で後手に回ってしまった長谷川監督」ヤマザキナビスコカップ決勝 鹿島アントラーズ-ガンバ大阪

昨日はようやく先週に行われたナビスコカップ決勝を録画観戦。 3-0という試合結果、そして序盤の鹿島の猛攻というイメージがあって、ガンバが一方的にやられている展開を想像していたのだが、意外と勝負としては紙一重だった。 確かに序盤のガンバは鹿島にセカンドボールを次々と拾われて猛攻を食らっていたのは事実。しかしそれは足に不安があった岩下をベンチにして西野と丹羽のCBを先発させた長谷川監督の采配が明らかな […]

Jリーグは”サッカーの戦術”を諦めつつあるのだろうか?

今年のJリーグもいよいよ大詰めとなり、優勝・残留争いはもちろんですが、移籍のニュースも出始める季節になりました。 その中で最近驚かされたのが、柏の吉田達磨監督とFC東京のフィッカデンティ監督の退任の噂、そして名古屋の小倉GMの新監督就任という話。そして吉田監督については、昨日正式に退任の発表がされました。 吉田監督については、クラブ側のコメントに「1つはやはり成績。それ以外でいうと、いろんなチーム […]

「浦和が仕掛けた”戦術槙野”の罠にまんまと嵌ったフィッカデンティ」J1 2ndステージ第15節 FC東京-浦和レッズ

未だにJリーグチャンピオンシップのシステムが良くわかっていないんだけど、とにかく年間総合首位を狙う上では絶対に勝点3が必要だったFC東京が浦和を味の素スタジアムに迎えて臨んだ一戦は、前半のうちに3失点するなど東京の守備が崩壊、最終的には1点差まで迫ったものの浦和に4-3で逃げ切られてしまった。 東京のフォーメーションは中盤がトライアングルの4-3-1-2。おそらくフィッカデンティ監督のプランとして […]

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