Jリーグ

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「浦和魂の逆転勝利。その立役者は・・・」J1第30節 浦和レッズ-横浜Fマリノス

降格圏に入った浦和、首位から勝ち点7が離れているFマリノスと、どちらにとっても絶対に勝利が必要な大一番は浦和が2-1で劇的な逆転勝利を飾り、浦和の選手や監督、サポーターが優勝したかのような大騒ぎとなった。 とは言え、電撃的にペトロビッチ監督が解任され、堀監督になってわずか2日目の初試合なので当然ではあるのだが、浦和の内容的にはそれほど劇的な変化というものは無かったように思う。 前線は、エスクデロの […]

「強みを生かし切れないという弱み」J1第29節 横浜Fマリノス-サンフレッチェ広島

一時はJ1で首位に立ちながらも、ここのところは調子が下降気味で優勝争いから脱落しつつある横浜Fマリノスと、どうも出入りの激しいサッカーで中位から抜け出せない広島との対戦は、両チームの現状を象徴するかのような最小スコアでのドローに終わった。 横浜は、試合開始からボールをポゼッションしてくる広島に対して、4-4のブロックをガッチリ形成して相手のパスワークを封じる形を作るところまではいいのだが、ボールを […]

「中盤の差が勝敗を決める」ナビスコカップ準決勝 名古屋-鹿島

今日のリーグ戦でガンバとの大一番を迎える名古屋だが、鹿島とのナビスコ準決勝では浦和に負けたガンバと一緒に仲良く敗退となってしまった。 名古屋は代表戦でケネディと藤本を欠き、玉田とダニルソンが怪我という事で、1トップに永井、2列目に金崎、ブルザノビッチ、小川という前線を組んだのだがこれが全く機能しない。 名古屋は前でボールが収まらなくてDFラインが高い位置を保てず、だだっ広い中盤を鹿島にやられまくり […]

「浦和はやっと目覚めたか」ナビスコカップ準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪

いくら何でも、浦和とガンバでナショナルダービーは無いでしょう、青島アナ。とつい実況に突っ込んでしまったナビスコ準決勝は、戦前の予想とは全く逆に、浦和がガンバを終始上回る内容で7年ぶりの決勝進出を果たした。 ガンバはイグノと遠藤、加地、明神が出場できず、ラフィーニャとアフォンソの2トップだったのだが、この布陣が全く機能しなかった。2人のコンビネーションが全く無くて前線でのスペースメイクが出来ず、ガン […]

「全く違う前半と後半」ナビスコカップ準々決勝 鹿島アントラーズ-横浜Fマリノス

リーグではともに得点力不足に悩まされている同士の対戦となったナビスコカップ準決勝は、鹿島が延長の末に逆転勝ちで4強へと駒を進めた。 しかし鹿島の前半は相当苦しいものだった。試合わずか1分で中田浩二がロングボールを後頭部に当ててしまっていきなりのオウンゴールを献上すると、今度は渡邉千真のターンに足をかけてしまってPKと、あっという間に2点のビハインド。 横浜得意の2ラインゾーンディフェンスの前に、鹿 […]

「もはや中盤はワールドクラス」J1第28節 清水エスパルス-名古屋グランパス

激烈な優勝争いまっただ中の名古屋にとっては、アウェイとは言え絶対に落とせない試合だったが、あえなく清水に0-2で内容も結果も完敗の憂き目に遭ってしまった。 その違いを生み出した最大の原因は、中盤のクォリティの差に尽きるだろう。 序盤こそ、名古屋は高い位置からプレッシングで清水を押し込む展開が続いたが、この日リュングベリと並んで中盤の左右で先発した小野の思い切ったロングシュートから流れは一変。 守備 […]

「盾と盾の戦いは仙台に軍配」J1第27節 横浜Fマリノス-ベガルタ仙台

本日2試合目の戦評なので簡単に。 J1最少失点を争う2チーム、まさに矛と盾ならぬ盾と盾同士の戦いは、下位のベガルタが優勝争いをする横浜に見事な勝利を挙げた。 横浜は、試合開始わずか3分で、小林祐三が鋭い飛び込みでゴール前に抜け出してのゴールを決める幸先良いスタートを切ったが、その7分後に角田に素晴らしいミドルを決められ、柳沢には12分にバックヘッド気味のゴールを決められてと、せっかくの良い流れをあ […]

「DFラインの違いが大きな違い」J1第26節 横浜Fマリノス-ガンバ大阪

優勝争いの直接対決であると同時に、J1で最強の得点力と、最強の守備力を誇るチームの対決とあって注目された試合は、結局1対1のドローで終了した。 試合展開は、予想通りにガンバがボールをキープして横浜が守備を固めてカウンター狙いという形になったわけだが、個人的にとても面白いと思ったのが、両チームの最終ラインの動きである。 横浜の守備は、ガンバの選手がサイド深くでボールを持つとさすがに後ろまで下がるが、 […]

「どちらも勝てた試合」J1第24節 清水エスパルス-横浜Fマリノス

あの元アーセナルのユングベリが移籍して来る事が決まって、にわかに世間の注目を集めている清水と、優勝争いに踏みとどまりたい横浜Fマリノスとの対戦。 清水は今季好調の高原、そして横浜がトップ下として定着しつつあった中村という攻撃のキーマンを共に欠いた試合とあって、序盤はどちらもあまりボールの基点を作れず、せわしなくボールが行ったり来たりはするもののシュートに至る場面はほとんど作れず。 慌ただしい序盤が […]

「西野監督の珍しい積極采配」J1第23節 ガンバ大阪-柏レイソル(2-0)

草津から移籍したラフィーニャが、最近のガンバにしては珍しくチームに素早くフィットし、一気の連勝で首位に立ったガンバと、一時の勢いが落ちつつある2位柏の頂上対決。 ネルシーニョ監督は、圧倒的な攻撃力を誇るガンバに対して、茨田を遠藤のマンマークにつけるとの談話だったようだが、実際には4-1-4-1のフォーメーションにして、ガンバの中盤4枚に対して後ろの5人がスペースを与えないサッカーをして来た。 それ […]

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