FIFAクラブワールドカップ

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FIFAクラブW杯3位決定戦 浦和-エトワール・サヘル(2-2PK4-2)

決勝には残れなかったが、アジアのプライドを示す意味で重要な3位決定戦。浦和は怪我の闘莉王の代わりに阿部が3バックのセンターに入り、右サイドには細貝、ボランチの一角に山田が入る形で臨む。 試合はいきなり開始4分に、カウンターから突破を仕掛けたシェルミティを坪井がPA内で足をかけてしまってPKを取られてしまい、引いた戦いを得意とするエトワール・サヘルにとって有利な展開に持ち込まれる。 当然、守備に重点 […]

FIFAクラブW杯準決勝 浦和-ミラン(0-1)

浦和は非常にミランを苦しめ健闘した。が、エトワール・サヘル同様、0-1というスコアに内包された途方も無いチーム力の差を、クラブとしてはもとより、日本代表としても考える必要があるのは確かなので、あえて厳しい見方で書いてみたい。 まず浦和にとって問題だったのは、守備面では良く走って体を張ってミランの攻撃を防いでいたが、そこから攻撃に移った時に、前線への有効なパスコースが作れずにほとんどがバックパスでD […]

FIFAクラブW杯準決勝 エトワール・サヘル-ボカ・ジュニアーズ(0-1)

まずはボカの第1戦。ボカはおなじみパレルモとパラシオの2トップで組む4-4-2、エトワール・サヘルはシェルミティを1トップにした4-5-1という形で対峙。 序盤はボカの選手の動きが固く、アルゼンチン選手特有のトラップで前を向いたらまずドリブルで前に出る動きをエトワール・サヘルが良く研究していて、素早く前のスペースをふさいでパスをカットする守備が機能し、ボカにほとんどチャンスを作らせない。 25分ご […]

FCWC準決勝・浦和対ミラン戦展望

ちょっと気が早いけど、今週はCLもあったりするので早めにミラン戦の展望なんぞを書いてみます。 ミランはCLでのホームセルティック戦のように、コンパクトな陣形を維持しながらパスを回し、浦和の守備にスペースが空いたところに一気に縦にクサビのパスを入れて攻める形で来るはずです。 1トップのピッポ(またはジラルディーノ)やトップ下のセードルフのポストプレイに厳しくチェックを入れるのは当然ですが、カカーは一 […]

FIFAクラブW杯準々決勝 浦和-セパハン(3-1)

ミランへの挑戦権をかけたACL決勝の再戦。浦和はネネ・闘莉王・坪井のDFに阿部と鈴木のボランチ、サイドが相馬と細貝、トップ下に長谷部、2トップがワシントンと永井の3-5-2。セパハンは攻撃の核であるナビドキアとカリミの両方を欠いた苦しい布陣。 最近は疲労からダメダメな試合が続いていた浦和だが、この日は浦和にしてはDFラインの押上げが積極的で、中盤のチェックが機能してセパハンの起点を潰し、高い位置取 […]

FIFAクラブW杯準々決勝 エトワール・サヘル-パチューカ(1-0)

アフリカ王者と北中米カリブ地域王者との準々決勝。 序盤こそエトワール・サヘルが高い位置からプレスをかけて中盤でのボールの奪い合いが見られたが、試合が落ち着くとメキシコらしい細かくパスをつなぐサッカーでパチューカがボールを支配する。 しかしエトワール・サヘルは、4バックのコンパクトなゾーンを敷いてゴール前に壁を作り、パチューカのパスはただ回しているだけになってなかなか効果的な攻撃を繰り出せず、前半の […]

FIFAクラブW杯1回戦 セパハン-ワイタケレ(3-1)

後半からは観客の後押しもあってワイタケレが盛り返したように見えたが、やはり選手個々のテクニック、スピード、戦術の浸透度でセパハンとは大きな差を感じる試合だった。 ワイタケレのようなチームが格上相手に戦う場合は、フィジカルと闘志を前面に出して、キック&ラッシュと激しいプレスで相手にペースを渡さないようにする事が重要なのだが、緊張からなのか経験不足なのか、簡単にサイドへの抜け出しを許すなど全く逆のプレ […]

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